映画化までされた『帝一の國』。原作は古屋兎丸(ふるや うさまる)さんによる漫画ですがネットで面白いって評判になっています。
どんなあらすじなのか最終回まで紹介したいと思います。ネタバレ注意ですよ。
映画帝一の國の原作者って誰?
映画『帝一の國』の原作者は古屋兎丸(ふるやうさまる)さんです。
古屋兎丸さんは日本の漫画家。
古屋兎丸のプロフィール
出身:東京都
学歴:多摩美術大学美術学部絵画科
古屋兎丸さんは小学校の時に「手塚治虫の漫画通信講座」を受けておられたようです。
しかし高校時代にはアングラな演劇なども行なっていたようです。アルバイトでイラストを書いていたそうですが食べていくのは難しく漫画家になったそうです。
個展を開かれた時のカラー作品。油絵を大学で学ばれただけあってすごいですよね!
絵柄だけでなく独創的で個性あふれるストーリーの作品が多いです。
特に心の中の暗部を覗いたような作品がたくさんあります。
今回の『帝一の國』ではそれをコミカルに表現しているんですけどね。
では、映画となった帝一の國の原作とはどのようなお話なのでしょうか?
映画帝一の國の原作漫画ってどこが面白い?
原作漫画である『帝一の國』のあらすじを紹介しますね。
まずは登場人物の相関図から。(見にくくてごめんなさい)
『帝一の國』。時は昭和。場所は日本一のスーパーウルトラ名門校海帝高校。
今でいうと灘高とか東京筑駒、いえ、それ以上のすごい高校なのです。なぜならこの海帝高校は生徒会長になると卒業後内閣入りが確約されていたからなのです。
力のある生徒たちは虎視眈々と生徒会長の座を狙っているのです。
主人公・赤場帝一は
「総理大臣になる。」
という野望を持っていました。父親の赤羽譲介は通産省官僚。そして帝一はトップで入学。
生徒会長への素質は十分です。
さぁ、その帝一が生徒会長になるための校内での選挙活動がこの漫画の中心となるストーリーなのです。
ドブ板選挙のように1票1票が誰に投票されるかを計算しながら動いたり、劣勢となると票を集めるために画策したり、とその選挙活動は社会でおこなわれているような選挙の縮図でもありました。
見どころは票を獲得するためにあの手この手を打つところ。
古屋兎丸作品らしいですよね。
敵(選挙のライバル)の裏を読んで行動をとったり、敵に不利になるにはどうしたら良いか考えて噂を流したり。
読んでいて
「(この心理)ある!ある!」
「(この行動)わかる!わかる!」
とつい笑って読んでしまうと思いますよ!
手段を選ばない選挙活動!
主人公である赤場帝一はピアノの凄腕。そして白鳥美美子(しらとり みみこ)という恋人がいます。
凄まじい選挙活動の中、女性である美美子は当然蚊帳の外なわけでちょっとさみしい思いをして大鷹弾(おおたかだん)に惹かれてしまう場面もありますが、どうなりますかね~
美美子は恋人である帝一とは糸電話で会話しています。
ここまでは映画になった『帝一の國』の原作漫画の見どころ(面白いところ)を紹介しましたが最後が気になる方にために最終回までのあらすじを紹介します。ネタバレです。
映画帝一の國の原作漫画の最終回までのあらすじ(ネタバレ)や感想は?
『帝一の國』の原作漫画の最終回は14巻に収められています。
生徒会長選挙は大鷹弾・赤場帝一・東郷菊馬の3人に絞られた。
東郷菊馬は父親が東郷卯三郎という通産省事務次官。役柄は姑息な策を練る帝一の最大のライバル。父親同士の因縁もあって定位置をライバル視しています。
東郷菊馬
↓
大鷹弾は恵まれない家庭事情がありながらも成績は非常に優秀。人望もある。身体能力も極めて高い。性格も花丸。
さあ、海帝高校の生徒会長になるために選挙が始まった!
総票数:970票
選挙方法は運動場で生徒たちが支持する候補者の看板の場所へ行くというもの。
はじめは・・・・ほとんど東郷菊馬に流れてしまいます。
東郷菊馬に決定!?と思われたその時!
現職総理大臣が現れ、
「大鷹の学費の援助をしていたのは自分である。」
と言います。この発言で
大鷹弾 320票
東郷菊馬 335票
と接戦となります。
そこへ1匹の猫が。頸にはテープが付けられていました。放送室でそのテープを流すと東郷の形勢は一気に不利になります。
大鷹弾 478票
東郷菊馬 15票
帝一の勝ちが確定!とおもった瞬間、なんと
帝一自身が大鷹弾に1票を投じたのでした。
なぜか?
理由は簡単。
帝一の支持者が大鷹に移動しようとしたから!
それを帝一は見逃さなかった!
つまり自分が譲った形にしたのだった。
野心家帝一は美味しい役を自らかって出ただけ。
帝一の野望は続く!
映画帝一の國も見たい!どうしたらいい?
すごいですよね。恐るべし赤場帝一。
周囲をよく見て動き、瞬時に判断する主人公・赤場帝一。
『帝一の國』では実際の『議員の選挙活動』さながらの緊迫感がコミカルに描かれていて思わず笑ってしまいます!14巻読み応えバッチリですので時間がある方はぜひ読んでみてください。
映画化もされています。映画はこれらの漫画を忠実に再現。テンポもよく漫画の世界が忠実に再現されています。
菅田将暉さんや野村周平さんが全力で演技されているので好評なようです!
映画の『帝一の國』は、漫画よりも面白いという評価もあるようです。
永野芽郁さんも登場ですからね~美美子役です。
YAHOOの総合評価も高いですね。
映画『帝一の國』を見てみたい!という方はこちらです。
31日間無料トライアルができるそうです。
U-Nextは電子書籍サービスも行なっていてトライアル中なら人気雑誌は70誌以上無料だそうです。
入会時にはサービス特典もついていてそのポイントで原作漫画の『帝一の國』を無料で読むことも出来ますよ!!