1992年に放送が開始されたクレヨンしんちゃん。
クレヨンしんちゃん
しんちゃんの声を担当していた声優の矢島晶子さんが2018年6月29日の放送を最後に降板することを、テレビ朝日が2018年6月1日に発表しました(2026年8月23日確認)。

テレビ朝日の発表によると、矢島晶子さんの出演は「1992年4月13日の番組放送開始から26年3か月」でした。
出典:テレビ朝日「アニメ「クレヨンしんちゃん」野原しんのすけ役・矢島晶子さんの降板について」

クレヨンしんちゃんの声って独特で他の人には出せないような声の感じがしますよね。

ニュースを見てすごくショックでした。

降板が発表されたとき、ファンの間では「声優自体を引退するのでは」という受け取り方が広がりました。今回は矢島晶子さんが引退したのかどうかを、テレビ朝日の発表と本人コメント、そして現在の所属先で確認します。

あわせて年収が公表されているのか、他にどんなキャラクターを演じたのかも整理しました。


 


矢島晶子はしんちゃん降板で引退した?

結論から書くと、矢島晶子さんは引退していません。2026年8月現在も声優として所属事務所に在籍し、大学で声優コースの講師も務めています(根拠はこの節の最後に載せました)。

矢島晶子さんは1989年にアニメ『アイドル伝説えり子』の田村えり子役でデビューした、キャリア30年以上の声優です。
出典:オリコンニュース「矢島晶子のプロフィール」

↓矢島晶子さん。
矢島

名前:矢島 晶子(やじま あきこ)
生まれ:5月4日
出身地:新潟県
身長:153cm
血液型:B型
デビュー:1989年『アイドル伝説えり子』田村えり子役
趣味:散歩、一人旅、歌うこと、踊ること、防災グッズ集め、引越し
特技:インドネシア語、身内のモノマネ
所属事務所:アクロスエンタテインメント

出典:オリコンニュース「矢島晶子のプロフィール」/平成音楽大学「教員紹介 矢島 晶子」

降板の理由について、テレビ朝日は次のように発表しています。

放送開始から四半世紀以上が過ぎ、ご本人より「しんのすけの声を保ち続けることが難しくなり、キャラクターの声を作る作業に意識が集中して、役としての自然な表現がしづらくなった。」との理由で降板のお申し出があり、番組制作スタッフと協議を重ねた結果、この度の決定となりました。

出典:テレビ朝日「アニメ「クレヨンしんちゃん」野原しんのすけ役・矢島晶子さんの降板について」
 

矢島晶子さんはクレヨンしんちゃんの野原しんのすけの役として27年同じ声をつくり続けてきたってすごいことですよね。

そして矢島晶子さんのクレヨンしんちゃん降板には多くの人が反応していて「ショック。」などの声と一緒に「引退するの?」という心配する声もあります。

私も「もしかして声優の職業自体引退してしまうのかな?」と心配しました。

しかし本人のコメントには、声の仕事は続けるとはっきり書かれていました。テレビ朝日が公表した全文は次のとおりです。
矢島晶子

27年間、春我部の「嵐を呼ぶ5才児」と一緒に過ごして参りましたが、この度、野原家から離れることに致しました。
理由は、しんのすけの声を保ち続ける事が難しくなった為です。
キャラクターの声を作る作業に意識が集中し、役としての自然な表現が出来にくくなってしまった為です。
長い間、皆様に親しんで頂き、本当に感謝しております。
「しんのすけ」というキャラクターとは離れますが、声の仕事には関わっていきます。また別の機会に他のキャラクターでの私の演技を受け取って頂けましたら幸いです。
27年間、ありがとうございました。
矢島晶子

出典:テレビ朝日「アニメ「クレヨンしんちゃん」野原しんのすけ役・矢島晶子さんの降板について」

なお、同じ発表の中に「26年3か月」(テレビ朝日が示した出演期間)と「27年間」(本人コメント)という2つの数字が出てきます。どちらの数え方かは発表に書かれていないので、そのまま両方を載せています。
 

矢島晶子さんはクレヨンしんちゃんの声からは降板しましたが、声優業を辞めないと知って安心しました。

降板したあとの矢島晶子さん

降板から8年が経った現在も、矢島晶子さんは声優として活動しています。この間に一度、芸名が変わりました。

  • 2024年8月1日 アクロス エンタテインメントに所属し、同日付で「うえち あき」に改名
  • 2025年4月1日 「矢島晶子」に戻す
  • 現在 アクロスエンタテインメント所属
  • 現在 平成音楽大学の講師(声優コース/担当授業は「声優実技研究」)

