謎が深まるペアンの刺さったレントゲン写真。一体この写真がどのような意味を持つのでしょうか?
ブラックペアン第4話(5月13日放映)のドラマのあらすじをはじめます。


 


ブラックペアン5月13日第4話ドラマのあらすじは?

小春の手術をスナイプで

新人看護師の花房美和(葵わかな)は渡海征司郎(二宮和也)のものと思われるペアンが刺さっていレントゲンを見て驚いています。
そこへ看護師長の藤原真琴(神野三鈴)が現れたため、美和はレントゲン写真を元の場所に戻します。

スナイプ手術を成功させた事で東城医大はスナイプを大量導入し、スナイプの勉強が積極的に行われています。
そこには、東城医大の佐伯教授(内野聖陽)と帝華大学の西崎教授(市川猿之助)の外科学会理事長選が関係していました。スナイプに関する論文の最後にのる研究最高責任者はインパクトファクターを得られ理事長選に有利になるのです。

手術成功

帝華大学からスナイプ手術の研究の為に東城医大に来ていた高階権太(小泉孝太郎)は帝華大学で担当していた患者である島野小春(稲垣来泉)を東城医大へ転院させスナイプ手術をさせてもらうように佐伯教授に頼みに行きます。

小春は僧帽弁閉鎖不全の子供で血液が固まりにくい症状で輸血困難なアレルギーを持っている為、出血してしまう手術は不可能な患者です。高階は佐伯教授に論文の末尾に佐伯教授の名前を記入する約束をする代わりに小春のスナイプ手術の実施を頼み込みます。
佐伯教授は小春の手術の執刀医に渡海を指名しますが断り、佐伯教授にスナイプではなく佐伯式でやるべきだと言い最近のスナイプへの肩入れを批判します。

佐伯式でならオペをするという渡海

「佐伯式ではできなくてスナイプでできるという判断、負けを認めてるんですよね?使えないんならくださいよブラックペアン。」

そう言う渡海に佐伯は激怒して今後一切の手術に関わらないように言われ渡海は

「教授命令でしたら」

と出て行きます。

佐伯のたくらみ

渡海VS佐伯

小春の執刀医は高階に決まります。
しかし小春の手術の成功率は5%以下という難しい状況です。この手術では12ミリの心臓の穴にスナイプを挿入しなければならないのですが、スナイプの直径も12ミリなのです。
しかし高階は論文完成の前に必ず小春を助けないといけないという思いで何度もシュミレーションを重ねます。
渡海は治験コーディネーターの木下香織(加藤綾子)に電話で頼みごとをしていました。

そんな時、渡海の担当患者の容体が悪化し緊急手術を行うようになりますが、患者の僧帽弁に菌の塊が付着している為スナイプの手術を行う事は不可能となり佐伯式での手術でしか助からない状況になってしまいます。

しかし、佐伯教授は講演会で不在の為、唯一佐伯式を使える渡海を呼ぶことになります。
花房が渡海を呼びに行きますが渡海は教授に手術を禁止されている為行けないと断ります。
渡海がこないと患者は助からない状況の手術室に講演会を終えた佐伯が現れ鮮やかな手つきの佐伯式で手術を終わらせ、ブラックペアンを使い成功させます。

その様子を見ていた世良は(やっぱりすごい、この人は本当に神様だ。それに比べてあの人は、、、)と思うのでした。

渡海は母、渡海春江(倍賞美津子)から米を送っておいたと連絡が入ります。親子でお世話になっている佐伯にも渡すようにという内容でした。
一方、帝華大学の西崎教授は日本外科ジャーナルの編集長である池永(加藤浩次)に小春の手術が終わり次第、論文を提出できると電話で告げます。

日本人の体は米でできているらしいと言う渡海

池永は難しい手術ならば失敗した時は高階はは論文の発表が出来なくなるのではないかと心配していますが、西崎教授はその時は高階の名前を消せばいいだけの事だと言います。
小春の手術のシュミレーションを行なっている高階の前に渡海が現れ、論文はほぼ完成出来てるはずなのに難しい小春の手術をする意味はあるのかと問います。

