月9ドラマ『海月姫」も今回で最終回です!
天水館がなくなると尼~ずたちはどうなるのでしょうか!?
月海の恋の行方も気になりますよね。修か、蔵之介か?月海はどちらかと結ばれるのでしょうか?
では『海月姫』第10話(最終回)のあらすじを紹介します。
尼~ずたちのその後
それぞれ自立し天水館を出て行った尼〜ず達ですが、倉下月海(芳根京子)は漫画喫茶を宿にしていました。
そんな月海の個室を鯉淵蔵之介(瀬戸康史)が訪ねてきます。
月海からクラゲのクララを預かっていたのでクラゲの飼育方法を聞きに来たのです。
すると、漫画喫茶の隣り近所の個室からジジ様(木南晴夏)ばんばさん(松井玲奈)まやや(内田理央)千絵子(富山えり子)が次々に顔を出します。
尼〜ずを卒業すると言いつつも結局はみんな一緒に居ることに呆れる蔵之介です。
蔵之介と月海は一旦、天水館にクラゲの飼育道具を取りに戻ることにします。その途中蔵之介は月海に弟の鯉淵修(工藤阿須加)にプロポーズされた返事はどうなったのか尋ねます。月海はまだ頭の整理がつかないと答えます。
その頃、鯉淵家では修が運転手の花森よしお(要潤)に月海にプロポーズをしたことを報告しますがプロポーズの言葉を聞いた花森は2点と酷評します。
一方で、再開発の見直しを知った稲荷翔子(泉里香)は部下の佐々木公平(安井順平)と共に蔵之介達の父で政治家の鯉淵慶一郎(北大路欣也)を訪ね事実確認をします。
顔を出した修も交えたところで、慶一郎は『反対派の意見を無視できなくなったので見直す事にした』と言いますが、佐々木に『息子2人が反対派だから息子可愛さでじゃないですか。』と言われ微笑む慶一郎でした。
月海と蔵之介が天水館に着くと、真っ暗な天水館の中で人の気配がします。月海は目白先生かと思いますが現れたのは実業家のカイ・フィッシュ(賀来賢人)でした。カイは月海にこれからどうしていくつもりなのかと問いますが月海はデザイナーは辞めると伝えます。
カイは蔵之介に『君は月海に才能を捨てさせた。これが君のやった事の結末だよ。』と告げ月海にもう一度よく考えるように言いその場を去って行きました。
蔵之介の決心
漫画喫茶に戻った月海と蔵之介ですが、蔵之介は尼〜ずにジェリーフィッシュの解散を伝えます。
尼〜ず達がどんどん成長していく中、自分は全く成長出来てないと言う蔵之介。
『俺、一からファッションの勉強をする!だからジェリーフィッシュは解散しよう。』
ちゃんと言いたくてと言う蔵之介にばんばさんは『楽しかった。』といいます。それを聞いて月海は
『最後にまたみんなでショーをしませんか!』
と提案します。尼〜ずのみんなが着たいと思う服を作りたいと思っていたと言います。
それに尼〜ずも乗り気になり、蔵之介も
『やろう!俺たちの卒業制作だ!』
と意気込み最後のドレス制作に取り掛かることになります。
こっそりと天水館に戻ってきた尼〜ず達に月海がドレスのコンセプトを説明します。
月海はクラゲは成長の過程で姿形を変える『変態』があり、英語で言うと『メタモルフォーゼ』が今回のコンセプトだと説明します。
コンセプトが決まりそれぞれに作業に取り掛かろうとしますが、月海は作業を始める前にちゃんと修に話をしたいとみんなに告げます。
蔵之介は
『いいよ』
と月海を送り出します。
修を呼び出した月海は
『すごく嬉しかったんです。守ってくれると言ってくれたことも、、、でも守られてるだけではダメなんです。まだ何もやれてないんです。今作りたいものがあって、、、』
と自分の今の気持ちを伝えます。修は
『兄貴と?』
と訪ね月海は
『はい、だから今はこういったものは、、、』
とクラゲの婚約指輪を修に返します。
その頃カイは抱える工事が大きな損失を出し『無駄は切り捨てる』と、バッサリ従業員を切るように冷酷に指示を出します。その後、秘書のファヨン(伊藤ゆみ)は会社を辞め好きな事をすると言いカイのもとを去ります。
天水館ではノムさんとインド人のナーシャが加わりドレス作りが始まります。
クラゲの変態を表す生地に悩んでいた月海ですが、まややのジャージを見てこれだ!と閃きます。伸び縮みするジャージ生地なら作れるといい生地が決定しますが、じじ様に
『予算はゼロ円です。』
