4月18日、夜10時、日本テレビの水曜ドラマ、正義のセの第2話のあらすじをご紹介します。(ネタバレ注意)
竹村凛々子は今回は初めての殺人事件を担当します。
どうなることでしょうか!無事起訴できるのでしょうか??


 


ドラマ正義のセ 4月18日第2話のあらすじ(ネタバレ注意)

日曜日の昼、主人公の竹村凛々子(吉高由里子)は、横浜で、女子力高めのワンピースで、遠距離恋愛だった彼氏の中牟田優季(大野拓朗)と、3ヶ月1週間ぶりのデートで食事の乾杯をします。

そこへ、横浜地検検事の徳永太一(塚地武雅)から

「女房と娘が熱を出してしまったので日直を代わってくれ」

と電話。3ヶ月ぶりのデートの途中で、凛々子は渋々走って仕事に行きます。

凛々子デート中

横浜地検に行くと、事務官の相原(安田顕)も来ていました。
凛々子の事務官ですから、検事が代われば事務官も代わるので、徳永の事務官・榎戸修(夙川アトム)も帰って行きます。
相原は凛々子のワンピースを見て、
「今日はデートだったんですか?」
と気遣います。凛々子も
「相原さんこそ家族とお出掛けだったのでは?」
と尋ねますが、相原はちょっと気まずそうです。

この日の取り調べで、被疑者に
「愛って分かります?」
と乗せられ、デートを中断された怒りを被疑者にぶつけてしまう凛々子でした。

次の日、徳永が日直を代わってくれたお礼のプリンを皆で食べています。
そこに検事の大塚仁志(三浦翔平)がやってきますが、凛々子は大塚は甘いものは食べないと思いますが、意外にも美味しそうにプリンを食べる大塚。
人は見かけによらないと困惑します。

その時、テレビで、主婦の町田かれん(財前直見)が、夫・義之(大澄賢也)を殺したというニュースが流れます。
そして、支部長の梅宮譲(寺脇康文)に呼ばれ、その殺人事件を凛々子が担当することになります。
初めての殺人事件で張り切る凛々子に相原が
「一言」
と言って、
「気合いを入れすぎると空回りするので冷静を保て」「上から目線も、なめられるのもどちらもだめ」「感情が顔に出がちなので注意」
と3つ言います。
「やっぱり一言じゃない」
と凛々子。

その夜、凛々子の家。凛々子は、父・浩市(生瀬勝久)、母・芳子(宮崎美子)、妹・温子(広瀬アリス)を相手に、取り調べの練習。

凛々子家族に模擬取り調べ

殺意があったか、無いかで、刑がかなり違うので、
「それをきっちり調べて判断するのが検事の仕事なの」
と、家族に協力してもらいますが、取り調べの練習は、なかなか思い通りにはいきません。

そして、かれんの取り調べが始まります。
調書には

〈殺すつもりはなかった〉

と書いてあります。戸惑う凛々子に相原は、
「殺人か傷害致死か、検事が判断しなければいけない」
と言い聞かせます。凛々子は身の引き締まる思いでした。

財前直見を足り調べる吉高由里子

かれんは事故だと主張します。
「夫から手をあげられそうになり抵抗しただけ、手をあげられたことは1度も無い、うちはうまくいってたんです」
と涙ながらに話すかれんに、凛々子は同情してしまいます。

しかし相原は
「19歳の娘の居場所が分からないなんて信用できない」
と言います。相原がむきになるのは、相原にも娘がいるのではと凛々子はツッコミますが、事務官の木村秀樹(平野生成)と榎戸が相原はバツイチだと凛々子に知らせます。申し訳なかったと凛々子。
そこへ、
「かれんに男がいたかもしれない」
と警察から電話が入ります。不倫かもしれない、かれんは嘘をついていたかも、もっとかれんのことを知りたいと、早速事件現場へ出掛けます。

町田家の寝室は別々だったので、凛々子は家庭内別居ではと思いますが、相原は、
「お互い好きな時間に寝られ、イビキとかにも悩まされないから、かえって夫婦円満だったりする」
と、既婚者ならではの意見を言います。
相原の離婚の原因は
「小姑みたいで息が詰まる」
ということでした。凛々子は納得します。

結局、何の成果もなく家を出ると、近所の主婦たちが話をしているのを聞きつけ、ゴミ出しの時間より早くゴミが出ていたので、ゴミを見てみると、町田家のゴミで、破られた離婚届けが入っていたとのことでした。

でも、ゴミはすでに回収されてしまってます。

そして、凛々子と相原は、義之の司法解剖の立ち会いに行きます。
凛々子は司法解剖はとても苦手で見たくないのですが、相原に無理やり見させられます。
その結果、殴られた跡は少なくとも5ヵ所あると言われ、1回しか殴っていないというかれんは嘘をついていることになります。