高階は、小春が生まれた頃から苦しんでいる姿をずっと見てきて、スナイプを国内に導入する事にしたのも小春を助けたい想いからで、小春を助けられなかったらスナイプの論文を出す意味もないと思っていたのです。

「30回シュミレーションをしたが、30回あの子を殺した。
小春は私を信じているが、私はあの子を殺してしまう。
渡海先生!
あの子をこのスナイプで助けてください!」

と高階は渡海に頭を下げます。渡海は

「じゃあ殺せよ。お前もう死ね。そもそもそのスナイプじゃ不可能だ。」

と言い捨てます。
渡海は木下から入手していたスナイプの設計図を見せ普通のスナイプでは無理な事を説明し、カテーテルにスナイプをつければいいだろうと言います。
渡海が説明するやり方で手術は可能に思えるがやはり難易度の高い手術に変わりはないため高階は渡海に執刀して欲しいと再度頼みますが、渡海は

「俺はオペをするなと言った奴がいるから無理なんだ」

と笑います。高階はそう言う事かと、佐伯教授に渡海を現場に戻して貰うように説得しにいきます。
佐伯教授は

「医療は道具もだが腕も必要だ」

と、特に問題ないと渡海のオペを認めます。
小春の執刀医が渡海に代わり、助手に高階も入り新型のスナイプによる手術が始まります。
2人の共同作業により順調に手術が行われ、世良も「最強のコンビだ、、」と呟きます。

佐伯に頭を下げる高階

無事に手術が終わり、渡海はオペ室を出ていきます。

論文に書かれた名前

佐伯教授が渡海の前に現れ

「私を信じろ。」

と言うが渡海は無言で去ります。

手術が終わったことを高階は佐伯教授に御礼をいいます。佐伯教授は私と組めば必ず医学会に貢献できると言い

「私を信じろ。論文楽しみにしている」

と告げます。
高階は渡海に何故佐伯教授に忠実に従うのか?と問います。無言の渡海。
続けて

「今回の要求はなんですか?いくらでも払いますよ。」

というと渡海は

「貸しにしとくよ。あんたにはいずれ金以外のもので払ってもらう。佐伯教授を信じるな。あの人は平気で人を裏切る。それが例え長年の盟友であってもだ。」

渡海佐伯を信じるな

と意味ありげに答えます。
日本外科ジャーナルにスナイプの論文が発表されました。佐伯教授、西崎教授それぞれスナイプの論文の末尾に注目しています。余裕の表情で見ていた佐伯教授ですが末尾の名前に自分の名前とその下に西崎教授の名前があるのを見つけ驚きます。

そこへ高階が

「私の処分はどういうものでもお受けします。ご理解下さい」

とだけ告げ去ります。佐伯教授は怒り本を叩きつけます。

敗北した佐伯の顔

「これでインパクトファクターは私と西崎教授のものだ。東城医大にはもう用はない。」

と高階は去っていきます。
仮眠室で渡海はスナイプの論文を見て笑いを抑えることができないでいます。

〈感想〉
まさかの高階のブラックな部分が出てきてびっくりしましたね!
2人の教授の間で揺れ動いているのかと思いきや、最初から佐伯教授は騙されていて佐伯教授の味方についたフリをして最後に裏切るなんて、こっちも裏切られた気分でした。あんなに一生懸命に小春ちゃんを助けようとしてたのも利用されてたのかと思うと高階はいい人だと思い始めていただけにガッカリです。今回はまた少し渡海と佐伯教授の関係がわかった回でしたね。まだまだ謎ですが、推測では渡海のお父さんが佐伯教授になんらかの形で裏切られたという感じでしたね。次回はまた新しい機械(ダーウィン)がでてくるようです。今後も楽しみです。

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