一通の差出人不明の告発文が届いたことから、ホテルはちょっとしたパニックに。
時貞(渡辺いっけい)宛の告発文で、内容は暴力事件を引き起こしたというもの。
総支配人である佐那(戸田恵梨香)と宇海(岩田剛典)に、呼び出され、身に覚えがないかと聞かれるも、時貞は
「こんなもの、なにかのイタズラですよ。」
と真っ向から否定します。
時貞はどうなってしまうのでしょうか?
ドラマ崖っぷちホテル第5話(5月13日放映)のあらすじと感想をはじめます。(ネタバレ注意)
ドラマ崖っぷちホテル5月13日第5話あらすじ!ネタバレ注意|
時貞への告発状
裕子(川栄李奈)は、阿部長吉(宮川大輔)と吉村尚美(西尾まり)のことを、師匠、姉さんと呼び、その告発文のことを相談します。
そして裕子は、気になると止まれないようで、インヴルサ中を聞きまわります。
ロビーには謎の客(でんでん)がいて、「ときさだぁ。」
と叫んでいます。
大田原(くっきー)とピエール田中(チャドマレーン)はその剣幕に圧倒され、どう対応したらいいかわかりません。
ピエールは、佐那たちのもとにやってきて、その謎の客がやってきていることを報告します。
一部始終を聞いた宇海は、
「私たちで、最高のおもてなしをしましょう。」
と言います。
いったいどんなおもてなしをすれば、この謎の客にご満足いただけるか。
恒例の全体ミーティングが開かれます。
そしてその謎の客が自治会長である後藤(でんでん)であることが、丹沢によって明かされます。
その後藤は、昔からの常連であったが、とにかく頑固者という評判です。
ハル(浜辺美波)は、ランチタイムに来てまずかったと言われること、長吉は昔思いっきり怒鳴られた経験があることを思い出しす。
宇海は、昔の常連の方を呼び戻していただけたことを、時貞に感謝します。
他の従業員たちは、お帰りいただいた方がいいと、口をそろえて言います。
宇海が、佐那に意見を求めると、「ご宿泊に来てくださった大切なお客様ですから、一方的にお断りするのは違うかと。」
と言います。
時貞の顔なじみということで江口(中村倫也)などが、情報を引き出そうとします。
時貞は、「是非お泊り頂きたいと。」
と言うだけです。
そんな時貞に後藤の担当を任せます。
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後藤と時貞
清掃部の間では、裕子、長吉、尚美が、時貞を暴力事件に関してクロだと決めつけ、話を進めていきます。
そして尚美は、
「さらなる事件の香りがするわ。」
と言って、なんだか面白がっているようです。
一方佐那は、一人悩んでいます。
そこに宇海が現れ、
「どうしました。」
と尋ねられると、正直な胸の内を話します。
告発状を送ってきた相手は、後藤か定かではないが、後藤、時貞の両者の間にあったなんらかの事情が気がかりで、担当をお願いするのが心配というものでした。
宇海が、
「お客様のことをよく知っているということは、接客のアドバンテージです。なので時貞さんにお願いするのが最適だと思いますよ。」
と佐那を後押ししてくれます。
その頃厨房では、ハルはリベンジに燃えているようです。
「何度も来てたのに、一度も美味しいって言われたことないんですよ、そんなの悔しいじゃないですか。
あの人が笑顔で顔くしゃくしゃにして、大の字で寝転んで、あーおいしいって言えるような料理を考えましょう。」
と言います。
だけど江口も、ハルも、なぜ時貞が後藤を宿泊させることを認めたのか見当もつきません。
ホテルのエントランスで身構える時貞。
そこに後藤が現れます。
昨日誕生日を迎えたという娘(大沢ひかる)と一緒に。
時貞は2名できていることに少々驚きながらも、「302号室をご用意しております。」
と伝えると、後藤は、「違うだろ、わかるだろ、今日はちょうどいいし。」
と話し、さらに「屋根裏の部屋だよ、俺はいつもあそこの部屋に泊まってんだよ。」
と主張するのです。
時貞も、一緒にお迎えしていた佐那も驚きを隠せません。
佐那達は、長く使われていないこと清掃状態にも不備があることなどを一向に聞く耳を持ちません。
そして時貞は、後藤の依頼を受け、屋根裏の部屋を用意することを伝えるのです。
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屋根裏部屋の訳は?