と言われます。しかし、千絵子が目白先生なら稼いでるから資金を出してくれるかもと提案をし、目白先生にお願いに行きます。
目白先生の返事は
『以前のようなショーが見れるなら生地代くらいだすよ。』
と資金出しを快諾するものでした。そして目白先生もあのショーを見てた事に驚く尼〜ず達でした。
鯉淵家では蔵之介が修にショーの会場の相談をしていました。修は蔵之介と月海と3人で暮らすことができたら楽しいだろうなと切り出します。蔵之介は
『もしそれが出来たなら母さんもこの家にいれただろうな。世間の目など気にせずに一緒に暮らせたら良かった。』
と悲しそうに母リナ(若村真由美)を想い呟きます。今回のドレスのコンセプトがクラゲのメタモルフォーゼであると知った修はあることを思いつき、会場は任せてくれと蔵之介に言います。修は水族館でのショーを閃き、水族館に足を運び無理を承知で無料で会場を提供して欲しいと頼みます。しかし難しいとこと断られてしまいます。そんな時、水族館の館長だと言う人が現れます。実はこの館長は前回修が助けたおばさんだったので快く承諾していただくことができ、会場を貸していただけるようになります。
公園ではまややとばんばさんが花森を交えたい焼きを食べていました。まややは
『たまに月海がクラ子のことを蔵之介と呼んでいる、あいつ(蔵之介)は本当は男になりたかったんだろうなと』
言います。それに対して花森は
『女になりたかったんだと思いますよ。蔵之介さんが女なら速攻でアタックしてます。』
と蔵之介が男である事をバラします。まややとばんばさんは混乱しますが、ショーが終わるまでは内緒にしておこうとこの事を黙っておくことにしました。
一方でカイはCEOを解職されます。
天水館ではドレス制作が進み、蔵之介はじじ様と招待状を作り稲荷や慶一郎、お世話になった多くの人に送ります。
蔵之介は慶一郎に大学を辞めてファッションの勉強をしたいと伝え、ショーを見にきて欲しいと招待状を渡します。
ドレスが完成しみんながその場で倒れ寝ている中、月海はクラゲのクララに話しかけます。
それを聞いていたのか、蔵之介と尼〜ず達は寝たまま微笑みます。
ショーが開催される!
鯉淵家では慶一郎が修にショーに行くのかと尋ね、1つ頼まれて欲しいと言います。
ファッションショー当日、水族館のクラゲのコーナーに司会の花森が現れショーがスタートします。観客席にはカイやファヨンの姿もあり、カイは
『彼女が僕たちの服に命を注ぎ込んでくれる筈だったのにな、、』
と呟きます。
モデルの蔵之介とまややが現れランウェイを笑顔で歩いて行きます。しかし突然蔵之介の動きが止まります。
修が蔵之介の母リナを連れて来ていたのです。
それを見て動揺した蔵之介は動けなくなりまややに引っ張られる形で舞台裏に戻ります。
月海にどうしたんですか?と聞かれ蔵之介は
『母さんが来てる。俺、動揺しちゃって、、、』
と答えます。それを聞いた月海は尼〜ずたちにドレスに着替えるように言います。千絵子はこんな体型で、あとはアフロと幽霊なのに無理だと言いますが、
『クラ子さんは少し休んでいてください!今までクラ子さんに助けてもらっていたから今度は私達が助ける番です!』
と言います。それを聞いてじじ様は
『私やります。これは私達が着れるドレスなんだから大丈夫です。』
とメガネを外し、率先してドレスに着替えショーにでます。
じじ様に続き尼〜ず達も着替えてランウェイに登場します。
観客席にいた稲荷も
『これがあのオタク軍団!?』
と驚きます。月海は(お母さん、あなたが言っていた通りでした。女の子はみんなお姫様になれるんだよって、、、)と皆んなの姿を見て感動しています。
控え室の蔵之介のもとにはリナが訪れ、慶一郎から立派になった蔵之介を見て欲しいと連絡があり駆けつけたのだと明かし
『本当に立派になったわね、、本当にごめんね』
と蔵之介を抱きしめます。
鯉淵家では、慶一郎がパソコンでショーの様子を見ています。そんな慶一郎に妻の容子(床嶋佳子)は行けば良かったのにと言いますが、
『今日は結婚記念日だろう』
と花束を渡し抱き寄せます。
ジェリーフィッシュのショーもクライマックスになり月海が準備をしていると真っ白なタキシードに着替えた蔵之介がやってきます。
