とうとう始まりました。崖っぷちホテル。
原作なしなのでどんなあらすじなのか、全くわかりません。
4月15日の第1話はワクワクしながら待ち焦がれていた人は多いのではないでしょうか!

岩田剛典さんがどのような役柄なのかとっても楽しみですよね!
では崖っぷちホテル第1話始まりました!


 


崖っぷちホテル4月15日のあらすじ(ネタバレ注意)

ホテル グランデ インヴルサの現状

ホテル グランデ インヴルサ。このホテルは昔は格式があったホテルだが、今は違う。

ガウン姿でウロウロとフロントを歩く団体客。

ガウン集団ホテルにて

そこに一人の男性がやって来た。だらしなくコートを着たこの男性はホテルロビーのソファに座ると

「清掃中ですので。」

といわれてしまう。トイレに入ろうとするとまたまた

「清掃中ですので。」

といわれてしまう。

団体客が帰ると総支配人である桜井 佐那(戸田恵梨香)は丹沢 昭人(鈴木浩介)や時貞正雄(渡辺いっけい)などから責められていた。

「困るんだよ、あんな団体客を入れて!ホテルの品位が下がるんだよ。」

「今日はスィートに泊まる客がいるからあんな客はちゃんと追い出しておいてくださいね。」

時貞たちが指さした方向には先ほどの男がいた。机を枕にだらしなくソファで眠っている姿はとても乗客とは呼べなかった。

「お客様・・・・」

佐那は男に声をかけた。

「ホテルの方ですか?ダメですよね?こんなところで。

ダメですよね、こんな格式あるホテルでねむっちゃって。

予約、お願いします。ポルド・スィートで。」
とニッコリ笑う男。彼は最高級の部屋を要求したのだ。

しかしポルド・スィートは埋まっていたので2番めに高級なスィートに宿泊することとなった。

「あ、レストラン予約しといてもらえないですか?」

宿泊すると彼は次々とホテルに要求してきた。

コーヒーを追加。
ルームサービス。
雑誌を20種類ほど買ってくるように要求。
靴を磨くように要求。

そして極めつけは4月のこの時期にプールで泳ぎたいからプールの掃除をしてくれ、というのだ。
しかしプール掃除をしてくれるような協力的な従業員は誰もおらず、結局佐那一人でプール掃除をすることになった。

時貞達はこの男を「厄介な男」と判断する。クレームつけて代金を払わないような男に違いない、と決めつけていた。

ポルド・スィートに泊まった客がチェックインした。
おばあちゃんと孫の二人。
おばあちゃんにとってこのホテルはおじいちゃんにプロポーズされた思い出の場所で5年に一度お金をためて昔の思い出に浸りに来たのだ。
決して裕福ではなかったが、大切な思い出のために毎月5000円づつお金をためて最上級のスィートを予約していたのだ。

笹川様スィートチェックイン

しかしそんな思い出のホテルだが従業員たちの行き届かない態度はしっかりとこの二人にも伝わっていた。
孫はこのホテルの酷さを怒っていた。

プール掃除をおえた佐那。
そこに現れた謎の男。

プールサイドのがんちゃん

その男はホテル グランデ インヴルサとは「大逆転」という意味だと佐那に教えてくれた。

「羨ましいですよね、こんな素敵なホテルの総支配人だなんて。」

男は言う。
しかし佐那は自分が総支配人には向いてないないのかも?という。

「やりたいという気持ちはあるんですね?じゃぁ、向いているとか向いていないとかはどうでもいいことじゃないですか?」

と佐那にいう。

ホテル グランデ インヴルサの奇跡

プールに綺麗な水が入った。男は時間を確かめた。何かを待つように。

プールサイドのがんちゃん2

やがて夕刻。プールのきれいな水に反射した陽の光が室内でゆらめく。
その幻想的な風景をみた孫はびっくり。
おばあちゃんは優しくわらった。

「おじいちゃんとのことを思い出しているの。この景色の中でおじいちゃんと指輪の交換をしたの。
本当に綺麗。あのときのままだわ。」

この美しい黄昏の時間の中、佐那は昔のホテルを思い出していた。

美しくゆらめく部屋の明かり

そんな時例の男の正体がわかったのだ。

男の名前は『宇海直哉』(岩田剛典)。正体は一流ホテル「バリストンホテル東京」の副支配人だったのだ。

宇海直哉の正体

正体を知ると時貞たちは宇海の前に現れる。そしてこのホテルの感想を求めた。

「このホテルはとても素敵です。時代を感じさせてくれるし、日常を忘れさせてくれます。いわばプレゼントの箱みたいなものです。

しかし素敵なのは建物だけ。

売りであるはずのプールは汚い。

部屋の掃除は行き届いていない。

靴だって試しに出してみたら磨かれずに戻してくるし、

頼んだコーヒーは客のことを考えていない。

給湯システムは古くて使い物にならない。

レストランの料理は作った者の傲慢さが現れている。

挙句の果てに客を疑う従業員たち。

肝心の総支配人は自分のことを向いていないと悩んでいましたし。。。。」

さらに直哉はニコニコしながら

「素敵なプレゼントを渡されたら最悪なものばかりが詰め込まれていて嫌がらせをされた気分です。」

とまで言うのだった。

直哉はこのホテルに思い入れがあって客としてきたのだという。

一つだけ直哉が褒めたものはデザート。

帰ろうとする直哉を佐那が止めた。

「ちょっと待ってください。たしかにこのホテルはダメです。

フロントは怖いし、

客室係は怯えてばかり。

清掃はいい加減でトイレットペーパーまで持って帰る。

昼からお酒を飲んでばかりの人に

口を開けばお金のことばかりしかいわない事務責任者。

今にもこのホテルを身売りしようと言ってくる人もいる。

そして

わがままに自分は向いてないなんて言い出す人間が総支配人。

まさに崖っぷちです。

だけど

私はこの場所を昔見た

それ以上の夢の場所にしたいんです。

今日のお客様のような笑顔が毎日あふれる夢の場所に。

だからここで私達と一緒に働いて下さい。」

一緒に働いて下さい!戸田恵梨香

「いいですよ、本気でいってくれてんなら。今すぐ電話してバリストンホテルを辞めます。

崖っぷち、最高じゃないですか。

この場所がもう一度夢の場所になれたとしたらもう一度このホテルの名の通り最高の『大逆転』です。

そんなワクワクすること、見逃せません!」

わくわくすることやめられません直哉いわく

感想

はじめはダメダメな総支配人だと思っていた佐那ですが、ちゃんとホテルの従業員のことを見ているんですね。

ナメられているので十分なことを部下に言えないのかもしれません。

そしてさすが直哉もホテルのことをよく見ています。

直哉はホテルに関してすごい腕を持つ副支配人ですが、きっとこのホテル グランデ インヴルサでのなにか素敵な思い出が現在の彼を作っているに違いありません。

だったらこのホテルを立て直すことは直哉の悲願でしょうね。

ぐうたらな従業員たちも団結して素敵なホテルにしていくことができるのでしょうか?とっても楽しみです。

このホテルでの救いは新人シェフの作った心のこもったデザート。直哉いわく

「こんなワクワクするデザートは初めてだ。」

美味しいデザートワクワクする

食べてみたくなりました。