前回は月海(芳根京子)がクラゲの指輪で修にプロポーズされたあと、尼~ず達が天水館を去るところで終わっていましたね。
果たして月海の返事はどうなるのでしょうか。
第10話のネタバレと感想始めます。


 


ジェリーフィッシュ卒業制作

月海はネットカフェで眠っているところを蔵之介(瀬戸康史)に起こされます。

月海のスペースには(工藤阿須加)からもらったクラゲの婚約指輪が置いてあり、蔵之介は切ない気持ちになります。
ほどなくして尼~ず全員次々と出てきます。
全員が同じネットカフェにいたのです。

そんなとき稲荷翔子(泉里香)達の元に天水地区再開発見直しの連絡が入り、鯉渕家に話を聞きに行くことになりました。
稲荷翔子は修への恋煩いと仕事の不調で呆然としたままでした。

鯉淵慶一郎(北大路欣也)は反対派の意見が無視できなくなったから反対派にまわったと言います。
天水館を守りたい息子二人が反対派にまわった影響かもしれません。

蔵之介と月海は天水館に戻ってクラゲのクララの海水の素を探しに来ていました。

人気のない天水館のテーブルにまだ温かかった鍋が一つ。そして足音がしました。

目白先生?

と思って見るとそこにはカイフィッシュ(賀来賢人)が。
月海はカイにもうデザイナーはやめると伝えます。カイは蔵之介に
「君は彼女に才能を捨てさせた」
と言い放ちます。本当にそれでいいかよく考えろと月海に伝えてカイは去っていきました。

カイ・フィッシュ

ネットカフェで鍋をする尼~ずを前にジェリーフィッシュは解散しようと蔵之介は伝えます。
なら最後に尼~ずが着たいと思うドレスを作ってショーをしようと月海はみんなに提案します。
みんなが賛成して一致団結して卒業制作に取りかかることになりました。

一度は天水館を出たので潜入してから天水館でドレス作りをすることにしました。
今回のドレスのテーマは

メタルフォーゼ(変体)

 

クラゲは一生のうちで形が変わることに目をつけたドレスです。
だがドレス作りの前に修と話がしたいと月海は言います。

プロポーズは、本当に嬉しかったし、こんな自分の事を守ってくれるのはありがたいと思う月海。
でも守られてるだけではダメだし、作りたいものがある、月海は修にこう伝えます。

修は蔵之介と作りたいと聞き、がっくりし、月海から指輪を返されます。

その頃秘書ファヨン(伊藤ゆり)は会社を辞めるとカイに伝えていました。

天水館ではノムさん(安達祐実)も呼んで変体するドレスの試作をしていました。
色々悩んだけど、ドレスの生地は尼~ずも着てみたいジャージ素材になりました。

蔵之介は家で修にただで借りられる会場がないか相談していました。
修は任せてほしいと言って、水族館をショーの会場としてただで使わせてくれるようにかけあってくれます。
実は先日気分が悪くなった女性を助けたところ、その人が水族館の館長だったため、交渉は成功します。


メタルフォーゼ解禁

その頃、カイのやり方が気に入らない経営陣がカイフィッシュを解任していました。

蔵之介は大学を辞め一からファッションの勉強をしたい、やっと人生をかけてやりたいことを見つけたと父慶一郎に伝えています。
蔵之介の様子を見て、慶一郎は修に一つ頼み事をするのでした。

月海は完成したドレスをクララに見せます。
クララがモデルの服で、尼~ずが尼~ずのままで強くなれるように作った鎧だと話しかけています。
柔らかで透明なゼリーのような膜で包んでくれるドレスは月海に自信をつけさせているようでした。

ショー本番を迎え、花森を司会にして神秘的な世界を醸し出します。
その中で蔵之介とまやや(内田理央)はランウェイを歩く!
ショーにはカイやファヨンも来ていました。
盛り上がりをみせ、順調に進むショーでしたが、蔵之介はステージ上から母・リナが来ていることに気付き息切れして動けなってしまいました。
なんとかまややに手を引かれてランウェイから去った蔵之介ですが、動揺して立ち上がれません。

