3歳の息子と一緒にホットケーキを作ろうとして卵を割ったら黄身が2つ出てきました。
その瞬間2人ともびっくりして大笑い。
息子は相当不思議に思ったようで、
「どうして黄色が2つあるの?」
と質問されましたが、答えがわかりませんでした・・・。
「また食べたいから買ってきて。」
と言われましたが、「たまにしか出てこないんだよ~。」と言ってごまかしました。
気になって2つ黄身がある卵について調べてみると「二黄卵」とか「双子卵」という呼び名がついているんですね。
そこで今回は、二黄卵(双子卵)の見分け方や産まれる確率などについてまとめてみました。
二黄卵(双子卵)の購入方法もご紹介します。
二黄卵(双子卵)とは?見分け方や生まれる確率は?
二黄卵(双子卵)はどうしてできるのでしょうか?
希少な卵というのはわかりますが、どのくらいの確率で出会うのか気になります。
また、見分けるポイントはあるのか調べてみました。
二黄卵(双子卵)とは?食べてもいいの?
二黄卵(双子卵)とは、卵の殻の中に2つの卵黄が入っている卵のこと。
産卵開始から1~2ヶ月くらいの若いニワトリはホルモンバランスや排卵周期が安定していません。
間隔を空けずに連続して排卵したり、1回の排卵で同時に2つの卵黄を排卵するなど一度に複数の卵黄を排卵するそうです。
ニワトリの体内で同時に2つの卵黄が卵の殻に包まれる事になるので、人間で言う二卵性双生児になります。
この二黄卵(双子卵)は食べても問題ないのでしょうか??
養鶏場のホームページや通販サイトなどを調べてみると、二黄卵(双子卵)が産まれる事は若いニワトリの生理現象なので異常ではないそうです。
安全面も栄養面も普通の卵と変わらないそうですよ。
ただしカロリーは黄身が1個多い分少し高くなりますね。
見分け方は?生まれる確率は?
二黄卵(双子卵)は卵を割ってからではないと見分けがつかないのでしょうか?
卵を割って黄身が2つ出てきた時の感動も楽しみではありますが、もし見分けられる方法があれば知りたいですね。
二黄卵(双子卵)は重さ・形・大きさの違いから見分けることができるそうです。
それぞれ詳しく説明したいと思います。
・重さ・・・二黄卵(双子卵)は黄身が1つ多いので、同じ大きさでも重くなります。
・形・・・全体的に通常の卵よりも長く尖っています。
下の画像では向かって右側の卵が二黄卵(双子卵)です!
確かに尖っているように見えますね。
・大きさ・・・卵黄が2つはいっているのでL~LLサイズなんだそう。
卵の大きさはニワトリの成長具合によって変わります。
卵を産み始めてから約1ヶ月のニワトリ・・・S~Mサイズ。
卵を産み初めてから200日~300日くらいのニワトリ・・・Mサイズ。
300日以上のニワトリ・・・Lサイズ。
ホルモンバランスや排卵周期が不安定な若いニワトリが産むSS~Sサイズの卵の中にL~LLサイズの卵が入っていると二黄卵(双子卵)の可能性が高いそうです。
しかし、スーパーなどの卵のパックに入っているものは大きさを揃えてパック詰めされているため出荷前に双子卵は選別され店頭にならぶ事は非常に少ないそうです。
せっかく産まれた卵。
大きさの不揃いが理由で捨てるのはもったいないですよね。
スーパーなどへの出荷前の選別で弾かれた二黄卵(双子卵)だけ集めて販売している場合もあります。
1羽のニワトリが二黄卵(双子卵)を生む確率はわずか1~2%
100羽のニワトリが1つずち卵を産んだら1、2個は二黄卵(双子卵)が混ざっているという計算になりますね。
養鶏場では、同じ成長具合のニワトリを1つの小屋に入れて飼育します。
若いニワトリの小屋で採れた卵を選別せずにそのままパック詰めして販売しているところでは、同じパックから二黄卵(双子卵)がいくつも出てくる事もあるそうです。
二黄卵(双子卵)の購入方法について
二黄卵(双子卵)を購入するにはどのような方法があるのでしょうか。
スーパーにい流通する量は非常に少ないので、二黄卵(双子卵)を高い確率で手に入れる為には養鶏場から購入しましょう。
養鶏場から直接購入するのは難しい場合は次の3つの方法で購入できます。
- 通販
- 自動販売機
- 直売所
ではそれぞれ見ていきましょう。
・通販
↓こちらの通販では、6個入り2パックを1,000円(税込み)で販売しています。
1、2個普通の卵が入っていることもあるようですが、かなり確実に二黄卵(双子卵)が手に入ります。
・自動販売機
卵の自動販売機というのを初めて知ったのでびっくりしましたが、↓の画像のような自動販売機がある地域があります。
ネットで調べてみると福岡市内や千葉県内などの養鶏場の近くに点在しているそうです。
卵の自動販売機で二黄卵(双子卵)が買えるという情報がありますが、自動販売機は必ずしも二黄卵(双子卵)を販売しているとは限らないようです。
二黄卵(双子卵)以外の卵だけ売っているという場合もあります。
・直売所
養鶏場から卵を買う方法としては直売所もあります。
直売所ではスーパーなどに出荷するために大きさの選別から弾かれた卵も販売されていて、通常の卵よりも大きい二黄卵(双子卵)を販売している可能性が高いです。
以上、二黄卵(双子卵)の見分け方や購入方法についてまとめてみました。
二黄卵(双子卵)に出会う確率は低いものの、通販や直売所で購入すれば手に入りやすいことがわかりました。
スーパーで買う卵よりは高額になりますが、二黄卵(双子卵)を買って子供をびっくりさせてみたいと思いました。
縁起物としても需要があるようなので、受験生の応援レシピやお子さんのお祝いの席にも喜ばれそうですね。