3月14日のホワイトデーには本命・義理を問わず、お菓子をお返しするというのが定番ですね。
ホワイトデーのお返しのお菓子にはそれぞれ意味があるという事をご存知ですか?
意味を知らずにお返しを渡して相手が「そんな気持ちだったの・・・(´;ω;`)」とがっかりするようなことがないようにしたいですね。
ホワイトデーのお菓子選びに参考にしていただけるようにホワイトデーのお菓子の意味についてをまとめてみました!
調べてみるとホワイトデーが始まった経緯などもわかってきたので併せてご覧ください!
ホワイトデーのお返しのお菓子に意味がある?一覧で紹介!
ホワイトデーのお返しのお菓子と込められた意味を8つご紹介していきます。
贈りたい相手によってはNGなものもあるので参考にしてみてくださいね。
・クッキー・・・あなたは友達
サクサクの食感からあっさりした関係というイメージがあるそう。
・キャンディー・・・あなたが好きです
口の中でキャンディーの甘い味が長く続くことが由来だそうです。
・マカロン・・・特別な人
マカロンは他のお菓子より値段が高いからだそう。
・マドレーヌ・・・あなたと仲良くなりたい
マドレーヌは貝の形をしているものもありますね。
昔から日本では貝は2つ合わさっているものなので、「縁結び」や「夫婦円満」という意味が込められてお祝いの席に出てきたりします。
・キャラメル・・・一緒にいると安心する
キャラメルの優しい甘さが由来のようです。
・マシュマロ・・・あなたのことが嫌い
口に入れたらすぐに溶けてしまうマシュマロは、あなたとの関係を解消したいというメッセージだそう。
・バウムクーヘン・・・幸せが長く続いて欲しい
結婚式の引き菓子として人気のバウムクーヘンには「幸せが年輪のように増え長く続くように」との願いが込められているそう。
ホワイトデーでも同様の意味が込められているんですね。
7つ紹介しましたが、一番素敵だなと思ったのが「チョコ入りマシュマロ」です。
意味は「あなたからもらった気持ち(チョコ)を僕の優しさで包むよ」ということだそうです。
素敵な意味がつけられた経緯は意外なところからでした。
バレンタインが流行った1960年前後のこと。
福岡市の老舗菓子屋「石村萬盛堂」社長がお菓子作りのヒントを探して女の子向けの雑誌を見ていたところ・・
「バレンタインのお返しがないのは不公平。マシュマロやハンカチなどをお返ししてくれたらいいのに・・・」という記事を見つけました。
石村萬盛堂ではマシュマロで黄身餡を包んだ「鶴乃子」という福岡を代表するお菓子を製造していました。
その「鶴乃子」をバレンタインにお返しとして贈るというアイデアを百貨店に提案したことが始まりだそうです。
当時はホワイトデーという名前ではなく「マシュマロデー」だったそう。
1970年ころに「他にもお菓子を売り出したい」という意図で「マシュマロデー」から「ホワイトデー」という名前に変更。
「ホワイトデー」になってから世間に広まっていったようです。
つまり、ホワイトデーとは老舗のお菓子屋さんが商品の消費拡大のために打ち出した戦略が始まりだったんですね。
ホワイトデーのお返しのお菓子で意味がつけられていないものは?
「あなたが好き」や「仲良くなりたい」など意味がついているお菓子をご紹介してきましたが、特に意味がつけられていないお菓子をご紹介したいと思います。
- ケーキ
- チョコレート
- ラスク
- トリュフ
- どら焼きや大福などの和菓子
学校や職場などで義理チョコへのお返しには意味がつけられていないお菓子から選ぶと無難ではないかと思います。
ホワイトデーのお返しのお菓子の意味についてまとめ
ホワイトデーのお返しのお菓子に意味があるという事は初めて知りました。
お返しにありがちなクッキーに込められた意味が「あなたは友達」だったとは驚きです。
ホワイトデーが流行したのは1970年ころからで歴史はまだ浅いので、お返しのお菓子に込められた意味は伝統的な感じではないようですね。
私が調べた中では、どこのだれが意味をつけたのかというところまではわかりませんでした。
「もしかしたら最初は噂レベルだったものが、だんだん広まって定着していったのかもしれないな」と思いました。
でも大切な人に「こんな意味があったの?」とがっかりさせる訳にはいかないですよね!
大切なお相手には、「あなたからもらった気持ち(チョコ)を僕の優しさで包むよ」という意味が込められたチョコ入りマシュマロを贈るのがいいかもしれませんね。