バーでは、丹沢と枝川が、本当に時貞と後藤がもめた原因について話しています。
丹沢が、
「あの小心者の時貞さんが手なんて出しますかね。」
と言ったが、その後二人で、
「お酒。」
極端にお酒の弱い時貞のことを思い出すのでした。
するとそこへ、後藤親子がやってきます。
驚いた様子を見せる丹沢に、後藤はここで休ませてもらうことを伝え、日本酒を求めます。
枝川が、インヴルサに日本酒がないことを伝えると、後藤に叱責されてしまいます。
お手拭きにまで文句をつける始末。
そして後藤はウーロン茶を要求し、さらにこう付け加えます。
「待たされてんだから、金なんて払わねぇんだからな。」
と、いつキレてもおかしくない枝川に、落ち着くよう丹沢が声をかけます。
その頃、清掃部員達は、屋根裏の部屋へと足を踏み入れようとしていました。
中は、想像通りの汚い有様。
尚美は、暴力事件を起こされて、その腹いせに、ホテル全体を訴えようとしているという持論を展開します。
そんな推理を披露していると、宇海が、楽しそうな声を上げながら部屋へ入ってきました。
長吉達は、嫌がらせだと端から決めてかかりますが、宇海はそうではありません。
再びこの部屋を使うチャンスをくれたと言うのです。
ホテル内に居場所のない時貞はずっとロビーで立ち尽くしています。
ピエールと大田原は、後藤が訴えに来たと決めてかかっています。
わざわざ宿泊までするということは、何か問題があったら、自分たちにまで訴えが及ぶのではないかとまで言い出します。
佐那のもとに時貞がやってきて、屋根裏の部屋の清掃が終了した件と、後藤を案内する旨を報告します。
時貞は佐那に、正直に疑問をぶつけます。
「どうして後藤さまの宿泊の許可を…。」
佐那は、「お客様をこちらからお断りするのは違うと思いまして。」
ここでも時貞は、例の告発文が気がかりなようです。
佐那はそれに対し、「あれは、皆さんのいう通り、後藤さまが出されたものなんですか。」
と尋ねると、時貞は、「そうと決まったわけでは…」と少しの沈黙ののちに、「おそらく後藤さまが出されたものかと。」
佐那は、時貞にもう一度聞きます。
「暴力事件起こしていてないんですよね」と。
時貞は、「それはしてません。」
とキッパリ否定します。
その様子を見た佐那は、「では、引き続き、後藤さまの担当をお願いいたします。」
と伝えます。
戸惑う時貞に対し、佐那は、事件を起こしたわけもないし、もめ事を起こそうとしてるわけでもないと言うのです。
その素直な佐那の気持ちに触れ、時貞が何かを言いかけますが、「いえ、なんでもないです。」
とその場を後にします。
支配人室を出ると長吉達が、屋根裏の部屋の清掃で疲労しているのか、背中を伸ばしたりしています。
時貞は、なんの一言もなしに部屋を出て行ってしまいます。
長吉と尚美は時貞に対する不満をぶちまけてしまいます。
一方ロビーでは、ピエールと大田原、服部が何やら話しています。
大田原が、「責任を取ってもらうしかありません。」
と重たい話をしています。
時貞はどんな思いで聞いていたのでしょう。
かたや、厨房では、清掃の手伝いをしていた宇海がサバサンドを食べています。
ハルも、今まで料理を認めてもらったことがない後藤に対し、敵意をむき出しにしています。
そうするとどこからか服部がやってきます。
ロビーで後藤が暴れており、宇海に連絡をとのこと。
後藤は、屋根裏の部屋の清掃が行き届いてないことを指摘します。
そして、時貞はもう一度チャンスをもらい清掃することを約束します。
時貞は佐那にみんなを集めるようにいうのです。
集まった場で、時貞は、清掃部に文句をつけます。
ちゃんと清掃していなかったのではないか、と。
時貞の言い方もだいぶきつくなってしまい、長吉の怒りが爆発します。
佐那が宇海を呼び、少しずつ変わり始めている状況なのに、時貞は水を差してばっかりだと言うのです。
本当に責任を取ってもらってもいいんじゃないか、とまで言うのです。
佐那は、「私はそんなことを思っていません。」
せっかくまとまってきたチームなのに、ここで一つバラバラになってしまったようです。
長吉も間違ったことを言ってないと言いながら、自分に言い聞かせているように見えます。
はぁーっと大きいため息をつきながら伏せる佐那に、枝川は久々に聞いたと言うのです。
枝川と丹沢が、佐那にこう言うのです。
「事件を起こしたと思っていますか」と。
佐那は、「私は全く。」
枝川と丹沢はその話を聞いて安心したように、「じゃあ大丈夫だわ、他のスタッフのことも任せたわね。」