『これが俺たちのラストステージだ!行くぞ!』
と手を引きステージへ出る直前
と月海に告げます。
ショーが終わり、修は月海に
『蔵之介に大切な人が現れたら私の分まで愛してあげてと伝えて』
とリナから伝言を貰っていたことを伝え修は去っていきます。
目白先生の正体
天水館では尼〜ず達がショーの打ち上げを行なっていました。
蔵之介はみんなに明日からニューヨークにファッションを学びに行くと伝えます。
そこへカイとファヨンがやってきます。
CEOを解雇されたカイは退職金代わりに天水館をもらい、天水館のオーナーとしてジェリーフィッシュを応援していくと言います。
蔵之介は
『でも、もう服作りは、、、』
と切り出すとまややが
『作りますぞ!その為にお主は海外に勉強しに行くのだろう?』
と言います。みんなもここで服を作りながら蔵之介の帰りを待つと言います。蔵之介も天水館でまたみんなと服を作りたいと気持ちを伝えます。そして、カイ達が帰った後蔵之介は
『実は俺男なんだ!』
と告白します。それに対してとっくに気づいてましたと言うじじ様に、女だろうが男だろうがクラ子に変わりはないと言うばんばさんです。
気づいてなく軽くショックを受けていた千絵子も
『そうよね、We are尼〜ずよね。』
と納得します。そんな中いつの間にか現れた男性に誰!?と驚く一同『目白樹音は男です』という紙を持った男性(滝藤賢一)が目白先生だと気づき千絵子は目白先生まで男だったなんてと、倒れます。
天水館に入った時に千絵子に一目惚れした目白先生は千絵子に他の男性を近づけないように男子禁制にしてしまい、最終的には自分も出て行けなくなってしまったという事でした。
月海の部屋で月海は
『蔵之介と出会って開けたくても開けられなかった扉を開けることができた』
と蔵之介にお礼を言います。
そして、遠く離れてしまうし、いつまでも蔵之介に頼ってられないので月海は
『私は待ってません!』
と蔵之介なしでもジェリーフィッシュを存続させていく宣言をしました。
そんな月海に蔵之介は
『俺がいないとただのクラゲオタクだったくせに、、』
と出会いを話し出しますが、そんな話を塞ぐように月海が蔵之介にキスをします。
驚く蔵之介に月海は
『ただの挨拶です!』
と言います。その言葉に微笑み蔵之介は月海の頭を引き寄せて抱きしめるのでした。
海月姫 最終話の感想
とにかく、終わってしまった〜という感じですね。
さすがに最終話は色々なところでまとまりがありきゅんきゅんしました。
蔵之介の強引さに負けて今までしぶしぶ作業をしていた尼〜ずが、自分達からドレスを作ろうと言ったり、これからも服を作りながら蔵之介を待つと言ったところなど尼〜ずの成長や蔵之介との友情みたいなものにも感動です。
そして、最初は反対していたお父さんの慶一郎も全部の行動が最終的には子供を思った行動になっていたり、家族を大事にしてるのもわかりましたし、蔵之介とリナの再会も裏には父の優しさがあったり素敵なお父さんですよね。
ショーでは尼〜ずみんながドレスを着て出て、オタクの姿とは想像できない美しさがそれぞれありました。
ありのままの自分達でも着れるドレスと言うことで着飾らず出たんでしょうが稲荷が驚くほどそのままの姿でも尼〜ずは綺麗だったと言うことです。
個人的にはばんばさんの顔が見れたのは嬉しかったですね。
目白先生に関しては、まさかの男だったと言う事でみなさん驚かれたと思います。でも、最後に出てきてくれて良かったです。目白先生の正体もわかりスッキリしました。男子禁制の理由も面白かったです。今後千絵子と仲良くしてほしいなと思います。
なんと言っても、ずっと気になっていたのが月海と蔵之介と修の三角関係です。
ショーに出る前の『愛してる』にドキッとし、月海のまさかの月海からのキスにドキドキ、そして蔵之介が月海を抱き寄せて終わるというその後が気になりますが、いい終わりかたっだったのかなと思います。
最終的には蔵之介と月海が結ばれたということですね。
久しぶりにドラマでドキドキさせて頂きました。
海月姫は恋愛だけではなく、オタクの成長や友情の面も面白いドラマだったと思います!
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