健人(坂口健太郎)に兄と大山刑事のことを話そうとして、何者かに殺されてしまった岩田係長(甲本雅裕)の足取りを追っていた健人と桜井班長(吉瀬美智子)は、山田(木村祐一)が見つけてくれた岩田係長の運行記録から事件に関わる人物、岡本の叔母が所持しているという御殿場の別荘へ向かいました。
健人たちが探していたものは岡本がどこかに隠している事件の証拠になるものだったが、見つけることができず、その場所で見つけてしまったものは、大山刑事(北村一輝)の白骨死体でした。
大山刑事を殺したのは、岩田係長だったのです。
すべては武蔵野市の集団暴行事件から始まったと、いう岩田の最後の言葉は何を意味しているのか、そして健人の兄を犯人にした手たのは誰なのか、大山刑事はなぜ殺されたのか、クライマックスに向けて謎がとくけいくのでしょうか。
展開が気になるシグナル長期未解決事件捜査班6月5日第9話のネタバレのあらすじと感想を始めます。
シグナル長期未解決事件捜査班6月5日第9話のあらすじ(ネタバレ注意)
健人と大山刑事
大山刑事の白骨死体の側から見つかった遺留品や遺体のDNAを調べた結果、やはり大山のものだった。わかっていたことだったが、愕然とする健人と美咲。
大山の家を訪れた美咲は、大山の父親に、先輩が生きていれば、私たちを見捨てるわけがない、だから亡くなっていたことはわかっていた、と言う。
でも、もしかして私の名前を呼んで帰ってきてくれる日が来るんじゃないかと待っていた、18 年間….
18年間、待っていてくれた人がいたことを知ったら大山刑事はきっと喜びます、と健人が続けると、大山刑事の父親が声をあげて泣く。
父親を部屋へ送った美咲は、大山の机の上にあった写真立ての裏に自分と撮ったあの日の写真を見つけて涙が溢れるのだった。
健人の兄が逮捕された日、連行される兄の姿を見ながら兄の名を呼び、叫ぶ幼い健人の姿があった。
「お兄ちゃん、お兄ちゃんは犯人じゃない」
そして、大山刑事がその姿を見ていた。加藤亮太の家を訪れた大山刑事。母親に弟の健人のことを聞いている。
母親が、健人は名前を自分の旧姓の三枝に変えて、親戚に預けたと話す。本当に健人はお兄ちゃんが大好きで、亮太もよく健人の面倒をよく見てくれた、と涙しながら話していた。
部屋の壁には、幸せそうな兄弟の写真があった。
加藤亮太の家からの帰り道、大山刑事は一人で石段に座って誰かを待っているかの様子の健人を見つけた。あきらめたように立ち上がって歩き出す健人が気になって後をつける。
健人が入って行ったのは、食堂ふじよしだった。オムライスを注文する健人。店の主人が一人で入ってきた健人を見て、
「お父さんかお母さんは?」
とたたずねている。
大山刑事は、注文をする際に、お金を余分に出し、健人にオムライスを作ってやってほしい、と店主に頼んだ。
オムライスを食べる健人の後ろで見守っている大山刑事。
健人はオムライスを食べながら、兄と母と3人でオムライスを食べたこと、兄にまた3人で食べに行きたいと言ったことを思い出して涙をこらえていた。
それから幾度とその店にオムライスを食べに来た健人。それを見守る大山刑事の姿があった。
店で居眠りをしているふじよしの店主。そこへ、健人が、久しぶりに訪れた。
大きく立派になって、警察に入ってからちっとも顔出さないから、と懐かしそうに話しかけてくる店主。
健人は大山刑事の部屋で見つけたこの店のショップカードと大山刑事の写真を見せた。
「これ、この店のだよね?この人知ってる?」
すると、店主は、
「あら、この人」
というので健人は驚く。
店主は、大山刑事が健人がオムライスを食べに来た時に、いつも来ていて、お金を渡してくれていたこと、健人には内緒にしてほしい、と言っていたことを話す。
そして、ある時から来なくなってしまった、と。
健人は、その話を聞いて、驚く。そして、今まで自分は一人だと思っていた。
それがとても辛かった。
でも一人じゃなかったんだ、と思うのだった。
俺はあなたに幸せになってほしい
2006年6月21日
ベンチで居眠りをする高校生の健人。
同級生から、兄のことを言われからかわれ、怒りを抑えられず、相手に殴りかかってしまう。
すさんだ目をした健人。ふじよしへ来て、オムライスを食べる。
兄が犯人にされた理由をお金もコネもないからだ、と言われた時のことを思いだしていた。
店主が、こんな遅い時間までうろついて、と小言を言うと、うるさい、と。
ふと、俺大学行こうかな、と言うが、店主から、ちゃんとしたいならちゃんとした仕事に就けばいい、公務員とか警察とか、と言われ、何かピンときた様子の健人。
23:23分 健人の家。無線のシグナルが鳴る。
「大山巡査部長、三枝です」と話しかける健人。
「武蔵野の事件は..」と健人が言いかけると、
「その事件は絶対に諦めません」と、大山刑事は言う。
健人は涙ぐみながら、
「俺はあなたに幸せになってほしい」「あなたが大切な人と一緒にいることが事件を解決するより大事なことだ」
と伝える。
大山巡査部長は、
「俺も三枝警部補の幸せを祈っている」「家族が食卓を囲めるような幸せを」
と言う。
健人は、大山刑事に、武蔵野の事件から手を引くように伝える。でないと、あなたに危険がおよぶと。
しかし、そんなことは気にならない、と言う大山刑事だった。
健人は続ける。
「この無線を始めたのはあなたです。あなたは言いました。また無線はつながる。諦めなければ過去は変えられると。」
