この間、遠方にいる友人から連絡があり会いに行ってきました。
友人が出産してからお互いの予定が合わず、1年ぶりの再開でしたが話に花が咲いてとっても楽しかったです。
その時に友人が「赤ちゃんを抱っこして寝かしつけているんだけど、育児サイトを見たらあまり抱っこしない方が良いとか書かれてるし…。どうしたら良いかわからない。」と話してくれました。
そういわれると赤ちゃんの抱っこの寝かしつけはいつまでが良いのでしょうか?私もよくわかりません。
そこで今回は赤ちゃんの抱っこ寝かしつけはいつまでなのか調べてみたので紹介します。
また、赤ちゃんが嫌がったり、泣く時の抱っこ以外の寝かしつけの方法も紹介しますよ。
赤ちゃんの抱っこ寝かしつけはいつまで?
最初は赤ちゃんの抱っこでの寝かしつけはいつまでが良いのか紹介します。
赤ちゃんの抱っこの寝かしつけは具体的にいつまでとは決まっていませんが、1歳頃から抱っこをしなくても寝かしつけができるようになることが好ましいんですって。
そういえば、私の友人の保健師さんも同じことをいっていました。
赤ちゃんの頃は母乳やミルクで栄養を摂取しているため、自然と泣いたら抱っこして母乳やミルクをあげながら寝かせるという流れができているかと思います。
昔の人はよく「赤ちゃんが泣いたら放っておけば寝る。あまり泣くと抱き癖がつく!」といっていましたよね。
私も子供が小さい頃、祖母によくいわれました。
しかし、人の心の発達段階について詳しい発達心理学者のエリクソンさんは以下のように話しています。
乳児期に親にだっこされると子供は安心感や信頼感を得ることができます。
乳児期にこの安心感や信頼感をどれだけ感じることができるかで、子供が大きくなってからの人間関係を築く軸になっていきます。
ちなみにこちらが有名な発達心理学者のエリクソンさんです。
つまり乳児期のうちは、抱っこをして寝かしつけをしてあげることで信頼関係や安心感を築くことができるということを話しているのですね。
しかも親が乳児期に子供に与えた信頼感はや安心感はその後の人間関係を築くうえでの大事な軸になるということなんです。
赤ちゃんのうちは寝かしつけもそうですが、抱っこをたくさんしてあげると良いでそうですよ。
しかし、1歳を過ぎた頃から離乳食が1日に3回になったり、卒乳をしたりしますよね。
その頃には早い子供は歩くようになってきて、1日に2回のお昼寝が1回になったりしていきます。
日中はたくさん動いて夜になるとぐっすり眠るというサイクルができてくるのがこの1歳の時期なのです。
この時期から抱っこでの寝かしつけではない方法で眠れるようにすると良いそうですよ。
これは私の体験談ですが、私は子供が1歳を過ぎても抱っこでの寝かしつけをやめることができませんでした。
抱っこで寝かしつけをするとすぐに眠ってくれることと、1歳の時にはすでに仕事をしていたので泣くと可哀想だという思いでやめることができなかったのです。
抱っこでの寝かしつけをやめなかった所、保育園と家でも困ったことがおきたので紹介します。
・保育園でも抱っこでなければ寝ない。
保育園でもお昼寝の時間に抱っこをしないと寝ないため、常に手の空いた先生が抱っこをしなければならいという事態に…。
保育園の先生からも抱っこでの寝かしつけをやめるようにいわれました。
・家でも抱っこでなければ寝ないため、私の体力も気力もすり減る。
仕事をして家のことをして、私も早く休みたいのに抱っこでなければ寝てくれず、布団に置くと泣くので夜中中抱っこするという事態に…。
そのため、常に睡眠不足でくたくたになりながら仕事へ行っていました。
私が抱っこでの寝かしつけをやめられたのは大体子供が3歳になるかならないかの頃だったと思います。
「もっと早く抱っこでの寝かしつけをやめていたら楽だったのに…!」と今は思っていますね。
もしできるなら1歳や卒乳に合わせて抱っこでの寝かしつけを卒業してみましょう!
赤ちゃんが嫌がる・泣く時の抱っこ以外の寝かしつけの方法
次は赤ちゃんが嫌がったり泣いたりする時の抱っこ以外での寝かしつけの方法について紹介します。
・タオルで包む
赤ちゃんをタオルで包んであげると赤ちゃんがお腹の中にいた状態に近い感覚になり、安心して眠ってくれるそうですよ。
あまりきつく巻いてしまうと赤ちゃんが苦しくなってしまうので気をつけてくださいね。
・添い寝
赤ちゃんはパパやママの心臓の音を聞いたり、匂いを嗅いだりすると赤ちゃんは落ち着いて眠ってくれます。
私もよく添い寝をしました。添い寝をして一緒に寝てしまっていましたね。
・お気に入りのグッズを使う
タオルや毛布、ガーゼ、おしゃぶりやぬいぐるみなどなど、赤ちゃんが眠る時に安心できるグッズが1つあると便利ですよ。
私の子供は毛布の角でしたね。
どんなに泣いて嫌がっても毛布の角を眠る時に握ったり、舐めたりするとすんなりと眠ってくれていました。
・親が寝たふりをする
個人的に効果があった方法ですね。
親が起きて寄り添っていると「遊んでくれる!」と思っているのか、子供は全然寝ませんでした。
「遊んで!寝ないで!」と赤ちゃんが泣いたり嫌がったりしても、親が寝たふりを決め込むと、赤ちゃんはいずれ諦めて寝てくれます。
以上、今回は
- 赤ちゃんの抱っこ寝かしつけはいつまで?
- 赤ちゃんが嫌がる・泣く時の抱っこ以外の寝かしつけの方法
について紹介しました。
抱っこでの寝かしつけは1歳程度でやめた方が後に楽になりますよ。
寝かしつけ方法は色々あるので、赤ちゃんに合った方法を見つけると良いですね。