スーツで通勤する朝が、雪の日だったらどうしますか?
いつものパンプスだと靴の中まで雪が染み込んでくるかもしれません。
こんな冷たい冬に足を濡らしたら風邪を引いちゃいますよね。
ヒールのあるレディース靴なんて履いて通勤したら、つるりと滑って転んでしまうかも。
歩いて通勤するのが心配ですよね・・・

雪の日の朝

危険で寒い雪の朝でも大丈夫!あなたにおすすめの靴を用意しましたよ!

また、面接などの大事な日が雪の日だったらどうしたらいいのでしょうか?
雪の日だからブーツでもOKなのでしょうか?調べてみました。


 


困った!雪の日にスーツ!どんなレディース靴がいい?

防水スプレーをコート吹付け雪の侵入を防いでも、雪は靴の中までやってきます。
そんな時のためにいくつかスーツ対策の靴を紹介しますね。

雪道には革靴やスニーカーは不向きだし、ハイヒールはとても危険ですよね。

ではどんなレディースの靴が雪の朝の通勤に向いているかというと、それはブーツ!
ブーツは次の3つの条件をクリアしているので雪の日にはとっても頼りになるファッションアイテムなんです。

・雪が靴に染み込まない、濡れない。(防水、撥水性がある)
・靴底が滑りにくい。(防滑性がある)
・保温性があって暖かい。

 
ブーツは雪の日にはとってもありがたいです。

スカートにブーツ

ショートブーツはスーツで雪の日には最適

ブーツはカジュアルになりがちですから、色を統一しておしゃれに着こなしましょう。
パンツスーツなどは温かくて雪の日にはありがたい服装ですよね。でも裾あたりが濡れてしまいます。
裾を濡らさないように靴の中にパンツの裾を入れる人もいますがかっこ悪いですよね。

いつものスーツがスカートなら、レディースのショートブーツをおすすめします。
ストッキングの色とショートブーツの色を統一すると長脚に見えますよ。
鋭角的なブーツだとシャープに見えるためスーツと相性がいいです。

ブーツで通勤

 
ショートブーツはコートを脱いだ時に社内でも違和感はありません。
でも、出勤後はパンプスに履き替えてくださいね。ブーツは屋外用ですから。

オフィスでブーツ

 
同じくショートブーツとスカートを組み合わせた写真です。
フレアースカートやタックの入ったスカートでもショートブーツは合いますね。

オフィスでブーツ2

 
ショートブーツ以外でも防水機能のあるレインブーツならパンプスのように履くことができます。
 


 

こういうレインシューズなら温かくて濡れない上に滑りにくいのでありがたい!
遠目に見たらパンプスと間違えてしまうくらい似ています。スグレモノですよね。

スカートレインブーツコーデ

 

紹介したように雪の日はショートブーツで通勤しても大丈夫。スーツ姿でも違和感なくコーディネートできますよ。
しかし、社内についたら履き替え靴に替えて仕事をしてくださいね。
ブーツは外を歩くための靴ですから。
ロッカーの中には替えのパンストだけではなく、予備のレディースパンプスがあるといいですよ。
備えあれば憂い無しです♪

ブーツだけでなく、他の方法もあります。
それは靴に滑らないゴムバンドを付ける方法。

滑り止めスパイクのゴムバンド

わざわざ雪の日だけのためにブーツを買うのに抵抗がある人は特殊ゴムの滑り止めの付いたゴムバンドがおすすめです。
軽量な商品もたくさん出ていますよ。
マジックテープで簡単に装着できる道具はとても便利。
これで滑って転倒するという危険を回避できますね。

雪道スパイク簡単に靴に装着ベルト

 

屋内に入る時は必ず取り外してくださいね。固い床で歩くと音がするし、滑ります。
このようにパンプスにも装着できますよ。

 
滑り止め効果はスパイクなので抜群ですね。
カバンに用意しておくと急な降雪にもすぐに対応できるし、これなら靴を選びません。
滑り止めで靴に取り付けるタイプのものは、ネットではたくさん売られていますよ。
こんなのもあります。
かかとから固定できるので外れたりすることはなさそうですよ。

