寒くなるとおでんが恋しくなりますよね。

コンビニのレジ横でもおでんが売られているし、スーパーでも大根やちくわなどのおでんの具材になるような食材が目につきます。

料理をする側もおでんの調理は楽なので、毎日食卓に出したいところです。

でも毎日だいこんやたまご、ちくわばかりだと飽きてしまいますよね。

かといってなんでもかんでも鍋に入れるわけにはいかないし・・・・・・・・・・。

そこで全国の名店で出している変わり種のおすすめ具材を紹介します!

トマトやチーズなども変わり種としてネットでは話題なのですが、おすすめ具材なのでしょうか。

手の込んだレシピだったら困りますよね。


 


おでんの変わり種にトマト?レシピは簡単

おでんの具としてのトマトは、食べたことがない人も多いのでレシピを紹介しますね。

安心してください、とても簡単です。

おでんの具のトマトのレシピ

変わり種のおでんの具材としてよくいわれるのが「トマト」です。

レシピは「湯剥きしたトマトをだしで煮込むだけ。」なんです。

湯剥きの方法は次の1~3と、とても簡単です。

1.トマトのへたをとり、トマトのおしりに十文字の切り目を薄く入れます。(皮をむくだけなので、皮の部分だけ。)

トマトのお尻に十文字の切込みを入れる
 

2.トマトにシワがよるまで5秒ほどつけます。硬いトマトだと数十秒かかることもあります。

トマトを鍋で茹でている

 

3.熱湯から取り出し、すぐに冷水につけ、切り目から皮を剥いていきます。

切れ目からトマトの皮を剥く

 

では、おでんの具のトマトはどれくらい美味しいのでしょうか?
全国のおでんのお店では結構おでんの中にトマトのメニューがありますので、どのような味で、評価はどうなのか、食べログの口コミを見てみました。
「食べログ」とは、カカコムが運営するグルメサイトです。

おでんの具のトマトは美味しい?おでん店の味の評価

1.京都まろまろ(東京・恵比寿)の口コミ

・お店でハマったのがトマト。京だしで煮込んだトマトがこんなに美味しいなんて、かなりの衝撃でした。毎日でも食べたいくらい美味しいです。

・おすすめで一番人気の「トマトのおでん」はかなり甘く女性向きですね。

・肝心なおでんですが、ここの売りであるトマトのおでん。これは中までじゅわーとだしが染み込んでいて、ぺろりと一ついけてしまいました。とってもさっぱり。

 

このお店の売りであるおでんのトマトは薄味で京風のようです。

トマトには濃い味付けよりも、薄めのだしで煮込むのが良いのかな?と思いました。

「京都まろまろ」のおでんの具のトマト
炙ったモッツァレラチーズがトッピングしてあるようです。

京都まろまろのおでんの具のトマト

 

代官山にある「京都まろまろ」の姉妹店で「京都ぎおん まろまろ庵 羽重」もトマトのおでんは好評のようで、美味しいという口コミがたくさんありました。

出汁が優しいとか、甘いなど、薄味の好みの人の評価が高いようでした。

2.びぃすとろ 汁べゑ(東京・六本木)の口コミ

(店の名前に「汁」とありますが、これは「おでん」の意味だそうです。ここは真っ黒な静岡風のおでんです。)

・一つ目はトマトのおでん。定番のものも頼んだが、トマトはあまり食べたことがなかったので
試しに注文。出汁がたっぷりとしみ込んでいるこちらのトマトは酸味はなく、甘みがあるため
くせになる一品。あっという間に完食してしまった。

・無性に食べたくなるトマトのおでんが目当てで来ます。少しわさびを付けていただくのが、出汁の味とトマトの酸味がマッチして本当に美味しい。

 

トマトのおでんにわさびやゴマが入っているおでんです。

わさびを使っているので、京風に比べると少し濃い味付けのようでしょうか。

びぃすとり汁べゑのトマトの具のおでん

 

どちらの店もおでんで有名な店であり、看板メニューが「おでんのトマト」だそうです。
変わり種ですが、超人気メニューということですよね。
おでんの変わり種として、トマトはおすすめの具だと思いました。
特別なレシピなどはなく、控えめな味のだしを作り、中まで煮込むと美味しくなりそうですね。

おでんの具にチーズもおすすめ!