そんな蔵之介を見たのは初めて。
月海は言います。
「今までは蔵之介に助けられてばかりだったけど今度は尼~ずが助ける番だ」
と。尼~ずのためのドレスだから髪やメイクもそのまま尼~ずステージに立とうと。

そして月海は
「女の子は大きくなったらみんなみんなきれいなお姫様になる」
という母の言葉を思い出すのでした。

バックステージで蔵之介とリナは会っていました。何十年かぶりに会った息子が女の姿だったら驚くだろうと思っていました。でもリナは立派になったと褒めてくれました。リナは慶一郎から連絡をもらって来ていたのです。そしてごめんねと言ってただ抱き締めるのでした。

しばらくして落ち着いた蔵之介は白いタキシード姿に。
「ありがとう。これがラストステージだ。」
そして月海がステージへ出るときに手をとって

「愛してる」

 

そう言ってステージへとでていく蔵之介。

ショーが終わると修は月海に伝えました。
蔵之介に好きな人ができてうまくいくことがあったら、その娘にはリナの分まで愛してほしいと。
修は肩の荷が降りたのか一礼して清々しく去っていくのでした


おつかれパーティー海月姫

天水館で行われるおつかれパーティー。
そこで蔵之介は明日からNYへファッションの勉強に行くと言います。
そこにカイがやってきます。社長を解任され退職金代わりに天水館をもらったから家賃を頼りに管理人として尼~ずをサポートすることを知らせに来たのでした。

尼~ず達は蔵之介が戻ってくるまで皆で服を作ってジェリーフィッシュを守っていくと心に決めたのでした。

最後に蔵之介は本当は男であることをみんなに告白しますが、千絵子(富山えり子)以外はだいたい気づいていました。男だろうが女だろうが蔵之介は蔵之介だと受け入れていたのです。

結束も固くなり、
「ウィーアーアマーズ!」
と円陣を組みますが、その輪に見知らぬ男が一人いました。それは目白先生(滝藤賢一)でした。

目白先生の正体は男

目白先生も男だったのです。千絵子はキャパオーバーで倒れてしまいました。
実は目白先生は千絵子に一目惚れしたから自分以外の男に入居してほしくなかったので天水館を男子禁制にしていたのでした。

蔵之介と月海がクララの水槽の前ではなしています。

月海は蔵之介と出会って今まで知らなかった華やかな世界を見ることができた。蔵之介が魔法をかけてくれたおかげだと。
これからは遠く離れた蔵之介に頼る訳にはいかないからもう待っていないと月海は伝えるのでした。

蔵之介がいなくてもジェリーフィッシュの服を尼~ずと作り続けるから心おきなく行ってきてといいと後押しするのでした。
強がる月海に
「俺がいなかったらただのクラゲオタクだったくせに…」

月海はキスで口を塞ぎました。

そして蔵之介は優しく月海を抱き締めるのでした。

感想

原作と違う終わり方がよかったですね。

原作では蔵之介も天水館に住む事になっていましたから。

月海は待っていないって言ってたけど蔵之介をしばらないためですね
付き合うとか結婚とかそういう関係でなく心で繋がっているってことでしょうか。

私はてっきり月海はついていくかと思いましたが、それぞれで頑張るという新しいスタイルですね。でも、やっぱり好きなら一緒にいてほしいかなぁ。

あと目白先生は滝藤賢一さんが演じられたんですね。
長髪で髭と聞いていたので某お笑い芸人のイメージしかありませんでした。
ずっときになってたけど目白先生はトイレとお風呂はどうしてたのでしょう…これからは千絵子に思いを伝えていってくれるといいですね。

できれば最後は15分拡大スペシャルにしてほしかったです。盛りだくさんすぎたのと名残惜しかったので。

本当に最終回を迎えてしまいましたね。できればスペシャルドラマもやってほしいです。

尼~ずは永遠なので。

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