と言ってその場を後にします。
時貞は、屋根裏の部屋に行ってみてそのキレイさに驚かされます。
宇海は「お客様にご満足いただけなかったのは私の責任でもあります。」
と言って、頭を下げます。
時貞は、これに対し、土下座をして、「お願いします、教えて下さい。」
後藤が何を望んでいるのか、宇海はすでに知っていると決めつけて話を進めていきます。
宇海は、「いえ、全くわかりません。」
と返答します。
さらに、「むしろ時貞さんの方が、わかっているんじゃないですか。」
宇海は、前に佐那が大切なのは考えることだと言っていたことを伝え、後藤に心から満足してもらうために、考えることを提案します。
そこから部屋中を隅々まで、見渡し始める時貞。
何かひらめいたように、時貞は宇海に頼み事をします。
その頼み事を伝えに来たのは、なんと厨房。
ハルと江口に、作って欲しいものを依頼します。
時貞が屋根の窓を掃除していると、どこからか長吉がやってきます。
時貞が、「どうして。」
と尋ねると、長吉は「支配人から聞きました。
暴力事件なんか起こしていない、きちんと謝って欲しいと」
そして、長吉は時貞に謝罪し、再びいいチームに戻れる予感がしてきました。
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お客様のために
その晩後藤親子が戻ってきます。
後藤は、声を出しすぎてお腹が空いたと言います。
時貞は、「お食事ですが、お部屋ご用意してありますので」
部屋に案内されると後藤は窓を見て、「キレイになっているじゃねぇか。」
そして、その窓から満月の光が差し込むのです。
20年前の元支配人との思い出を語り始めます。
後藤が宿泊に来た時に満室だったが、元支配人が良いものが観れると言って、案内したそう。
その時お腹にいた子が満月のように美しく立派に育って欲しいと願いを込めて、ミチルという名前にしたそう。
そして後藤の夢はいつか月明かりの下で、一緒にお酒を飲むことになっていたと語るのです。
夢が叶って食べる食事は格別なのか、食もお酒も止まりません。
そしてその夜は更けていきました。
時貞はしてやったり、といった表情です。
大切な夢だけど、後藤と飲む時はお酒が入っているからつい、ととぼける時貞。
そしてみんなが気になっていた、後藤の絆創膏は、自分で転んだものだと言うことが宇海によって
暴露されます。
その口論のきっかけとなったのが、後藤がインヴルサをバカにしたことがきっかけで、時貞が怒り、今インヴルサは良い方向に変わってきている。
そして一回来てみろ、絶対満足させてやるからと約束したそうなのです。
これで晴れて暴力事件を起こしていないことがわかり、スタッフ一同の間にあったわだかまりも解消されたようです。
後藤親子は満足して、また来ると言って立ち去り、そして、告発状も後藤からのものではないことが判明します。
では一体、告発状は誰から来たものなのでしょうか。
佐那は、ハッとした様子で、その告発状を見返すと、兄で元総支配人の誠一(佐藤隆太)からのものであることを突き止めます。
新たなキャラクター登場で一体どうなってしまうのか。
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まとめと感想
今回は時貞の心根にあるホテルマンとしての思いが溢れた回だったなと思いました。
もちろん人としてはまだ足りない部分はあるかもしれないけれど、チームとして働くことが少しずつ分かってきたんじゃないかなと思います。
また、佐那は、支配人として、周りのスタッフから認められてきているなと感じました。
物語も中盤を過ぎ、これまでの栄光を取り戻すためのさらなる大逆転とは?
また見てみたいので、ちょっとネットで調べてみましたが、『崖っぷちホテル』を見れる動画配信サービスが2つありました!
「民放公式テレビポータルTVer」と「Hulu」です。
それぞれの特徴をまとめておきます。
・無料で崖っぷちホテルを見れる。
・ただし放送後1週間分だけ。それ以上前の回は見ることができない。
Hulu
・崖っぷちホテルの放映された回は全話見れる。
・有料(2週間は無料お試しあり)
・放映中のドラマだけでなく、過去のドラマや国内国外の映画、ライブ、ドキュメンタリーやアニメなどの動画も見放題。
見放題の作品例
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