前回は佐藤夫妻が別れると決めて少し距離を置いてお互いを見てみると、お互いの好きだったところが見えてきて素敵な別れができたところでしたね。そして麗奈(桜田ひより)は部活で家庭の事情がばれてしまいました。
別れたあとだけど佐藤元夫妻は娘を助けられるのでしょうか。『あなたには帰る家がある』第8話(6月1日放映)のあらすじのネタバレと感想始めます。
あなたには帰る家がある第8話(6月1日放映)のドラマのあらすじ(ネタバレ注意)
新しい生活
「たかをくくる」この元夫が役に立つはずがない。
「たかをくくる」この妻が働けるわけがない。
「たかをくくる」この男はどうせ私のところに戻ってくる。
たかをくくっていたのだけれど…
圭介(駿河太郎)から「離婚してみてその後どう?」と聞かれると、真弓(中谷美紀)は
「すっごく快適!ノーストレス!」
と答えました。家が明るくなったし賞味期限もチェックされなくなったと。それは秀明(玉木宏)も同じことだった。アイロンもきれいにかけられる、家中聖域にできると晴れ晴れとした顔だった。
真弓は自宅で郵便物の整理をしていると秀明のものも何通か届き、面倒だと思っていた。そこに麗奈(桜田ひより)がかえってきました。麗奈は学校をやめたいと言い出しました。本人はうちから遠いし朝早いし公立の方が安いからと言うのです。
真弓はお金の心配はしなくていいと伝えるのですが麗奈は困ったように笑うだけでした。
茄子田家では綾子のいなくなった穴は大きく、家事が滞っていました。姑はうまくいかなくていらつくばかりです。
太郎は慎吾から綾子が働く事を聞きました。姑は男に寄生するしか能はない、そもそもあの女はと言いかけたところで太郎が止めました。
真弓は麗奈が学校やめたい理由がわからず、由紀(笛木優子)に相談しました。
「元旦那さんに相談したら?」
とアドバイスされましたが、
「パパは絶対に役に立たないから」
とたかをくくり、一人で解決すると言いました。
カレーショップこまちで由紀が圭介に真弓が麗奈のことで悩んでいることを話します。
由紀は圭介にこういう時に必要なのは圭介のような男、今行かないでいつ行くんだと焚き付けます。
「真弓のこと好きなんでしょ?一人で頑張ると言っても誰かに寄り添いたいこともある。最低な元旦那より自分の方がいい男だと見せつけろ」
と言っているそばに最低な元旦那の秀明は立っていました。
由紀は秀明だと聞くとそそくさ帰っていきました。
そのときに秀明は麗奈が学校をやめたがっていることを初めて知りました。
秀明は真弓に連絡しますがトークルームから退出されてしまいました。
真弓は麗奈ともう一度話そうと声をかけますがはぐらかされます。
秀明と真弓は麗奈の気持ちを知ろうとSNSを確認します。
「娘の気持ちを知る方法がSNSしかないなんて情けない…」と二人は落ち込みました。
しかし、秀明はSNSであることに気付き、真弓にメッセージを送りましたが真弓は相談なんて止めようと寝ました。
翌日の昼休みに秀明は真弓とのトークルームを確認しましたが既読スルーでした。
秀明は隣の席の森永桃(高橋メアリージュン)に先日の夜抱きついたことを謝り、桃に言われたことで目が覚めたと話しましたが
「どうか茄子田様の奥さまと末長くお幸せに」
と無の表情で言われました。
秀明は全ての女性に嫌われていると思いました。
そばで見ていた竹田(藤本敏史)は秀明に同情してお前の事が好きだと抱き締めてくれました。養育費も大変だろうと焼き肉弁当をくれました。
綾子は仕事を探すためにハローワークに相談に行きます。
今の年齢で職歴もないのでは希望の条件は難しいと言われてしまいます。
しかし綾子は
「結婚が決まっているので大丈夫です」
と明るい表情で帰るのでした。
その様子を遠くから太郎は見ていました。
真弓は太郎に修学旅行の見積もりを持っていった。
そのときに麗奈の相談をしてみると、太郎は男かもというのだ。女親は視野が狭いと言われ、相談しようと思ったのが間違いだったと思い、さっさと帰ろうとした。
綾子はまだ帰らないと話し、意地になっているが、働けるわけがないからすぐに思いしると言うのだ。
真弓は帰ってきてほしいなら専業主婦をバカにする発言をやめた方がいいと言った。
おいなんて呼んでそういうのがつもり積もって出ていかれたんだというと、真弓は言いすぎたかもしれないと思ったがこたえていなかった。
明日は県大会の予選会。部長が名指しで
みんな麗奈の味方だから頑張ろう!と口々に麗奈に声をかけます。
麗奈は平気なふりをして笑顔で応えました。みんながいなくなったあと、楓を見た。
