前回は太郎(ユースケ・サンタマリア)が綾子(木村多江)と秀明(玉木宏)が浮気している事を知り、秀明を殴るかと思いきや、何もせずに去っていくところで終わりましたね。
これはもっとすごいことが起こる予兆なのでしょうか。
「あなたには帰る家がある」第6話(5月11日放映)のあらすじのネタバレと感想はじめます。


 


あなたには帰る家がある5月11日第5話のドラマのあらすじ(ネタバレ注意)

人の心はちょっとしたことで揺れるから続けるも壊れるもほんの少しの揺れ次第…
とは思わない。
この家に帰ってくる夫に私は心からおかえりと言うことができるのだろうか…

静かなる太郎

「嘘、突き通せなかった」
真弓は秀明に呟いた。
秀明と綾子の浮気が太郎にばれたが何もしてこなかったのだ。逆にこれからすごいことをするのではないかと不安になった。真弓は太郎に連絡をとって二家族で話そうと提案した。全ては麗奈(桜田ひより)にばれないようにするためだった。
真弓の心には太郎の
「一度壊れたものは元には戻らない、真弓が大事にしてきたものを潰したのは他でもないあんたの旦那だ」
という言葉が頭から離れず、朝食も作りながらも急にうるさい!と口走ってしまうほどだった。

渚ホームズで秀明は茄子田家との誓約をとったと称えられていた。上司の竹田(藤本敏史)は普段から営業には足を使えと普段から口を酸っぱくしていったお陰だと話している影で、森永桃(高橋メアリージュン)は「使ったのは足じゃなさそうだけどね…」と独り言を言うのだった。

カレーショップこまちでは真弓と由紀(笛木優子)が浮気の顛末を話していた。由紀は何かあったら凄腕の弁護士を紹介すると言ってくれた。圭介(駿河太郎)も何かあったら駆けつけてくれると言ってくれた。

結局真弓が秀明の尻拭いをすることになったが、家庭を壊されるよりましだと思っていた。男なんかあてにならない。あんなおかしな夫婦に家庭を壊されたくなかった。

真弓は家で太郎がずっと携帯が繋がらず、学校もずっと休んでいると秀明に話しているところに麗奈が帰ってきた。
学校帰りにパンケーキを食べたと話をし、写真を見ていくと綾子が写っていた。真弓と秀明は青ざめた。
学校帰りにと会っておごってもらったと言う麗奈。
真弓はたまらず綾子に会いに駆け出した。
茄子田家に行くが、慎吾がでてきた。綾子はいなかった。父の行方を聞くと…

秀明は自分にできることはないかと綾子に電話をした。綾子は
「やっと電話くれた。私、今どこにいると思う?」
と。

真弓は誰もいない海の家に座り込んでいた太郎に会った。

太郎は旅行からずっと家に帰っていなかった。
浮気が本当なら全部ぶっ壊そうと思っていたが今はわからない。佐藤を殺せばいいのか、綾子を殺せばいいのか、自分が死ねばいいのか。

真弓はたかが一度の浮気で家庭を壊したり、殺すとか死ぬとかやめようと言う。

太郎はたかが?

と引っ掛かっていたが真弓は身の上話をした。
自分の父親は外に女の人を作って出ていってしまったこと、大人になるまで友達にも話せなかったこと、娘には同じ思いさせたくないと思っていることを正直に話した。
壊れたものは元には戻らないかもしれないけど、テープ貼ってでもいいからうちは大丈夫だと思いたいし、娘にとって安心して帰れる家であってほしいと。
浮気されてしまった者同士、やり場のない感情はお互いわかるのだった。

父親のことを話す真弓

誰もいない渚ホームズで秀明と綾子は会うことになった。
着くなり綾子は会いたかったと後ろから抱きついて来て、初めて会ったときのままごとごっこを再現するのだった。

どうして家族旅行についてくるのか、妻の会社にメンチカツ持っていったり、なぜ娘に近づくのかと聞いた。
「わかっているから、気持ちは一緒。あなたが私を強くしてくれた。私、なんだって捨てられる。」
と話す綾子に、秀明は土下座した。
「あなたとは遊びでした。茄子田さんに全て話して謝罪します、償いもします。だなら僕の家族に近づかないでください。」
と告げると綾子は驚いた。
「あなたのことを愛してません」
とはっきり告げると綾子は泣いて去っていった。

帰り道に秀明と真弓は出会った。秀明は綾子に家族には近づくなと話をしてきたと真弓に伝えた。
太郎には自分が説明して謝罪する、落とし前は自分でつけるから真弓は麗奈と待っていてほしいと。
真弓は納得した。