おでんの変わり種として、チーズもおすすめです。

主流は油揚げの中にチーズを入れて巾着にしたものを煮込むというもの。
巾着にすれば、チーズ以外も、いろんな食材が食べられますよね。

あげの中になんでも入ります。チーズ以外にも、野菜や餅などを入れても好評のようです。

あげの巾着

このレシピはクックパッドで検索するとたくさん出てきます。

でもチーズをそのままおでんに入れてしまうとしたらどうでしょう?

私が調べた時はクックパッドには直接チーズだけを煮込むレシピは一つも載っていませんでした。

しかしおでんの名店では、変わり種の具として「チーズ」が出されていましたので紹介します。
(チーズを巾着に入れた種ではありません。)

1.おでんやden(東京新宿)の口コミ
ミシュランにも掲載されたおでんやさんです。

グルメ漫画「胃弱メシ」にもこの「おでんやden」は出てきました。

「胃弱メシ」の主人公・伊賀洋太は胃が弱く食が進みません。そこで、胃に優しく美味しい店を探すというグルメ漫画なので、胃にも優しいのでしょう。

「おでんやden」に出てくるチーズはカマンベールチーズです。

「日刊SPA!」の店主へのインタビューの中で、店主がおいしいカマンベールチーズの食べ方を話されていました。

だしの中で温めてとろっと溶けたカマンベールをだしと一緒に食べるのだそうです。

店主がカマンベールチーズにしたのは、だしが濁らないからだそうです。

実食してみて、味を覚えたら、家でも作ってみたいですよね!
「おでんやden」のおでんのカマンベールチーズはこちら。出汁がわりと澄んでいますよね。

おでんやdenのカマンベールチーズのおでん

 

2.季節料理いちい(大阪難波)の口コミ

大阪の「季節料理いちい」も、カマンベールチーズのおでんがあるそうです。

口コミを見てみると、

・バゲットが台になっていて、おでん出汁を吸っていてこれがチーズとめっちゃあう!

 

と、書かれていました。

こちらが「季節料理いちい」のカマンベールチーズのおでんです。

大阪の季節料理いちいのカマンベールチーズのおでん

 

チーズとバケットなら美味しいですよね。

汁を吸ったバケットを食べてみたいです。

3.あざぶ一期(東京港区麻布)の口コミ

ミシュランガイドの一つ星に輝く高級おでん店。

直接鍋にカマンベールを入れたくないひとには、すてきなチーズのおでんを紹介します。

「あざぶ一期」のおでんは、カマンベールチーズをロールキャベツに巻いて煮込むのだそうです。

「おでんやden」もカマンベールチーズを使っていたことから、おでんにカマンベールチーズは合うのだと思いました。

あざぶ一期のカマンベールチーズが入ったおでん

あざぶ一期のロールキャベツのカマンベールのおでん

 

「あざぶ一期」のチーズのおでんの口コミは一つだけありました。

チーズの量が少ないけれど、具から汁が出て美味しかった。

 

というものです。

「あざぶ一期」の姉妹店である「銀座一期」(東京・新橋)もおでん懐石のお店ですが、チーズを使っています。
その美味しさに驚いた口コミがあったので紹介します。

・驚いたのがユリ根饅頭。
中には何とゴルゴンゾーラチーズが入っていたのですがお饅頭の味でかなりまろやかな
味になっていてゴルゴンゾーラの臭みもごくごく弱くなっています。
ゴルゴンゾーラ苦手な私でも美味しくいただけました。

 

写真はありませんでした。

おでんには変わり種のチーズですが、おすすめの具のようですね。

おでんの具として、キャベツではなくて、白菜でチーズを巻いて煮込むメニューもクックパッドに紹介してありましたよ、

レシピは茹でた白菜にチーズを巻いて煮込むだけだそうです。

白菜+チーズで作るおでんの具 クックパッドより

 

大根やたまごはおでんの人気メニューですが、高級なおでんの専門店では、私達がびっくりするような変わり種を出しており、お客さんの舌をうならせているんですね。

チーズやトマトはの変わり種は、コンビニでは買えないおすすめの具なんですね。

家でも真似て作ってみる価値がありそうだなと思いました。