楓は少しだけ話したらみんなに広まったと言った。
麗奈は許すふりをしたが、一緒に帰るのは避けました。
帰り道、秀明が麗奈を待ち伏せていて矢継ぎ早に話しかけますが麗奈は無視します。
いつでも来ていいから遊びに来てと無理やり一人暮らしの住所の紙を鞄に押しこんできました。
麗奈は走り去りました。
麗奈は帰って真弓に
「ママがパパに言ったんでしょ?私が学校辞めたいって言ったこと」
と怒るのでした。秀明が待ち伏せしていたことを聞いて真弓も腹立たしくなってきました。
真弓は秀明に電話をします。
秀明がSNSを見て気づいたことがあったので
「気になることがあるから一度会って話したい」
と言いますが、
「余計こじれるから勝手なことしないで」
と真弓に断わられました。
久しぶりに真弓にガミガミ言われたなぁ、仕事以外で久々に人と話したと秀明はしみじみ思っていました。
その時、秀明の家のチャイムが鳴りました。昼間、麗奈に住所を渡したのでわずかに期待して玄関のドアを開けてみると、やはり麗奈ではなくて綾子でした。
結局秀明を必要としてくれるのは綾子だけでした。
雨に濡れて傘を持っていなかったという綾子を家にいれざる得なくて秀明はタオルを渡そうと探します。
その間に綾子は家に上がり、家を物色して秀明に気づかれないように鍵を盗むのでした。
綾子は男性相手にお酒を出す仕事に就いたと報告しました。
秀明はそんなことするより家に戻った方がいいのではないかと言いましたが働いては秀明を支えたいと秀明の手を握りました。
秀明はこの過剰な愛に飲み込まれて溶けてしまった方がいっそ楽かと流されそうになりましたが、麗奈のくれたカピバラのキーホルダーが目に留まり踏みとどまりました。綾子にパーカーを貸してその日は帰しました。
綾子は秀明の家を出るとふふっと笑いながら鞄から折り畳み傘をさして帰るのでした。
麗奈の爆発
陸上大会当日。真弓はおばあちゃんと応援に行くけど辞めたいなら一緒に考えようと言いました。
麗奈は心配かけまいと、タイムが伸びなかったから言ってみただけだと笑って言いました。
会場に着くと、麗奈のいないところで部員のみんなが麗奈の家族のことを噂しているのを麗奈は見てしまいます。それでも笑顔で麗奈が行くとみんな何も言わなくなります。耐えられなくなって麗奈は飛び出していきました。
真弓と真弓の母が会場に着くと秀明がこっそりときているのがわかりました。
面会日ではないから連絡してから来てほしいと真弓はガミガミ言いました。
久しぶりに会った秀明は少し痩せているようでしたが真弓は少し太ったように見えました。
二人がもめているところへ麗奈の友達の楓が、麗奈がいなくなってしまったことを伝えに来ました。
麗奈は一人で慎吾(萩原莉久)に元気?というメッセージを送っていました。
真弓達はなんとか麗奈の居場所を見つけ、もう大会始まるから戻ろうと言いますが、麗奈は楓が話して綾子や太郎が乗り込んできた事情を部活のみんなが知っている事を話し、
「もう頑張れない。平気なふりをして笑っているのもう疲れた。ママが一人で頑張ってるのわかってるし、私が陸上頑張ればママが喜ぶのわかってるけどもう無理。ママは何もわかっていない。頑張れる?って聞かれたら頑張るとしか答えられない。ママはこれ以上私に気を遣わせないで」
と本音をぶつけます。
そのまま麗奈は予選会には出ず、真弓の母が今日はサボろうと連れて帰りました。
秀明は麗奈と楓のやりとりがある日を境になくなったのに気づき、何かあったのではないかと思っていたと伝えました。そこで真弓は話したいこととはそれだったのかと気付きました。
真弓はなにやってるんだろう…見当違いに励まして、気を使わせて…と言うと秀明は、元はといえば秀明が悪いしあまり一人で背負い込むなと優しく言いました。そして、明日は面会日だから秀明が迎えに行く事になりました。
太郎は綾子の働いている食堂を覗いていました。綾子は男性客に美人だ、タイプだと口説かれそうになっていましたがうまくかわします。
思わず太郎は食堂に入りますが、お席空いてますよと顔色ひとつ変えずにいうのだった。
太郎は仕方なくハンバーグ定食を頼みました。
父の応援
翌日、秀明は麗奈を迎えに行きますが、麗奈は殆ど口をきいてくれません。話さなくていいから映画が見たいと言い出しました。
真弓はその頃カレーショップこまちで何度も時計を見て落ち着きません。
圭介はあいつ頼りないし、俺なら真弓さんにそんな思いはさせないと言ってみたのですが真弓は上の空でした。秀明が一人で抱え込むなと言ったことがぼんやり頭に浮かびました。
