前回はジェリーフィッシュのお店をプロモーションスペースに出店したときに実業家のカイフィッシュ(賀来賢人)の会社で商談になりました。

「3億円でドレスのデザインを売ってほしい。デザインナーのミス月海とともに。」

 

というところで終わっていましたね。

果たして月海(芳根京子)の運命はどうなるのでしょうか。


 


天水館売却される

カイは月海を連れてシンガポールに行き、ブランドを立ち上げたいと言います。月海は才能を3億で買われたのでした。

契約金を用意させようとしたカイに蔵之介(瀬戸康史)は英語で

「ジェリーフィッシュの事も月海の事もわかっていない。断る」

と英語で伝えたのでした。

英語で話す蔵之介

帰ると言う蔵之介に月海は訳がわからないまま着いていくのでした。
帰ろうとしている月海に

「困ったことがあったら連絡してください」

とカイフィッシュは名刺を渡すのでした。

プロモーションスペースに戻ると、尼〜ずたちがいなくなっていました。
その代わり物陰から稲荷(泉里香)達が現れました。
稲荷は天水館はグローバルシティクリエイトが買い取ったと伝えに来たのでした。

今月中に出ていくなら引っ越し資金として一人50万支払うとも言うのです。

勝ち誇ったような稲荷


蔵之介と月海が天水館に帰ると尼~ず達も落ち込んでいました。
ばんばさん(松井玲奈)はいっそ50万もらってでていこうかとも言います。
千絵子(富山えり子)も売買契約をしてしまった以上、天水館は終わりだと落胆していました。
さすがに蔵之介は、何もアイデアがないから少し頭を冷やしてくると出ていってしまいます。

(工藤阿須加)は以前月海に

「困ったことがあったらいつでも電話してください」

と伝えていました。月海は修に電話しますが、肝心なときに出ません。

そのとき修は携帯電話をなくしたまま帰国を一日遅らせてヴェネツィアで婚約指輪を探していたのでした。

月海は、修に会うため鰐淵家にいくと、容子(床嶋佳子)と慶一郎(北大路欣也)がいただけでした。
月海はそこで修がイタリアにいることを知りました。

容子は月海がとても真面目そうなので気に入った様子でした。
蔵之介も天水館で世話になってという話をすると、慶一郎は蔵之介は長男なのにふらふらしてとぼやきました。
月海は蔵之介さんが天水館のために尽力してくれたが、天水館が売られてしまって落ち込んでいることを伝えました。
なんとかならないかと慶一郎に相談しましたがどうすることもできないとの返答でした。

その頃修は、クラゲの形の指輪が欲しいとベネチアグラスの工房で伝えていました。
オーダーメイドで婚約指輪を作ってもらうことにしていました。

月海が帰ると、尼〜ずたちは、やけ酒を飲みながらお別れパーティーをかれこれ3時間はしていました。しかもまだ一人目のまやや(内田理央)のスピーチ。
ジジ様(木南晴夏)は

「みんな名残惜しいんです。ここでしか生きられない人たちの集まりでしたから。」

 

と月海に伝えました。月海は考えました。

月海は、公衆電話からカイに電話をしました。


月海旅立つ

翌朝尼~ず達が酔いつぶれていると、稲荷が、天水館にやって来ました。引越しを手伝いに来たと。

業者が、ずかずかと入ってきて尼〜ずの部屋を掃除しようとします。尼~ず達が制止しても聞きません。
稲荷は、高笑いしながらお金をばらまくのでした。

蔵之介が、天水館にやって来ると、部屋は片付けられ、尼〜ずは、お金を受け取り、稲荷にてなづけられていました。

そこに、佐々木(安井順平)から稲荷に電話がありました。
中止だと。
社内がばたついている。
この連絡で稲荷は動揺し始めるのです。

そこへカイの秘書(伊藤ゆみ)がやって来ました。
大きな荷物を抱えた月海が出てきて天水館をカイフィッシュが買い取ってくれること、その代わり月海はシンガーポールに行くことになったと尼~ずに伝えました。

尼~ず達は驚いたものの、最終的には「月海、行ってこい。」と送り出します。

しかし蔵之介は追いかけます。
修も全然、電話に出てくれず。
嫌気がさして、逃亡してしまったのかと思っていると蔵之介に伝えます。

クラゲのクララのことよろしくお願いしますとだけ言い残して月海は旅立ちました。

会社にもどり、稲荷は佐々木から天水館がカイフィッシュに買い取られ、おそらく稲荷も佐々木も左遷されるだろうと伝えます。
稲荷の怒りはマックスになりました。
「このまま引き下がるわけがないでしょ!」
と、佐々木の胸ぐらをつかんで高くかかげるのでした。
そしてカイの会社にのりこみました。
その頃蔵之介もカイとコンタクトを取ろうと会社に乗り込んでました。