2024年の改名は、所属事務所アクロス エンタテインメントの公式サイトで「2024年8月1日 矢島晶子より改名」と発表されたことが報じられています。
出典:オリコンニュース「声優・矢島晶子が改名「うえちあき」に」(2024年8月6日)

そして2025年に元の名前へ戻しました。現在の名前と所属、大学での担当は、平成音楽大学の教員紹介ページに「矢島 晶子(2025年4月1日 うえち あきから改名)/アクロスエンタテインメント所属」と記載されています。
出典:平成音楽大学「教員紹介 矢島 晶子」

演じるだけでなく、声優を目指す学生を教える側にも回っている、ということです。

矢島晶子の年収は公表されている?

結論から書くと、矢島晶子さんの年収は公表されていません。

所属するアクロスエンタテインメントも本人も金額を公開しておらず、公的な統計にも個人の収入は載りません。そのため、確かな数字を示すことはできませんでした。

以前この記事には、他サイトに載っていた声優の平均年収をもとにした金額を書いていましたが、矢島晶子さんの収入を裏づけるものではなかったため削除しました。実際の報酬は、出演した作品の本数や役の大きさ、契約の条件で変わります。

矢島晶子が演じた代表的なキャラクター

最後に矢島晶子さんが演じてきた代表的なキャラクターを紹介します。

以下の3作品は、平成音楽大学の教員紹介ページに載っている出演作品から選びました。

クレヨンしんちゃんって本当に個性的な声ですよね!

YOUTUBEに公式サイトの動画があったので気になる人は聞いてみてください。

出演作品は数えきれないほどあります。平成音楽大学の教員紹介ページでは、アニメでは『クレヨンしんちゃん』しんのすけ(2018年6月迄)、『新機動戦記ガンダムW』リリーナ、『ふたりはプリキュア』ミップル、『ナルト』蘭丸、『ケロロ軍曹』アリサ、『スヌーピー』チャーリーブラウン、『夏目友人帳』子狐などが挙げられています。

全部は紹介しきれないので、ここでは3つにしぼって紹介します。

映画ホームアローンのケビン役

最初に紹介するのは1990年に公開された映画「ホームアローン」。

矢島晶子さんが担当したのは、フジテレビ版の吹き替えでのケビン役です。『ホーム・アローン』は放送局や媒体ごとに別の吹き替えが作られているので、版によってケビンの声を演じている人が変わります。
出典:平成音楽大学「教員紹介 矢島 晶子」
ホームアローン

ホームアローンのケビンは前日のトラブルで1人家に残されてしまいお留守番をしていました。

そこへ泥棒が2人入り込んでくるのですが、いろいろなトラップをかけて泥棒を追い出す面白いお話ですね。

まさか、主役のケビンの声が矢島晶子さんだとは…。びっくりです。

怪盗グルーの月泥棒のイディス役

2つ目に紹介するのは2010年に公開された映画「怪盗グルーの月泥棒」。
怪盗グル

怪盗グルーの月泥棒は私も見ましたが、すっごく面白かったです。

矢島晶子さんは三姉妹のイディス役で、騒動を巻き起こすかわいい役を演じていました。

↓イディス。
イディス

声が全然違ってびっくりします。「クレヨンしんちゃんの声を演じた人だよ。」といわれないと気づかないです。

ショートアニメスヌーピーのチャーリー・ブラウン役

3つめに紹介するのは2015年に放送開始した「ショートアニメスヌーピー」。

矢島晶子さんは、このシリーズでチャーリー・ブラウンの声を担当しています。平成音楽大学の教員紹介ページでも、出演作品に『スヌーピー』チャーリーブラウンが挙げられています。

「え、クレヨンしんちゃんの声と全然違う!」とやはりびっくりします。

どのキャラも声がすっごく合っています。

矢島晶子さん、素晴らしい声優さんですね。
 
 

この記事で確認した情報の出典

降板の経緯とプロフィール、現在の所属は、次のページを開いて確認しました。

以上、今回は

  • 矢島晶子はしんちゃん降板で引退した?
  • 矢島晶子の年収は公表されている?
  • 矢島晶子が演じた代表的なキャラクター

について紹介しました。

矢島晶子さん、クレヨンしんちゃんお疲れ様でした。

後世にもずっと矢島晶子さんの演じた声は残っていきますもんね。

これからも応援しています。