前回は綾子(木村多江)が秀明(玉木宏)の自宅から奥さん気取りで出てきたところに真弓(中谷美紀)が遭遇し、二人が一緒に住んでいると誤解しました。
秀明の顔は恐怖で青ざめています。
今回はなかなか笑えます。地獄絵図もあります。
あなたには帰る家がある第9話(6月8日放映)のドラマのあらすじ(ネタバレ注意)と感想始めます。


 


あなたには帰る家がある6月8日第9話のドラマのあらすじ(ネタバレ注意)

真弓の恋人は茄子田太郎!?

その日は離婚してから初めての誕生日で一緒に過ごすのはもちろん…パパ…ん?今さら?
でなくて圭介?ならまぁいっかだけど、太郎ならなんでってなる。

真弓は綾子の顔を見ると腸が煮えくり返り、荷物を秀明に押し付けてプリプリ帰りました。
秀明は誤解を解こうと追いかけようとしますが、綾子が
「行かせな~い」
と後ろから抱きつきズルズル家の中に引き込まれていきます。
まるでアナコンダに食われたようでした。真弓はしらけた目でその様子を見ていました。

真弓はカレーショップこまちで秀明の愚痴を言っていました。

あなたには帰る家がある1-1

真弓の会社にメンチカツを差し入れして、家族旅行に付いてきて、家に乗り込んできた女とよくよりを戻せるなと呆れています。
乙女ブリッコおばさんと流され男はお似合いだと怒り心頭でした。
別れた旦那が誰と付き合おうが関係ないと言いながら少し嫉妬してました。

由紀(笛木優子)から、結婚がこりごりなら気軽な恋をするつもりで新しい彼を見つけたらいいと言われました。真弓は余裕はないし麗奈と二人で充分幸せだと言うと、娘は彼氏ができたらすぐにそっちに行くからパートナーにはならないと言われてしまいます。

秀明は誤解を解こうとこまちにやって来ましたが真弓はいません。店員からも邪険にされます。そのときに10周年パーティーのポスターを目にしたが、圭介(駿河太郎)からはおまえは来るなと言われました。

会社では真弓はバツイチの男性から水炊きに誘われたり、年下の後輩から資格試験の本を貸してもらったりとモテ期がきてました。

あなたには帰る家がある1-2

どんな彼がいいか妄想していると6月10日の真弓の誕生日に行くシーフードレストランから予約確認の電話がかかってきました。まだ3名で予約していたので2名に変更してもらい、名前も尾野に変更してもらいました。

秀明は、真弓の仕事帰りを待ち伏せしていました。誤解を解こうと一生懸命弁解するのですが、別にフリーになったんだし誰と付き合ってもいいではないか、自分にも相手がいないわけでもないと言った。しかし秀明はまるで信じていない。
そんなときいいタイミングで電話がかかってきて真弓はそれらしい態度で電話にでていました。

あなたには帰る家がある1-3

真弓に彼氏がいるかもしれないと動揺した秀明は尾行し始めました。
太郎(ユースケ・サンタマリア)と会っている真弓を見て、「嘘だろ‥」とショックを受けていました。

太郎は弁護士を雇って秀明を訴えると言い出しました。太郎は会社にも伝えたら真弓も養育費がもらえなくて困るだろうと脅します。真弓はもううちは終わったし、自分の嫁と向き合えないからって毎回巻き込むなと言いました。太郎はまだ綾子は自分でないとダメなんだといっているのを聞いて呆れました。太郎は勝手にすればいいが、自分たちはもう他人だし関係ないと強く伝えた。

(高橋メアリージュン)はカレーショップこまちの10周年のチラシを秀明の書類の間から盗み見ていました。
ため息をつく秀明に声をかけると真弓と太郎がくっつくのは充分に有り得る話だと言われ、上司の竹田(藤本敏史)も会社の本部にそのパターンの人がいると言うので秀明はますます青ざめるのでした。

綾子は職場で同僚の女性の仕事を手伝うと仕事をとるなと罵られた。同性からは嫌われる性格だった。

秀明はこまちのパーティーのチラシを見ながらなんとか誤解を解かなきゃとおもっているとまた綾子がいた。
かれこれ4時間は待っていると言う。秀明はこういうのは困る、先日も勝手にスペアキーを持っていったしと言うと、だってほしかったもんとブリッコ口調で答えた。部屋に入ろうとする秀明に綾子はわざとくしゃみをした。秀明は二度とほだされまいとドアを強く閉めた。