家に帰ると麗奈は待ちくたびれていた。
観覧車の写真たてに結婚当初の写真、麗奈が生まれたての頃の写真、そしてこの前の家族旅行の写真が入っていた。
家族で楽しく変顔しているこの写真をずっと残したいと麗奈は言った。

太郎は帰宅して、既に布団に入っていた綾子に馬乗りになり、綾子をじっと見た。
太郎は何もせずに
「母さん、風呂沸いてる?」
と叫んで出ていくのだった。

突撃、綾子の家庭訪問

翌朝、居間のテーブルの上に置き手紙を残して綾子は姿を消した。

「今日私は家を出ます。もう自分を抑えることができないのです。私は秀明さんが好きなのです。まるで高校生のようなにその感情だけが私を動かしています。」

太郎は近所を探し回っていた。

佐藤家では秀明が洗濯物を干し、真弓が朝食の用意をしていた。そこに訪問者のチャイムが鳴った。
麗奈が招き入れたのは綾子だった。
麗奈はチョコレートケーキをもらったと喜んでいる。

唖然とする真弓と秀明。

綾子と真弓

秀明が家事をする姿を見て、
「かわいそう。私なら家事をさせたりしない。外に働きに行ったりしない。好きな人のためにおうちをきれいにして、お料理してるだけで幸せですもの。」

真弓は外で話そうと綾子に言ったが全く聞いていない。
「あなたがそうさせたのよね?全部。秀明さんはっきり言えないの。優しいから。もう自由にしてあげて」
真弓は麗奈に部屋に行くように伝えた。

さらに綾子は畳み掛けるように麗奈に向かって
「秀明さんと私は愛し合ってるの。これからママと呼んで。秀明さんと私と慎吾と麗奈ちゃんの四人で暮らしましょう」
と言ってのけたのだ。

「どういうことなの」
とパニックになり、泣き出す麗奈。そして真弓がなんとか部屋に連れていった。

「何言ってんの?わかってる?ここひとんちだよ。」
と綾子に言うと、
「いつまでも秀明さんを苦しめるから。ねえ、秀明さん、私達愛し合ってるのよね?」
と全く聞こえてない様子。

真弓は綾子の両頬を押さえて言った。
「外でやれ。目を覚ませって。40過ぎたおばさんが何夢みたいな事言ってるの?この人は映画の中の王子さまでも何でもない、見かけ倒しのしがないサラリーマン!
あなたに手を出してばれたらビビってこのうちに帰ってきた。
ここで朝起きてご飯食べて会社行って暮らしてるの。ここは秀明と私と麗奈のうちなの。あんたが足を踏み入れていいところじゃない!」
そこまで言うと秀明は
「迷惑なんだ出ていってくれ」
と言った。綾子は何でそんなこと言うのと涙を流していた。
真弓と二人で玄関まで追い出しにかかったとき、ドアを開けると、

太郎がいた。

太郎は土足でずかずか入ってきた。
秀明を一発殴り、二発目をなぐろうとすると秀明は逃げ惑った。
「逃げんなよ?おい、殴らせろよ」
と秀明につかみかかり、リビングがめちゃくちゃになっていく。
家族の写真たても踏みつけられた。真弓は呆然としてソファーに座り込んだ。
「ハハッ」
乾いた笑いが出た。
真弓はなぜか傍観者でいた。この期に及んでまだ逃げ惑う秀明、自分で落とし前をつける…そう言ったがこの様。これが私の夫なのだ。

ぐちゃぐちゃになったリビングに麗奈が泣きながら出てきた。真弓は大丈夫だと麗奈を抱き締めた。麗奈にパパは?と聞かれて真弓は外まで追いかけた。

廊下でもみ合いになり、秀明は弾みで階段の下まで落ちた。呼び掛けても返事はない…

痛み分け

病院の待合室で真弓が座ってると、茄子田の父親がやってきた。治療費は全て支払うが、表沙汰にしないでほしいと言われ、真弓も納得した。
「これで痛みわけという事で。
うちのバカ息子と嫁が大変ご迷惑をおかけしました。」
と謝罪してくれましたが、こちらこそ申し訳なかったと真弓は謝った。

秀明は入院することになった。

その日の夜、真弓が家の片づけをしてると、圭介が麗奈を連れて帰ってきてくた。目も合わず食事もとっていないよう。

茄子田の家では、母親が綾子を実家に追い返していた。

病院に真弓の母親がやってきてくれた。母親はしばらく麗奈を預かってくれることに。
今本音で秀明と向き合わなければまたつらくなるだけだとアドバイスしてくれた。

真弓は茄子田とまた海辺で会って話をした。茄子田に満足かと聞きますがそんな訳もありません。

秀明は今週退院できるが、麗奈は全く話さないまま。
また頑張らなくてはならないが、真弓はなんだかもう…と言いました。

太郎と真弓

綾子が家に足を踏み入れたとき何かが壊れた気がした、秀明が太郎に殴られているときも助けなきゃ守らなきゃって思うけど体が動かなかったと。
それでも真弓にも太郎にもこれからがあるのだった。
太郎はこの海は慎吾が赤ちゃんの頃か毎年来ていたところだと話した。

