帝華大学の西崎教授(市川猿之助)と東城大の佐伯教授(内野聖陽)は日本外科学会理事長選にむけて争っていたがついに、日本外科ジャーナルでスナイプの論文が発表され最高責任者に西崎教授の名前が上がったことによりインパクトファクターを得た西崎教授が当選確実となりました。
ブラックペアン第5話(5月20日放映)では、理事長戦のゆくえや小春という少女の手術はどうなっていくのでしょうか?ドラマのあらすじと感想をはじめます。
ブラックペアン5月20日第5話ドラマのあらすじは?(ネタバレ注意)
高階の決意
島野小春(稲垣来泉)を助ける為に動いていた高階権太(小泉孝太郎)は目的を果たした為東城医大から帝華大学へ戻る準備をしています。
渡海征四郎(二宮和也)はパットで小春のカルテをみてある事に気が付きます。
研修医の世良雅史(竹内涼真)は何故佐伯教授を裏切ったのかと高階に聞きます。高階は
「1人でも多くの患者を救う為に西崎教授を選んだまでだ。綺麗事だけでは患者は救えない。」
と言い去っていきます。
渡海は佐伯教授に小春の異常を伝えます。それを見て佐伯教授は日本外科ジャーナルの編集長である池永英人(加藤浩次)の元を訪れてスナイプ論文の撤回を訴えます。
小春の検査結果で心臓の中核に感染が起きていたことがわかります。それを渡海から知らされた高階は西崎教授に知らせます。しかし西崎教授は気づかなかった事にして一旦退院させるように指示します。退院させてしまえば感染の原因はいくらでも後付け出来るというのです。
渡海は小春の退院許可書を丸め捨て
「いい研究が出来て良かったな。」
と高階に言います。その場にいた世良と看護師の花房美和(葵わかな)は驚き高階に小春は無事に退院できるんですよね?と聞きます。高階は
「馬鹿だな、私は」
と西崎から渡されていた退院許可書を破り捨てます。
「私は医者なんだ!」
と言うと佐伯教授に小春の再手術の為の会議を開いてほしいとお願いします。
西崎教授は高階が小春を退院させなかった事を知り
「おまえの居場所はない!」
と高階を切り捨てます。
スナイプの論文は取り消されインパクトファクターも元に戻り、再び佐伯教授が有利な立場になりました。
小春の手術
小春の心臓にできた感染をどうにか取らないといけないが、渡海はオペは不可能だと言います。渡海は血液が凝固しにくい小春には開胸手術ができないので薬物治療にするべきだと主張します。佐伯教授もそれに賛成です。しかし、高階は1つだけ救う方法があると内視鏡下手術支援ロボット・ダーウィンを提案します。だだ、ダーウィンは東城大にはなく帝華大学にあるので小春を転院させてくれと訴えます。佐伯教授はそれを拒否し高階を主治医から外し、代わりに渡海を主治医にします。
小春の病室では小春が
「高階先生は?」
と尋ねます。渡海は
「高階先生は干されたんだよ」
と笑いながら言います。小春は子供なんだから言葉使いに気をつけるように世良が渡海を注意します。渡海は小春に治験薬の増血剤を使っていました。小春の容態は薬物治療で安定はしていたがいつ何が起きてもおかしくない状態でした。高階は薬物治療では根本的な治療にならないと思っています。
その晩、別の患者の容態が悪化し緊急オペをする事になり渡海と高階が入ります。しかし、この患者は正面からの開胸でのオペは難しく渡海は手術はできないと判断します。それを聞いて高階は昔アメリカで同じ様な手術の助手をした事があると言い
「責任は私が取ります!」
と執刀します。
こうして高階は難しい手術をやり遂げます。
高階はもう失う物はなにもないからこそできることがあると覚悟を決めたようです。
再度、西崎教授の元を訪れた高階は頭を下げダーウィンの使用の許可をお願いします。そして、
「転院をさせ失敗をすれば帝華大学の責任になり迷惑をかけるのでダーウィンを借りて東城大でオペをさせて欲しい、責任は東城大の高階の責任です。」