綾子は家で晩御飯を食べながらカレーショップこまちのパーティーのチラシの映像をSNSで見ました。店の画像には真弓も写っていました。

パーティーは地獄絵図

6月10日、真弓は42才になりました。今日はカレーショップ「こまち」の10周年パーティーの日でもあります。
麗奈は誕生日おめでとうと言ってくれたものの慎吾からの映画のお誘いのメッセージが嬉しそうでした。
綾子は朝から料理を作っていました。

こまちでは圭介が真弓の誕生日プレゼントを用意していた。真弓がちょうど来店したが店員も一緒にやって来たので慌ててプレゼントを隠した。
真弓からは50周年まで長生きできるように一緒に走ろうとお祝いのランニングウェアが贈りました。

あなたには帰る家がある1-4

パーティーのホストとして真弓は手伝っていると秀明が形だけの手土産を持ってやって来ましたが圭介からも邪険にされ、真弓もむっとしています。
乾杯の音頭のあと、大荷物を持った綾子も現れました。

あなたには帰る家がある1-5

そして秀明に「おまたせ」と声をかけました。さらに太郎も現れ飲もうよと言います。茄子田夫妻の間に挟まれる泣きそうな秀明。

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またもカピパラはシャガーとアナコンダに挟まれてしまいました。

その頃、麗奈と慎吾は映画デートをしていました。お互いに恋人がいないことを確認し合う楽しそうな二人。

あなたには帰る家がある1-7

こまちには桃もやって来て秀明と綾子達の様子を見物していました。
綾子は店で自分の手料理を並べ始め、こういうのは困ると圭介が言うと、秀明も含む自分たちからの差し入れだと桃のムースを圭介に渡しました。
真弓は、綾子のタッパの上にカレーを置いて料理を食べたらすぐに帰るように秀明を睨んだ。秀明は太郎と綾子に挟まれて出られないことを目で訴えていた。
太郎は4人で今後のことをゆっくり話そうと真弓を座らせました。
それぞれが心の中で、やっちゃえ真弓と由紀は応援し、桃は秀明がぼこぼこにされろと思い、圭介は10周年が地獄絵図になったと嘆いていました。

真弓は綾子に娘がどれだけ傷ついたかといいかけたとき、畳み掛けるように綾子は単調に謝った。真弓は心がこもってないしうちは別れてるから真弓のいないところで勝手にやってくれと言いました。
綾子は、真弓にもう付き合っていいわよねと言いだしました。
真弓が嫉妬して怒っているとさらに言います。綾子は秀明を手放さないし秀明しかいないからもう自分たちのことを許してくれるわよねと言いました。
真弓は、どうぞご自由に、持ってっちゃってくれ、使い古しの中古品だけどねと捨て台詞を言い、最後にひと言いいました。

あなたには帰る家がある1-8

旬の桃はそのまま冷やしてかぶりつくのが一番、確実に美味しいからと言ってゴミ捨てに出ていきました。秀明はテーブルの下をくぐって真弓を追いかけました。

真弓を追いかけた秀明は、ゴミを蹴って転んでいる真弓を起こそうとしました。綾子が勝手に付いてきて綾子とは何にもないと弁解しました。
どうでもいいという真弓だったが、秀明は関係ないとは思ってないし誤解されたくないし、真弓が変な男と付き合うのが嫌だと言いました。
そんなことをいう資格はないのはわかってるけどそう思うから仕方ないと必死で伝えました。

真弓が太郎と付き合っているのかと恐る恐る確認するとそんなわけないと真弓は
言ったので、秀明が安心しきって笑えてきました。あんまりにもほっとしているので真弓もつい笑ってしまいました。

そして真弓に誕生日だからご飯に行こうと誘うと覚えていてくれたので少しうれしそうにしていました。いつも行っていたシーフードのお店を予約してあるのでおごってくれると言うから秀明も一緒に行くことになりました。

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その頃、綾子は太郎と話していた。生活が落ち着いたら慎吾を迎えに行くが、秀明に余計なことを吹き込んだら、太郎を人として心の底から軽蔑すると言い去っていきました。そんなとき太郎の母から電話が入りました。

茄子田家では姑が慎吾に綾子の実家から電話があったが、もう関係ないし慎吾も綾子についていけばよかったのにと笑うのでした。

真弓と秀明が仲良く店に帰ってくると綾子が店を出たところでした。
太郎は綾子の母が危篤だと綾子に伝え、連れて帰ろうとしましたが、綾子は近くにいた秀明に連れていってほしいとお願いするのでした。
太郎はいい加減にしろとなだめますが、太郎と一緒に行くくらいなら母の最後に会えなくても構わないと言いました。