綾子はホテルに泊まっていましたが、息子の慎吾が荷物を持ってきてくれましたが、頼まれた通帳は持ってきていないと言われました。太郎が帰って来いと言っていると伝えました。

秀明が退院しました。

人の心はちょっとしたことで揺れるから続けるも壊れるもほんの少しの揺れ次第…
この家に帰ってくる夫に私は心からおかえりと言うことができるのだろうか…

きっと答えはもう出ている。ただ自分が知ろうとしないだけ。その一瞬の気持ちに従おうと思った。

真弓は無表情でおかえりと言った。

秀明が家に帰ってくると、麗奈はおばあちゃんの家に泊まりに行っており、いませんでした。
真弓は、麗奈を出産して初めて秀明が作ってくれた豚しゃぶを用意していました。

しゃぶしゃぶでもめる夫婦

しゃぶしゃぶが豚か牛かで言い合ったとき、出会った頃のようでした。
真弓はあのときは、うれしかったと伝えます。
「今更だけど、なんで浮気したの?パパ、わたしのこと愛してるって言える?」
と聞くとぎこちなく愛してると答えた。

「へたくそ、あの人には言えたんだよね。さらっと。何度も。その違いはなんなんだろうね。好きだったんだよね。綾子さんのこと。」

「好きになった。この人ならわかってもらえるって。あのときはそう思って」

と秀明は本音を言った。

好きだった映画の仕事辞めて、合わない仕事して、ただ、給料を運んでくるだけの人生がつまらない気がして、それを全て真弓のせいだと思っていた。
家にも帰りたくなかった。

自分は逃げていただけで、本当に大切なのは真弓と麗奈だったとやっとわかった。
全部真弓が尻拭いして、麗奈を傷つけて見放されて当然だけどもう一度やり直したいから、もう一度だけ信じてくれと頭を下げました。

真弓は麗奈が生まれたとき、秀明が泣いたことを思いだしました。
そのとき、自分達はおじいちゃん、おばあちゃんになるまで一緒にいる未来が見えて幸せだったと話しました。
それから13年たって空気みたいになって、浮気されても平気じゃないかと思っていたけど、ショックだった。
悔しいけど自分で思っていたより秀明のことが好きだったんだとわかった、私、すごく傷ついたと言いました。
秀明はそばに行って、ウニ丼のお店また行こう、ローマの休日また見ようと言って抱きしめますがもう遅いと振り払いました。

「もう、無理。家族のためとか、麗奈のためとかってもうこれ以上ごまかせない。私が無理なの。一緒には暮らせない。

別れよう。」

別れようと言う真弓

すっきりして真弓は鍋を食べ始めました。

太郎の家でも、綾子と話をしていました。遊ばれて捨てられて、お金もなく惨めだと罵った。
太郎は、反省して一生かけて償ってこれからは今まで以上に家族に尽くすと、約束できるなら、綾子を許すといって太郎は泣き出しました。

綾子は、
「許さなくて良いわ。幸せだった。慎吾を育てること、お料理を作ること、お庭の手入れをすること。あんな旦那さんで自由がなくて大変ねと言われても、この小さな家に閉じ込めてかくまってくれるから平気だったと。この家に暮らしてとても幸せだった。お嫁にもらってくれたことを感謝しています。指がね…」
といいかけたとき、太郎は自分の指を見ました。

「きれいだなって思ったの。最初は。あの人の細い指。優しい声、優しい言葉、男の人なのにとってもいい臭いがするの。私がアイロンをかけたシャツを着てほしいのはあなたじゃない。
あなたを愛してない。最初から一度も」

そこまで言うと太郎も
「今まで誰のおかげで飯が食えたと思ってるんだ!」
と叫びました。
「あなたのおかげです。」
「お前の着ている服だって、休みの旅に旅行に連れていったのだって、お前のために家まで建てやるって」
と必死で太郎が言うと、

「あなたのおかげですって言えば満足なんでしょ。別れてください。」

太郎と綾子

まとめと感想

今回は修羅場でしたねー。
麗奈ちゃんが知らなかったら勝手にしろと言いたいところですが、かわいそうですね。
それぞれの夫婦は本当に別れるのでしょうか。
綾子は本当にホラーに出てきそうな感じですね。絶対に手を出してはいけません

来週は桃の膝枕してもらってましたね。
とことんだめです。真弓は本当に別れるのかも気になるところです。
次回もお見逃しのないよう…

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