NHKの番組で、ゼンタングルについて特集をやっていたんですが、お子さんを亡くされた方が喪失感と無気力に苛まれていた時、ゼンタングルと出会い、気力を見出したという内容が紹介されていました。
例えようのない悲しい出来事を乗り越える程のゼンタングルについて気になったのでいろいろ調べてみました。
ゼンタングルとは、アメリカから始まった新しいデザインアートです。
「ZEN(禅)」と「髪や糸などが絡まる」という意味の「Tangle」からきている造語。
1枚の紙をいくつかのエリアに分けて、エリアの中を曲線や丸などの決まった模様を繰り返し描いていくという書き方をします。
↓下の画像は6つのエリアに分けて5種類の決まった模様を描いています。
描いている間は無心になり、禅と同じ効果があると言われています。
ストレスから開放されたり、頭の中を空っぽにしたい時に行うと効果的なようですよ。
「初心者でも大丈夫?」と思う方もいらっしゃるかと思い、
今回は、ゼンタングルのパターンの見本と書き方についてご紹介していきたいと思います!
ゼンタングルの見本パターン一覧
模様のことをパターンと呼びますが、
ゼンタングルのパターンの種類は公式のものだけでも100種類以上あります。
ゼンタングルの人気や認知度があがるにつれて、パターンの数も日々増えていっています。
その中から初心者が書きやすいゼンタングルのパターンをご紹介していきたいと思います。
1.光を表したようなパターン
描き方は簡単なので取り入れやすそうです。
2.網のようなパターン
下の画像の左上→左下→右上→右下の順に描いていくと出来上がります。
3.花のパターン
大きさや線の太さなど変えてみると変化が出ますね。
↓左から右に向かう手順で描いていくと、花のパターンが出来上がります。
↓こちらも花の模様ですが、簡単に描けそうです。
4.丸の組み合わせ
左上→左下→右上→右下の順に描いていくと出来上がります。
5.曲線の組み合わせ
アメリカ発祥のアートですが、このような和風の模様も人気があるようです。
左上→右上→左下→右下の順に描いていきます。
6.波を表した様な模様
木の年輪にも見えてきますね。
模様が何を表しているのか考えてみるのもゼンタングルの面白みかもしれませんね。
ここまでご紹介したパターンはごくごく一部です!
↓下の2つの画像の様に、ご紹介しきれないほどたくさんのパターンがあり、これからも増えていくでしょう。
ゼンタングルの描き方の基本
パターンの一覧を見てみたところで、次はゼンタングルの描き方についてご紹介していきます。
ゼンタングルに必要なものは紙と鉛筆(ペンでも可)だけ!
では手順を画像も入れてご説明していきますね。
1.パターンを入れる外枠の線を書く
一枚の紙に一つのパターンではなく、1枚の紙に複数のパターンを書きます。
一番初めにパターンごとにエリア分けする必要があるのです。
エリアを分ける線は薄く描いておいて、上から書くパターンの線は濃く書きます。
2.エリアごとに好きなパターンで空白を埋めていく
エリアの中の空白をパターンで埋めていきます。
パターンの大きさや線の太さなどは自由。
ただし、一度描いたら消さない!というのがゼンタングルのルールです。
失敗しても失敗を認めることが大事だそうです。
↓下の画像は、エリアを分けて半分までパターンで埋めたところです。
3.立体感を出すためにぼかしを入れる
ぼかしができるとグッと完成度が上がります。
どのパターンのエリアが上にきて、どのパターンのエリアが下にくるのか確認しながらぼかしをいれましょう。
上にくるパターンのエリアの周りを指でこするだけです。
濃さやぼかすところなど、やってみるとだんだん分かってくるのもタングルの面白さの一つですね。
↓5つのパターンを使い完成した作品です。
ゼンタングルの奥は深いんですよ。
つい目が止まるような素晴らしい作品を紹介していきますね!
↓細かいところまで丁寧に描かれています。
↓子供たちもゼンタングルに夢中です。
↓ゼンタングルがネイルに!
↓日本のアニメとコラボ作品!斬新ですね。
ゼンタングルのパターンの見本や書き方についてもまとめ
自分で作った限られた外枠の中に自由にパターンを描いていくという単純な作業ですが、奥がふかいなと思いました。
初心者向けのパターンをご紹介しましたが、もっと複雑なパターンにしたり、色をつけたりとアレンジも無限大ですね。
使うものが紙と鉛筆だけでOK!なので、どこでもできそうです。
コースターやメッセージカード、年賀状などいろんなところに描くとオリジナルのアイテムを作ることもできますよ!
手軽にアートに挑戦できるので、私もいろんなパターンを見ながらやってみたいと思いました。
すごいわかりやすい
皆と同じく( ^ω^)