ついに始まったブラックペアン。
ちょっとだけネタバレするとブラックペアンとは黒い『カーボン製』の鉗子で止血鉤子なんだそうです。ドラマで出てくる佐伯はいつも最後の仕上げにこのブラックペアンを使用していたそうです。
この鉗子(ペアン)が一体どんな鍵になってくるのか楽しみです!
ではブラックペアンの第1話のあらすじを紹介していきますね。ネタバレ注意です。特に二宮和也さんの演技がすごかったので表情を紹介していきますね。
ブラックペアン4月22日 第1話あらすじは?ネタバレ注意
東城大学医学部付属病院。
車から降りてきたのは帝華大学の西崎啓介教授(市川猿之助)と高階権太(小泉孝太郎)。
2人は東城医大で行われる佐伯清剛(内野聖陽)の心臓手術の視察に来たのだ。
佐伯と西崎は次期日本総合外科学会の理事長の椅子を争っていた。
佐伯が難しい心臓手術を行う事を知った西崎は失敗するところを見るために視察に来たのだ。
モニター中継で手術が行われる中、佐伯は“神の手”と称される心臓外科医で世界でただ1人、佐伯にしか出来ないと言われる佐伯式(心臓を動かしたまま行う手術)を披露。
そんな中、佐伯が担当する別の患者の容体が悪くなる。
急遽佐伯の一番弟子である横山正(岡田浩暉)が佐伯の指示のもと手術をする事になる。
佐伯はモニター越しに横山に指示を出しながら自分の手術を行う。
横山は順調に佐伯の指示通りの手術を行い、最後に一時的に止めていた心臓を動かすのだが心臓が動き出した瞬間に血が吹き出す。
看護師たちが輸血の準備などで騒がしくしている中、異変に気づいた高階は佐伯のモニター中継を見ていた会議室を抜け、こっそりと管理室に入り横山が行っている第3手術室モニターを見つける。
第3手術室では出血が止まらずパニック状態。
横山も佐伯に助けを求めることも出来ず困惑。
そんな中、看護師の猫田麻里(趣里)が渡海征志郎(二宮和也)を呼び出す。
第3手術室に現れた渡海は横山に佐伯の指示だけを鵜呑みにし、モニターから見ていた佐伯には分からない箇所の問題を見落としているとミスを指摘。
「退職金1000万で助けてやる。」
渡海の言葉に、最初は拒否をしていた横山も、最終的には渡海に助けを求める。
横山に代わり手術を始めた渡海だが、鮮やかな手つきで世界で1人しかできないと言われる佐伯式のやり方であっという間に手術を終わらせる。
その様子をモニター管理室から見ていた高階はつぶやく。
「世界に1人が2人になる、か、、、」
その頃、第1手術室で行っていた佐伯の手術ではブラックペアンを取り出していた。
ブラックペアンとは黒いペアン鉗子のこと。ブラックペアンとは黒い『カーボン製』の鉗子で止血鉤子。佐伯はいつも最後の仕上げにこのブラックペアンを使用していた。
ブラックペアンを使ったと言うことは無事に終わったと言う合図のようなもので会議室では拍手喝采。
その様子を見ていた西崎は皮肉を言う。
「私には到底真似できない。あんな紙一重の手術なんて。」
渡海に退職を言い渡されていた横山は荷造りをしていた。渡海は横山の退職金1000万円を奪い取る。
研修医の世良雅志(竹内涼真)は指導医が横山から渡海に変わった。
患者の引き継ぎの為渡海に挨拶に行くが邪魔の一言だけ。
世良は初めて受け持つた心臓病の患者、皆川妙子(山村紅葉)の部屋へ訪れる。
渡海の指示により新しい検査器具が導入されており何も聞かされてなかった世良は戸惑い皆川に「ダメね」と言われる。
世良は渡海が何人もの医者を出ていかせた悪魔のような奴で、渡海の下についた研修医は何人も辞めてると聞く。
その後、世良は外科准教授の黒崎誠一郎(橋本さとし)に呼び出される。
渡海が行った手術について書いたレポートの件だ。
渡海が佐伯式の手術を行ったと書いていた。しかし世良はそんなことはあってはならないと言われる。
新し新任講師として帝華大学から高階が紹介される。
高階は新しいスナイプと言う機械を持ってきていた。
スナイプは佐伯式と同等の手術を行うことが出来る機械。
これがあれば誰でも簡単に使えるので沢山の人を救うことができるという。
「もう神の手は必要ないのです!」
世良の患者の皆川が突然苦しみ出す。
世良は初めてのことで戸惑い震えながら対応。そこへ渡海が現れて的確な処置をして一命を取り留める。
夜に渡海の母、春江(倍賞美津子)から渡海へ
「佐伯先生は元気?お父さんの分まで頑張って。」