雪道脱着式スパイク

 

ところで、雪が多めの北陸などの人たちは「知恵袋」では、ブーツで通勤が多いと回答してらしゃいました。
男性もブーツが多いそうです。
しかし、スマートに見せたい時は、外見は普通の靴がいいですよね?
そんな人は靴底を変えてもらうか、それに対応した靴を購入しておきましょう。
ネットでは北海道仕様の靴や、滑らない靴などが売られているので紹介します。
 


北海道仕様の靴を購入か底の張替えか

北海道仕様の靴ってどんな靴なのでしょうか?

スパイクのようにピンや金具が靴底についているものは氷や雪の上では滑りません。
しかし、タイルなど硬い床の上ではかえって滑りやすいのです。

では靴底のギザギザが大きいもの?
溝が深い靴は路面に対してのグリップ力が強く滑りにくくなっています。
しかし、溝に雪が詰まるとかえって滑りやすくなってしまうんですよ。

スパイク金具も溝が深いものも良くないとなると、どんな靴が良いのでしょうか。
一番良いものはスタッドレスタイヤのように柔らかいゴム素材
スタッドレスタイヤのように柔らかいゴムの底は路面に対してピタリと接着するので滑りにくいです。
はやく減りますけど。

北海道のシューズメーカー「ダテハキ」のサイトには通販で滑らない靴が売られています。
雪道でも滑らない靴などをあらかじめ購入しておくのも手でしょう。

こんな素材もありました。
滑る原因は靴底に水や油が入り込んで生じるハイドロプレーニング現象なのですが、靴底と地面が直接触れるように設計した特殊な靴底で、滑りや転倒事故防止の効果がある靴底なんだそうですよ。

滑らないアウトソール

 
時代は進歩してますね!
こちらは防水機能付きのシューズカバー。しかも靴底には滑り止め加工がされているようです。
普段の靴に被せるだけです。

シューズカバー滑り止め付き

 

雪の日にスーツ、なんて日があってもこれで安心。
では、面接などの大切な日に雪が降ってしまったらどうしたら良いでしょうか?
ブーツでも大丈夫なのでしょうか?

スーツで就活や面接!ブーツは駄目な理由

ずばり、面接にブーツはだめです。
雪の日でも面接ならばスーツに合うきちんとした靴で臨んでください。

雪なんだから女性はブーツでもいいんじゃないの?と思う人は面接官のことを考えてみましょう。

真冬でも、雪が降っていてもスーツ姿の男性は革靴ですよね。
どんなときも革靴を履いている男性が面接官としてあなたを面接します。
スーツの女性の場合もありますが、その場合、彼女の足元はどうだと思いますか?
スーツの下はおそらくパンプスです。

面接にブーツを履いてきた女性を見て面接官はどう思うでしょうか?

面接シーン

 

社会の常識を考えて行動することを面接官は期待しているのです。
面接官の期待に答えるためにもブーツで面接は避けましょう。

雪の日に面接がある時はブーツを入れる袋を持って会社に出かけるといいですよ。
きっとその会社の従業員さんたちも社内ではパンプスで仕事をされていると思います。

濡れたパンプスで面接に臨むのは失礼ですから、途中または会社近くまで来たらブーツなどで来ても、スーツに合ったパンプスに履き替えましょう。

じゃぁ、パンツスーツは?ブーツでもわからないんじゃないの??
そう思う人もいると思います。
しかし、面接などの場所ではパンツスーツよりもスカートのほうが正式です。
パンツスーツだと非常識に感じる面接官もいるようですよ。

年に数回くらいしか降らない雪ですが、大切な日にあたってしまうとも限りません。
自分にできることは万全を期して臨みたいですね。
普段の生活の中でも、備えあれば憂い無し。
雪の日の朝に慌てることのないように心も靴も準備をしておくと良いと思います。