と言います。西崎教授はダーウィンを貸す代わりに執刀医は帝華大学でダーウィンを専門分野としている松岡仁(音尾琢真)にさせると条件わやつけます。
こうしてダーウィンが東城大に運ばれて、松岡と帝華大学の医師たちによるシュミレーションが行われダーウィンの威力を見せ付けます。成功間違いなしだと余裕の松岡に高階は
「子供のダーウィン手術は初めてだろう?本当に大丈夫なのか?」
と念をおします。
高階は渡海のもとを訪れ、教授2人に見捨てられた今の自分の目的は小春の命を医師として救いたいだけだとダーウィンの資料を渡海に渡します。
小春のダーウィンでの手術の日、東城大に西崎教授と日本外科ジャーナル編集長の池永が現れ治験コーディネーターの木下など大勢の人達がモニターで見守る中、手術が始まりました。
松岡はダーウィンを巧みに操り余裕の表情で感染部の切除に移りますが突然手が止まります。ダーウィンのアーム同士がぶつかり動けない状態になっていたのです。このままでは心臓破裂の危険性もあります。出血をし始めた小春に松岡や他の医師たちはどうにも出来ない様子で慌てていました。
このままでは小春の命に関わると思った看護師の花房は渡海がダーウィンについて調べていた事を思い出し助けを求めに走ります。
小春の出血量は増え輸血も出来ない状態でいると、渡海がやってきます。高階は
「力を貸してください」
と頭を下げます。
渡海は松岡に
「子供の心臓を想定せずにアームを調節しなかったお前が悪い。辞表をかけよ。お前の退職金1000万で助けてやる。」
と言います。
戸惑っている松岡に高階が
「邪魔だ!」
と言い放ち執刀を代わります。
渡海はダーウィンを調節し高階との連携でアームを動かします。急遽、開胸手術に切り替えますが出血が止まらず輸血もできないと言う周りの声に
「だったら自分の血を使えばいいだろ」
と予め用意していた小春の血液を持って来させます。実は増血剤を使っていたのはこの事態も予測した上で血液を採取する為だったのです。
しかし血液のストック分だと30分が限界です。出来るわけが無いと言う松岡に渡海は
「できちゃうんだな。東城大はできるんだよ」
と言っての微笑みます。
こうして、小春の血液を使い素早く鮮やかな手つきで手術を無事に終えます。
モニターで見ていた西崎は表情を曇らせます。
東城大を出て行く西崎教授に松岡が駆け寄りますが無視し、高階の元へいき
「良くやった、今後のことで話し合おう。」
と告げ松岡にはもう戻る場所は無いと切り捨てます。
西崎教授は国産のダーウィンを東城大に導入させるので国産ダーウィンの手術を成功させ自分のインパクトファクターを得る為に論文を完成させてほしいと高階に頼みます。
小春は順調に回復をみせています。高階は小春と約束をしていたサッカーを世良達と一緒にする為、世良に練習を頼みます。
佐伯教授の元に1枚のディスクが届きます。PCで確認すると、ペアンが刺さったレントゲン写真がうつていました。渡海が持っているレントゲン写真と同じもののようです。
まとめと感想
今回の回でまた高階先生の評価が上がりましたね!先週は裏切られた気持ちでしたが、やっぱりいい先生だったのがわかって、今回は渡海とのチームワークというか共同作業もバッチリでした。
お互いを信頼してきた感じがありましたよね。渡海もいつもなら俺ならできるって言うセリフも今回は東城大なら出来るって言い方でしたし、松岡が嫌味な感じだっただけにすごくスカッとしましたね!
小春ちゃんも助かって良かったです。
来週はいよいよ渡海のお父さんの話やレントゲン写真の謎がわかりそうですね。まだまだ論文争いも今度はダーウィンで続きそうですが、次回も楽しみです。
ブラックペアンを第1話から全話見たい!と思ったら
↓ ↓ ↓
PARAVI