「でも、その直後に銃声が聞こえて、多分この事件が原因なんです。だから…」
と、そこまで健人が言うと、それ以上は聞かないでおく、と大山刑事。
そして、
「絶対に諦めません」
というのだった。
健人がプロファイルをしていると、桜井班長がやってくる。
大山巡査部長の死体が発見された後、警察は殺人と死体遺棄で捜査をしているという。
岡本は大山巡査部長の死にも関係していて、ガサ入れを察知して逃げた。なぜ察知できたのか、遺体の発見はまだマスコミに出ていないのに。
考えたくはないけど、大山巡査部長の殺人と死体遺棄、岩田係長の殺人、すべては武蔵野の事件から始まった。
警察の中に内通者がいる、と推理する。
事件の関係者は、岩田係長と岡本、そして、と健人が名前を挙げたのは、武蔵野の事件の被害者井口菜々だった。
山田が井口菜々の通院歴から住所の情報を得た。
健人と桜井班長は井口菜々をたずね、話を聞いた。
加藤亮太は自分の兄だと、伝えて。
井口菜々の告白
井口菜々は静かに話し出した、加藤くんは誰よりも自分を気にかけてくれていた、
なのに私は….。
病室にいる時井口菜々は、ある人物から
「君の人生を決めるのは君次第だ。賢い選択をしないとね」
と言われていたのだった。
そして、加藤くんがやったんです、と言ってしまったのだった。
「ごめんなさい…..」
泣きながら話す井口菜々。
恐るべき真実を知り、健人は怒りに震えて、
「どうして、その時本当のことを言ってくれなかったんですか」
という。
そして、菜々から続けて聞いた真実、主犯は小川都市開発の社長の息子、小川陽一だった。
今からでも遅くはない、犯人だと証言してください、と伝えるが、できないと。
健人は続ける。真犯人は今でものうのうと生きてる、そんなやつの身がわりで兄は若くして死んだんです、と。
すると菜々は、加藤くんが少年院から手紙をくれた、全部忘れてやり直せばいい、自分もそうするつもりだ、と書いてあったと。自殺するような人の言葉とは思えない、と。
健人は驚愕した。自殺じゃなかった,,,.。自殺じゃなかっとしたら?
亮太が少年院から帰った日、連絡があった、すまなかった、と言って亮太に紙袋を渡す、同級生。
大山刑事が小川都市開発の社長の息子の資料を見ていると、中本刑事部長がやってくる、
まだ、いろいろ嗅ぎ回っているのか?そんなことして何になる?と言う。
親父さんだっておまえの出世を待っているだろう、こちら側へ来るチャンスを一度だけやる、と言う中本刑事部長。しかし、大山巡査部長は断るのだった。
デスクに戻ると、携帯電話がなる。加藤亮太が大山に会いたい、と言うのだった。加藤亮太は大山に渡したいものがある、事件の真犯人の証拠だという。
大山さんだけが僕の話をちゃんと聞いてくれた、だから大山さんに、と言う。
大山が待ち合わせ場所に向かおうとすると、岩田に呼び止められ、向かうことができない。
健人は東京城西病院に来ていた。岩田係長の言葉では、自分に会う前に一つやることがある、と言っていたのを思い出したのだった。
そして、岩田が請求していたという書類をあったのだということだった。
それは健人の兄が救急搬送された時の、血液に精神安定剤と抗凝固剤の血中濃度が異常だったとのことだった。普通の人なら意識を失う量だという。抗凝固剤は血液を固まりにくくする薬とのこと。
やっぱり兄は自殺じゃなかった。兄の血液から精神安定剤の成分が発見された、岩田係長が調べていたのは集団暴行のことじゃなくて、兄の事件だった。だから俺は呼び出されたんだ、と桜井に伝える健人。
大山巡査部長が、警察で足止めされている時、ずっと電話をかけていた加藤涼太。手には、テープがあった。
「兄は何か真犯人を特定する証拠を見つけたんだと思います、それで口封じのために殺さんれたんです。」
確証もないのに危険だ、と言う桜井にハッと思いつく。
無線機を鞄から出して健人は言う。
桜井さんは以前言いましたよね?もし過去と通信できたら、大切な人を守ってという。
あの人に言うべきなのに言えなかった、あなたは2000年の4月15日に谷原記念病院で殺される、と。
報告会が終わってお礼を伝える桜井刑事。最近疲れている大山に映画のチケットを渡すが、映画は見ない、と断られる。
その時シグナルが光り、大山刑事より通信が入る。
「大山巡査部長、兄を助けてください。」と強く訴える健人
それを見ていた桜井は何なの?これは…と驚く。
シグナル6月5日第9話の感想
だんだんと事実が明らかになってきました。
武蔵野の事件がすべての始まりで、健人の兄、大山巡査部長、岩田係長は、同じ事件の犯人を隠すための口封じとして殺されてしまったようです。
真犯人は小川都市開発の社長の息子であると告白した井口菜々。しかし、それを証言できないと言うので、涼太の同級生が涼太に渡したテープが唯一の証拠になりますね、
健人の兄が、それを大山巡査部長に渡そうとして、連絡をしたのですが、すぐに会うのを邪魔したのは岩田係長でしたね。
健人の兄が大山刑事と会おうとしていることも知っていたので、健人の兄を殺したのも岩田係長なのでしょうか。
大山巡査部長は健人からの連絡で、早く健人の兄の元へ向かい、証拠を受け取って健人の兄を助けて、過去を変えることができるのでしょうか。
次回はいよいよ最終回、話が前後して、まだわからない部分は何箇所かあるので、はっきり描いてほしいものです。
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