月海は、カイとランチするために漁港に連れてこられました。
魚が釣れたらランチしようとカイに言われ、月海は一緒に魚釣りをしました。
カイは施設で育ち、魚釣りをしてみんなに振る舞ったことなんかを話しました。
そして、月海の作るドレスを、たくさんの女の子に着せよう、君が世界を変えるんだとカイは月海に伝えました。

会社に戻ると、カイの元に、蔵之介と稲荷がやって来ました。

天水館のことを覆そうとする稲荷と月海を取り戻そうとする蔵之介。

「私は、月海さんを一流のデザイナーにする。あなたにそれができますか?」
蔵之介は、カイに突きつけられます。
蔵之介は何も言えません。

蔵之介は、花森に月海の居場所を知りたいから探してくれと頼みますが、月海を取り戻すと天水館はなくなるのではないかと言われました。
そうなっても仕方ないと思っていることを伝えると、花森は、すぎもっちゃんに探してくれと頼みました。

花森と蔵之介

秘書にクリエイターが集まるサロンに月海は連れていかれました。
みんなに歓迎され、パスポートができるまでここで基礎的な事を学んでほしいと言われました。

修が帰国し、天水館に行くと、尼〜ずたちは、天水館を奪還したと祝っています。
そばには月海の遺影がおいてありました。
修はまややに、お前には用はないと追い返されてしまいます。

修は蔵之介に電話すると、呑気に指輪を探している間に月海はもう手の届かないところに行ってしまった、と言われてしまいます。

「俺は諦めない。どこにいようとどんな遠くに行こうと俺はあいつを捕まえる」

 

と言って蔵之介は月海を探しに行きます。


月海、行くな!

月海は、ホテルにいると、蔵之介がやって来ました。
そしてカイの支払いなのをいいことに、いろいろとルームサービスで頼みました。
秘書は蔵之介がホテルの月海の部屋に来ていると報告しましたが、カイは彼らの最後のパーティーだから好きにさせてやれと言うのでした。

蔵之介は修が逃げ出した訳ではないことを月海に伝えました。
「ただまっすぐで女慣れしてないだけだ、自信持てって言ってるの。」

そして尼~ずのことも薄情だと愚痴っていました。

月海は尼~ずにはお世話になったから自分が役立つならちっとも寂しくないと強がります。

食事も終わり、酔っ払った蔵之介は、今日はここに泊まって行くと言い出しました。
月海は、男の蔵之介と泊まるのかとキャパオーバーになっていました。
そんなとき浴室で大きな物音がしました。
蔵之介がシャワー室で倒れています。
裸の蔵之介を見てさらにキャパオーバーに。
眼鏡を外して月海は声をかけると、酔っ払っただけだから肩を貸してくれと蔵之介は言います。
肩を貸すと二人は転んでしまい、見つめ合います。

「行くな月海、行くな。行くなよ。どこにも行くな月海!」

 

と月海を抱きしめたのでした。

バスルームにて

翌朝、蔵之介が目覚めると、月海はもういませんでした。

カイと月海は車に乗っていました。
カイは
「これから君は、一人で戦って行くんだ。仲間なんて忘れたほうがいい。あの住人が君を切り捨てたようにね。」
と月海に言うのでした。

天水館で尼〜ずは、ドレスを片付けようとしていました。
そこに、蔵之介がやって来て、薄情にもほどがあると怒ります。

ドレスを見ていると辛い。月海がいなくて寂しいし、悲しい。でも月海の才能が買われたから送り出したと言って尼〜ず達は泣き出します。

蔵之介は俺たちには月海が必要なんだって伝えようと言いました。

稲荷は修を呼び出しました。
このまま月海をシンガポールに行かせるつもりかと問い詰めていました。
蔵之介が止めに行ったがダメだった。蔵之介と月海には強い絆があるから自分は入ってはダメだと思っていたと修は言うのでした。

稲荷は好きならそのダッサイ、クラゲの指輪で月海を止めなさいと背中を押すのでした。

修は、月海の連絡先を聞きに天水館に行くと、蔵之介に一緒に来るかと誘われました。

サロンでこれからやっていけるのかと途方にくれていた月海がテレビをつけると、ジジ様がいつも見ていた「たけ散歩」がやっていました。
ぼんやり尼~ずのことを思い出していると、尼〜ずと蔵之介、修が出ていました。

「尼~ずは永遠に不滅です。」
「かえってきてください」

というプラカードそしてみんなが月海~と口々に叫んでいるのでした。
それを見た月海はただ号泣し、それをカイがそっと見ていました。

感想

今回は蔵之介がグイグイきましたね。
そしてキュンキュン半端なかったです。
シャワーのシーンは一線を超えるのではないかと思いました。

修は今回は残念な感じでした。
肝心な時にいない。
女はいてほしいときにいてくれる人、言ってほしいときにほしい言葉をかけてくれる人に弱いんです。

はたして修と蔵之介のどちらに軍配があがるのでしょうか。

ちなみにサロンににゃんこスターさんいましたね(笑)オープニングソングにも参加しているようですし友情出演でしょうか。

次回かなり気になります。
くれぐれもお見逃しなく!

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