と電話がかかってくる。渡海の亡くなった父は佐伯を知る医者だったようだ。
皆川の手術の日が決まると高階が今回の手術でスナイプを使いたいと言い出す。
東城大から日本初の術式を行うことに院長の守谷信明(志垣太郎)は賛成。
それに佐伯も患者の事を考えたらそれが妥当だろうと発言。
渡海は
「今回の手術で私にかわるようなことがあれば彼に辞表を出してもらいたい。」
と言い出す。これに高階も反論。
「成功した際は渡海先生に辞表を出してもらいます。」
高階は患者の皆川にスナイプの使用許可を得る為説明をするが、世良を信頼している皆川は世良に意見を求める。
世良はスナイプの使用をするべきだと皆川に伝える。不安はあった。
世良は渡海と治験コーディネーターの木下香織(加藤綾子)に誘われ勉強会に行く事になる。
勉強会と言う名のフランス料理での接待だ。
最新のメスを勧める木下に渡海は何人か見繕うと答える。
世良は
「患者は物じゃないんですよ!貴方に心はないんですか!」
と怒り出す。
渡海は言い切る。
「ものだよ。心があれば患者が救えるのか?腕のいい医者は何をやっても許されるんだよ。」
皆川の手術の日、西崎や日本外科ジャーナル編集長の池永英人(加藤浩次)が手術を見に来ていた。
手術が始まると言うのに、第2助手である渡海のすがたは見当たらない。
高階は渡海が居なくてもスナイプですぐ終わるので大丈夫だと言う。
手術か始まり、スナイプが皆川の心臓に入りもうすぐで僧帽弁に到着する頃、看護師の猫田が書類を持って会議室に入り黒崎に渡す。
それを見た黒崎は手術を止める。
実はスナイプはアメリカで事故例が数件あり、中には死亡例もあったからだ。
高階はその事を知った上で病院側には隠してスナイプを使用しようとしていたのだった。
それに気づいた渡海が猫田に書類を渡していた。
手術室に現れた渡海は今すぐスナイプの使用をやめて佐伯と自分に変わるように言うが高階は絶対大丈夫だと言い切る。
手術は成功したかに見えた。
世良は仮眠室にいる渡海を訪れる。しかし渡海は、
「出て行くのはあいつだろ、もうすぐあの婆さん死んじまうよ。」
言う。
その時、新人看護師の花房美和(葵わかな)が皆川の容体が急変した事を伝えに来た。
スナイプの手術は成功したはずだ。
渡海は皆川の腹部のCTを見せる。
「腹の中は血の海だ。この婆さん死んだらお前、死ねよ」
と言う。
皆川は動脈癌がありスナイプでの使用例に同じ症状で亡くなっていた例があったのを渡海は見抜いていたのだ。
高階による皆川の緊急手術が行われる。
渡海は
「お前の退職金で助けてやる。」
と言う。高階はこんな時に何を言ってるんだと拒否。
「じゃあ自分でやれよ!」
「いくら払えばいいんですか!僕が払うので助けてください!」
助けを求めたのは世良だった。渡海は世良を助手に指名し手術を受ける。
無事に手術が終わり
「1億な。お前は一生俺のために働くんだ。」
と世良に言い手術室を笑顔で出て行く渡海。
佐伯の教授室。
「動脈癌ご存知だったんですよね?わかった上でスナイプを高階に使わせたんですね」
渡海は佐伯に言う。
「これで高階君も少しは大人しくなるだろう。本当に君は私に良く貢献してくれている。」
仮眠室に戻った渡海は1枚のレントゲン写真を見つめる。
その写真は、患者名、飯沼逹次と書かれ執刀医、渡海一郎と書かれてした。
そして体内に取り残されたペアンがくっきり写っていたのだ。
まとめと感想
初めは病院内の話なので難しくて話について行けるかな?と思っていましたが、解説や説明がわかりやすかったですね。
流れとしては渡海がお金で他の医者に変わり患者を救うと言う感じで今後も進むのかと思います。
佐伯と西崎のバトルがどう影響するのか?
今回ミスをしてしまった高階が今後どうなるのか?
世良は今回の件で渡海に振り回されて行くのか?(渡海に1億借金がありますからね・・・・)
など色々と展開が楽しみです。
また、渡海のお父さんと佐伯の関係は?
渡海が表には出さないがブラックペアンを気にしている事とレントゲン写真の謎など気になる箇所がいっぱいでした。
二宮さんの演技には初めての医者役とは思えないほど惹きつけられて、さすがだなとも思いました。迫力がありましたね!
演技力では定評のある二宮和也さんらしい演技でしたね!セリフを言う時の顔の表情に思わずどきりとしました。