2018年4月からスタートの「執事西園寺の名推理」に西園寺が仕える奥様、伊集院百合子の役で出演する八千草薫(やちぐさかおる)さんって上品で可愛らしい方ですよね。
今回は八千草薫さんについて調べてみました。
八千草薫ってどんな人?
生年月日:1931年1月6日(2024年11月22日現在の年齢93歳)
血液型:O型
身長:154㎝(公称)
本名:谷口瞳(たにぐちひとみ)
旧姓:松田
出身地:大阪府
八千草薫さんは、プール女学院在学中に宝塚音楽学校に合格し、1947年に宝塚歌劇団に入団します。
その頃の八千草薫さんは本当に美しく(今でも美しいですが)、その美貌だけで一躍スターに上り詰めるほどであったといいます。お嫁さんにしたい有名人のアンケートでも、何度も1位に輝いたそうです。
八千草薫の宝塚時代の写真(画像)は綾瀬はるかに似ている?
そしてこれが八千草薫さんの宝塚時代の写真です。
こちらは21歳のときの八千草薫さん、「ジャワの踊り子」を宝塚で演じたときの写真です。
綾瀬はるかさんも美しいですが、八千草薫さんの若い頃のお顔もものすごい美人ですよね。
綾瀬はるかさんと似ているというネットの書き込みがありましたが、ちょっと少し、違うような気がします。
八千草薫さんは、幼い頃お父様を亡くされ、母一人子一人で育ちます。
思春期が戦時中で、自宅も空襲で焼けたそうです。
そのため、華やかな、色のある夢の世界に憧れていたそうです。
宝塚歌劇団に入団した頃は「分福茶釜」のたぬきなど、コミカルな役を当たり役としていましたが、1952年「源氏物語」の初演で、可憐で無垢な若紫を見事に表現し、絶大な評判と人気をえました。
若紫役の八千草薫さん(左)
それ以後は、美貌・清純派の娘役として宝塚の一時代を風靡しました。
宝塚時代から東宝映画等に出演し、退団後は、テレビドラマでのおっとりした良妻賢母役が好評で多くのドラマに出演しました。
30歳の頃の八千草薫さん。
そして、1997年の「岸辺のアルバム」では、家族に隠れて不倫する主婦役で、従来のイメージをひっくり返し、テレビドラマ史に残る名作となりました。
「岸辺のアルバム」で、八千草薫さんはテレビ大賞主演女優賞を受賞しました。
プライベートでは、1957年に映画監督の谷口千吉(たにぐちせんきち)さんと結婚しました。
谷口千吉さんは1912年2月19日生まれで、東京都出身です。
二人は親子ほどの年の差がありますし、谷口さんは3度目の結婚でしたので、当時、多方面で話題、波紋を呼びました。
お二人の間にお子さんはありませんでしたが、おしどり夫婦として知られ、結婚50年目の2007年10月29日、谷口さんが95歳でお亡くなりになるまで連れ添いました。
八千草薫さんの趣味は山歩きです。健康的ですよね。この趣味のおかげか、八千草薫さんは、80歳を過ぎた今でも背筋がピンと伸びています。
自然環境保全審議会委員を務めたこともあります。
八千草薫さんは、映画やドラマで数々の賞を受賞するだけではなく、
1995年文化庁長官表彰、
1997年に紫綬褒章、
2003年に旭日小綬章(秋)、
2015年に名誉都民
を受賞しています。
日本アカデミー賞では、2004年に「阿修羅のごとく」で優秀助演女優賞、2017年には会長功労賞を受賞しています。
今はもう80歳を越えているのに、美しく、可愛らしさもあります。
その上、上品で優雅な奥様そのものの雰囲気。いつまでも多くの女性の憧れですよね。
こんなふうに年を重ねていけるというのは素敵だなと思いました。