氷上のプリンス羽生結弦選手。
彼のフィギュアスケートの演技は多くの人を魅了しますよね。
思わず魅入ってしまう彼の演技ですが、衣装と演技がとても合っていて、彼の魅力を十分に引き出していると思います。
羽生弓弦選手の衣装デザインは本当に素敵だと思います。
あるときはクールな貴公子。
また、あるときは華麗なプリンス。
日本的な衣装のときもあれば、優雅な西洋の衣装の時もあります。
どれも羽生選手のその時の曲や演技とぴったりですがデザイナーはどんな人なのでしょうか?
特に話題となったお菓子のブルボンに似たデザインについても紹介していきます。
プリンスの曲で演技!お菓子のブルボンを連想?
2016年NHK杯でも羽生選手の演技は圧巻でしたが衣装についてもネット上で話題となりました。
2016年の4月に急逝したロックミュージシャンであるプリンスの曲「レッツ・ゴー・クレイジー」に乗って演技をした、そのときの衣装がブルボンのお菓子「ルマンド」と似ているというのです。
ブルボンのお菓子ルマンドがこれ。ブルボンのお菓子はフランスを思わせるネーミングが多く、上品な美味しい商品が多いと思います。
薄紫の色目が似ているんですよね。
紫は人を選ぶ色ですから使いづらい色ですが、高橋大輔選手や浅田真央選手も使っています。
しかし羽生選手のときだけネットで話題になったのでした。
「ブルボンのルマンドを買ってきて応援するよ。」
「お菓子のルマンドが食べたくなった。」
などの書き込みがネットで見られたようです。
いかに国民が羽生選手に注目しているかがわかりますよね。
アメリカのファッションデザイナーのニック・ベレオス氏が彼のブログで
「ユヅルは大きなるコスチュームキングだ。」
と絶賛したほどです。紫の衣装についても
「プリンスの曲でユヅル、いいね~。
紫で洒落ていて官能的で素晴らしい。プリンスも誇りに思うだろう。」
と発言をされていますよ。
ニック・ベレオス氏は、ハリウッドでは有名なファッションデザイナーです。
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彼はビヨンセなどのハリウッド女優がレッドカーペットを歩くときの衣装のデザイナー。
しかし、日本ではファッションデザイナーというよりもフィギュアスケートの衣装評論家として知られているようです。
羽生選手はこの衣装で演技をした途端に今季最高得点を記録しました。
彼は、それまでの「白」のイメージを払拭したかったと言っていますから「白」の衣装が多かったのでしょうか。
羽生結弦の衣装デザイン
羽生選手の素敵な衣装はルマンドのような衣装だけではありません。
彼の衣装は可憐な衣装からかっこいい衣装まで実に多彩です。
躍進を続けている羽生選手の衣装で素敵だなと感じたものを紹介します。
見ていてもため息が出るくらい華やかな衣装ばかりです。
2017年卓上カレンダーでの衣装
桜の花が可憐ですよね。
キラキラがすごいですよね。美しいです。
毎年衣装を新調しなくてはならないフィギュアスケート。
見る側にとってはとても楽しみですよね。
羽生結弦の衣装デザイナー
素敵な羽生選手の衣装の中で専門のデザイナーさんが作っていらっしゃる衣装を紹介します。
専門のデザイナーさんの衣装は、とっても華やかな衣装が多いです。
伊藤聡美さん
伊藤聡美さんは羽生結弦選手だけでなく、本田真凜、宇野昌磨、宮原知子、白岩優奈、岩本こころなど、ほぼ一流選手の衣装を手がけていらっしゃいます。
伊藤聡美さんが羽生選手の衣装をチェックをされているところ。
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伊藤聡美さんが手がけていらっしゃる羽生結弦選手の衣装は数点見つかりました。
とても華やかな衣装ですね。
日本的な衣装もありました。
これは2015年のNHK杯で「SEIMEI」の演技の時の衣装です。陰陽師・安倍晴明の時代の狩衣(かりぎぬ)がモチーフになっているそうです。
狩衣はこれです。
王子様のような衣装もあります。
ジョニー・ウィアー氏
元フィギュアスケート選手であるジョニー・ウィアー氏が手がけた衣装もあります。
ジョニー・ウィアー氏は羽生選手の憧れの人だそうです。
ジョニー・ウィアー氏(選手の頃の写真)
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ジョニー・ウィアー氏の作った衣装も華やかで素敵ですよね。
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ジョニー・ウィアー氏のデザインした衣装にお母様がキラキラを付けていたそうですよ。
仕立て職人さんを公表していない衣装も多くあります。
ソチのオリンピックで金メダルを取った時の「パリの散歩道」の衣装も公表していませんが、研ナオコさんや和田アキ子さんらの衣装を制作する人だと、何かのTV番組で言っていました。
公表はしていないものの、調べていくと永島正(ながしま ただし)さんという舞台衣装を製作しておられる方だそうですよ。
永島正さんの衣装
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フィギュアスケートの衣装はいくら?
素晴らしい衣装の数々ですが、フィギュアスケートの衣装はとっても高いんです。
一般にシニアがオーダーメードで着用する衣装は10万円からとなっているようです。
ですから一般家庭の羽生結弦選手の衣装はお母様が作っておられたそうです。
羽生選手は身長171cm、体重53kgとかなり細身の体型ですから既製品は合わなかったのでしょうね。
既製品なら5万以下で買うこともできます。
有名デザイナーに依頼すると100万円を超えることもあるそうです。
他のスポーツと比べるとお金がかかりますね。
衣装をよく見ていると本当に凝っていて時間をかけて制作していることがわかります。
氷上で演技が映えるように丹精込めて作られているんだと思います。
フィギュアスケートを鑑賞するときは、演技や技術だけでなく衣装も見てみると楽しいと思いますよ。
次回のオリンピックやフィギュアスケートの大会で、羽生結弦選手はどんな衣装なのでしょうね??
とっても楽しみです。