真弓は秀明に行ってあげないと綾子は帰らないだろうと言い、太郎をの見直しに連れて行きました。
しかし太郎は相当答えたらしく邪魔して悪かったと言って一人帰っていきました。
振り替えると秀明は綾子に連行されていました。その様子を圭介は見ていました。

茄子田家に戻った太郎は家が荒れていることに驚きました。慎吾が姑に言われたことに腹をたてて暴れたのでした。姑に反抗的な態度をとるなと太郎から注意されると慎吾は太郎を睨んで家を出ていきました。

店に戻った真弓は圭介に今日のことを謝り、もうほっといてほしいよねと笑うと、圭介は真弓を後ろから抱きしめて「もう俺にしなよ」
と言いました。そしたら絶対泣かせないし平和だからと言われ、真弓の事が好きだと言おうとしたときに飲みすぎだと笑ってほどこうとしました。

あなたには帰る家がある1-11

圭介の顔から本気だとわかると真弓は動揺して帰ってしまいました。

麗奈が家に帰ったとき、真弓はまだかえっていませんでした。慎吾にメッセージを送るともう家に帰らないかもという言葉が帰ってきて麗奈は心配になって飛び出しました。

綾子は母が運ばれた病院に着いたときには既に母は亡くなっていました。綾子の姉からは母が最後に綾子の名前を呼んでいたが最後まで親不孝をしていると言われました。
綾子の姪は綾子の顔を知らない様子でした。

真弓が家に帰ると麗奈は映画が17時からしかとれなかったからご飯をまたにしてくれと嘘のメッセージが届きました。
真弓は残り物でも食べようかと思ったときにふと寂しく思いました。

綾子は秀明の元に戻り家族の思いで話を語りました。昼間の事を謝り、帰るところがないから今夜だけは一緒にいてほしい、一人にしないでと言いました。しかし秀明は、今考えているのは綾子のことではないと断りました。

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理想の人は茄子田太郎?

一人ランニングに出た真弓は海辺でぼんやりしている太郎を見つけたので夕食に誘いました。
太郎は、綾子が働けるとは思っていなかったし守ってやる必要もないから自分が何の役にたっているかわからないと話しました。どうしたら自分が変われるかどうすれば綾子が戻ってくるのかと真弓に聞きました。

そんな太郎に真弓はもうとっくに終わったのに、自分を惨めにする相手を気にして思っているなんて、ばかばかしい。こんな気持ちは遠くに投げてしまいたい。 真弓にも太郎にも、もっといい相手がいると励ましました。
この年で幸せになれるのかという太郎を無理に誉めたが太郎は真弓に何も言わなかったのでそういうところを直した方がいいとアドバイスしました。

太郎も最初は悪口のようでしたが、真弓は嘘がなくて信頼できると褒めました。そんなとき辺りが暗くなってバースデーソングがかかりました。祝ってほしいなら早く言えといいながら、運ばれてきた誕生日ケーキと共に大声で太郎は歌い、真弓を祝ってあげました。

真弓は太郎に爆笑しながら、ケーキのろうそくを消し、夕食を一緒に楽しみました。今自分に必要なパートナーはカッコつけてなくて、素直である意味誠実で、絶対に浮気しない、一緒にいるとつい笑っちゃうような…と太郎の顔を見ました。

が、ないと我に返りました。

あなたには帰る家がある1-14

太郎が年取って一人ぼっちなら一緒にお茶を飲んであげると言うと、そういうところが上からだと笑い合いました。
そんな二人の様子を遅れてきた秀明は見ていました。
秀明はがっくりきました。

麗奈はやっと慎吾を見つけての元に駆けつけていた。慎吾は泣きながら
「俺もうぶっ壊れそうだ‥」
と言った慎吾の手を取って麗奈も泣きました。
慎吾は
「うち、普通じゃないって言っただろう、うちの秘密知りたい?」
と言いました。

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綾子は、一人家に帰って真弓のSNSの写真を見ていました。
そして桃を手に取り、溢れる果汁をこぼしながら桃にかぶりつきました。真弓への溢れるような憎しみとともに果汁がスマホの写真にボタボタとこぼれ落ちていました。

まとめと感想

今回は地獄絵図からの太郎と真弓の接近でしたね。
アナコンダのあたりはもう笑ってしまいました。

綾子は秀明を取り戻すために親の死に目まで利用するなんてそこまでいったら清清しいです。
綾子の秘密はなんでしょうか。
姉の婚約者でも寝とったのではないかと思いますが真相は来週ですね。

ラスト2話となりました。さいごまで見逃せないですね。来週もおみ逃しなく…

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