次の取り調べで、凛々子は毅然とかれんの嘘を暴こうとしますが、逆にかれんから、
「不倫をして夫が邪魔になって殴り殺したのだと思っているの?あなた、結婚したことがあるんですか?」
と言われ、凛々子は怒りをあらわにしてしまいます。
そしてかれんに
「夫婦ってそんなに簡単なものじゃない」
と言われ、凛々子は何も言えなくなってしまいます。

トイレの個室で、凛々子は自分の頭をドアにぶちつけ、
「あーダメだ!ダメだ!くやしいー!」
と叫びます。トイレから出てくると大塚が立っています。
「絶対自白させてやろうと思うとかえってなめられる」
と言われてしまいます。

「殺意はあった」
と凛々子は言います。が、
「被疑者が自白しないと殺人で起訴は難しい」
と大塚に言われてしまいます。

その夜、凛々子の家では、浩市と温子が言い争っていました。
温子が豆腐屋を継ぎたいといいますが、浩市は大反対。結局浩市と温子は喧嘩別れ。

「娘に苦労させたくないのよ。」
と芳子は言います。

凛々子の家の豆腐屋と広瀬アリス

そして、かれんと写真に映っていた男の身元が判明。就職を斡旋する会社の社長、片山祐介(石橋保)で、かれんの就職の手伝いをしていただけでした。かれんは、仕事をみつけて、一人で生きようとしていたことが分かりました。

取調室で、凛々子と相原が行き詰まっています。どうすれば、かれんのことを知ることができるのか?と。

その時、警察からかれんのスマホの資料が届きます。
履歴を見てみると、知り合いも全くいないようでしたが、その中にSNSで一人だけフォローしている人を見つけます。娘のまりあ(矢作穂香)でした。
凛々子は、まりあの働く三浦活魚流通センターをみつけ、相原と一緒に、まりあに会いに行きます。

財前の娘

まりあが家を出たのは父が母に暴力を振るっていて、それをずっと我慢して変わろうとしない母も嫌になったからとのことでした。
「うちはうまくいってるの」
と、いつも言っていたとのことでした。凛々子は、SNSでフォローしていたのはお母さんなのだとまりあに伝えます。
まりあはSNSを見返して涙を流します。凛々子は
「お母さんは、娘が一人で一生懸命働いているのを見て、自分も変わろうとしていた」
とまりあに伝えます。

事件の真相が見えてきた凛々子と相原。
しかし事件の真相は、かれん自身に言って貰わないといけない、それは、殺人を認めるためではなく、
「自分のしたことを認めないと前へ進めないから」
と凛々子は言います。
まりあは母宛の手紙を凛々子に渡します。

そして、次の取り調べで、凛々子は冷静にかれんと向き合います。
かれんはまりあからの手紙を読みます。

〈一人で働くようになってお母さん気持ちがわかってきた。お母さんを一人にはしない。待ってます〉

というようなことが書いてあり、かれんは涙を流し、本当のことを話始めます。

財前と安田顕

働いて離婚しようとしていることが夫にばれ、仕事は断れ!と迫られ、殺すしかないと思って夫を殺しました!と、かれんが自白をします。

凛々子の表情は微妙です。
殺人罪ですが、情状酌量の余地はあります、難しい事件でした、随分悩みました、と支部長に報告する凛々子。

これからも、どんどん悩んでくださいと、支部長は凛々子に言います。

徳永が凛々子に
「起訴出来たのに面白くない顔してる」
と言われ、
「自分は被疑者のうわべだけしか見てなかった、自分はまだダメダメだ」
と反省していたからです。それを聞いていた大塚は
「お前ごときに簡単に分かるか。検事は難しいんだ、人の心と向き合う仕事だ」
と言います。素直に凛々子は
「はい」
と言います。

そして、相原が、離婚した奥さんのSNSで、まだ幼い娘の写真を見ています。
「離れていても親子は繋がっているんですね」
と言ったところで、凛々子は自分の家の親子の問題を思い出します。

安田顕

そして、凛々子は温子を浩市の所へ引っ張ってきて
「ちゃんと言わないと伝わらないよ」
と温子に言います。温子は
「きつくて、儲からない仕事だけど、ここの豆腐は日本一だから、豆腐屋を継がせてください!」
と浩市に土下座して訴えます。
戸惑っている浩市に、凛々子は顔で必死に促します。

浩市はやっと頷きます。

まとめと感想

殺意なんて無かったと言いはれば、刑は軽くなってしまう。そんな難しい判断をしなければならない検事の仕事って責任重大ですね。
人の人生を左右してしまうのですから。

それを普通の女の子が一生懸命真実を見極めようとする姿に感動しました。

吉高由里子さんと凛々子に違和感は全くありません。見てて気持ちいいです。

でも、お父さんとのやり取りは、ちょっと地が出てますかね?でも、それがとっても面白かったです。
これからの親子のやり取りがエスカレートしそうで、楽しみです。