秀明と麗奈は約束の時間まで茶店でお茶を飲んでいました。秀明は小学校の頃送り届けた道の前だったので、一人で行くと聞いたときは泣きそうになった事、足の早い麗奈が誇らしかった事を話しました。麗奈はスマホを見たままです。
自分のせいですごく傷つけて悪かった、こんな自分のせいで学校も走ることも友達のことも諦めないでほしいと必死でお願いするのでした。
麗奈は
「もう遅いよ。大事な大会もサボったからもう帰る場所はない。学校も部活もやめるからもういい、二度と会いに来ないで」
とその場から走り去ります。
しかし、秀明はしつこくて悪いか!と麗奈を追いかけるのでした。
やっとのことで逃げ切ったと思った麗奈はまだしつこく追いかけてくる秀明から必死に逃げます。
走って逃げる麗奈と、麗奈、ごめんと言いながら全力で追いかける秀明を見かけた真弓は何事かと思い、二人を追いかけます。
踏み切りの向こうまで逃げ切った麗奈に秀明は「がんばれ!」と言います。
真弓も麗奈も何を言ってるのかと呆れ、全部パパのせいだ、パパなんて大嫌いと麗奈は泣き叫びます。
それでも負けじと秀明は伝えます。
「学校行ってても行ってなくても、これから大人になっても嫌われても呆れられてもずっと一生、麗奈を応援していたい」
と気持ちをぶつけました。すると真弓もハッとして
「ママも一生応援したい」
と二人で麗奈に
「がんばれ!」
とエールを送りました。
二人を見て涙が止まらない麗奈。電車が通りすぎると麗奈の姿はありません。見ると線路沿いにうずくまっていました。
「三人がいい。パパとママが試合で応援してくれたら背中がすーっと押されて早く走れる気がした。やっぱり三人一緒がいい」
と本当の気持ちを伝えるのでした。真弓はただ謝るのでした。見ると秀明は走りすぎて倒れていました。それを見て麗奈と真弓は大笑いをしました。
その夜、のびた秀明が家で休んでいました。真弓が
「ごはん食べてったら?」
と言い、麗奈もどっちでもいいと了承しました。
久しぶりに三人で食事をし、秀明はとても嬉しそうでした。真弓もこの感じは久々だと少しほっとしていました。秀明がフライにソースをかけることをわかっていたので麗奈はとってあげました。
どうせ役に立たないとタカをくくってパパを下に見ていたのかとおもっていました。
下まで秀明を送ると、
「尾野さん、これから困ったときは頼ってよ。一人で抱え込まずに」
と秀明が言いました。
真弓も都合よく頼ると了承して、これからは一人で抱え込むのはやめようと思いました。
太郎は綾子の仕事が終わるのを待っていました。
「俺はお前に嫌な思いをさせていたのか?お前を傷つけていたのか」
と尋ねると
「どうでもいい。もう昔の事だし」
と去っていくのでした。
「お前の過去まで消せると思うなよ」
と太郎は捨てぜりふを吐きました。
朝、麗奈が学校に行こうとすると楓の姿がありました。あまり気乗りしないけど麗奈は話しました。まだ怒ってる。楓だから話したのにひどい、でももういいよと楓を許して二人で手を繋いで仲良く学校に行きました。
桃が太郎の職場で契約破棄にかかった手数料の請求書をに渡しました。本当はうちがお支払いしなければならないくらいですよねとぼそっと言いました。
「今奥さん誰と一緒にいるかご存知ですか?」
と意味深な笑みを浮かべるのでした。
秀明の残っていた荷物を抱え、一人暮らしの秀明の家を探しにきました。
綾子も秀明の家に寄ろうと歩いていましたが前を歩く真弓に気づき、全速力でスカートをたくしあげて近道をして真弓より先に秀明の家に到着して、盗んだ鍵で家に入りました。
そんなとき秀明ものんびり帰ってきて、家の前で真弓と出会い、話していると玄関が開いて綾子が
「あらお世話になっております。」
と秀明から借りていたパーカーを着て言うのでした。
唖然とする真弓と首を横に振る秀明。
そしてその様子を離れたところから太郎が見ていた。
まとめと感想
今回は大人メンバー走りましたねー。佐藤元夫妻、そして綾子まで。玉木さん割りとフォームよかったですね。
綾子の全力疾走はもはや恐怖です。
そして実は足早いんですね(笑)そこまでするんだと思いました。
私は気づいてませんでしたが圭介は実は真弓に気が合ったんですね。
来週の俺にしときなよはちょっとキュンキュンしました。
来週は恋の予感と盛り上がらない四者面談ですね。来週も見逃せないことまちがいなしです。
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