新しい朝ドラ「半分、青い」が始まりましたね。
第1週(4月2日~6日)は話を骨子を作る大切な週でした。どんなあらすじなのかお伝えします。
第1週 生まれたい
1971年の岐阜県の架空の町のふくろう町が舞台です。
家族で食堂を営む楡野晴(にれのはる)(松雪泰子)と宇太郎(滝藤賢一)の元に赤ちゃんがやって来ました。
晴には腎臓病があり、子供は諦めていましたが産む決心をします。
このドラマのヒロインはお腹の中の赤ちゃん。
お腹を蹴ると両親が喜ぶので調子にのって暴れまわった結果へその緒は首に二重に巻き付いてしまいました。
そんなある日、陣痛が来た晴(松雪泰子)はタクシーで夫の宇太郎(滝藤賢一)とともに急いで病院へ向かいます。
しかし、分娩台に上がっても赤ちゃんは、なかなか降りてきません。それどころか赤ちゃんは途中で寝てしまいます。
病院について半日ほど経ってもまだ生まれません。
苦しむ晴に、医師の貴美香(余貴美子)は、へその緒が二重に巻き付いているから帝王切開も視野に入れていると伝えます。
晴はお腹に傷がつくのを嫌がります。あまりに生まれないので食堂を切り盛りする宇太郎の父・仙吉(中村雅俊)と母・廉子(風吹ジュン)も病院に駆けつけました。
晴が分娩台を占領している間、待ち合い室にいた町内で写真館を営む萩尾和子(原田知世)にも陣痛が来ていました。廊下にパーティションを立ててするりと男の子を産みました。
和子の赤ちゃんの産声を聞くと、晴の赤ちゃんも降りてきたので、貴美香もお腹を押さえ込むとやっと赤ちゃんは元気に生まれてきました。女の子です。
同じ日に同じ病院で二人は生まれました。二人は生まれた時からそばにいる、特別な存在として育っていきます。
晴は分娩台を占領してしまって申し訳なかったと和子に手作りのおしめを一つ持っていきました。
晴は大部屋でしたが、和子は特別室です。
和子は貸しおしめ(洗濯、新しいおしめの交換等全てやってくれるサービス)を利用するので手作りのおしめは不要でした。
和子の部屋には律という名付けの紙が貼ってありました。
晴はそれを見て自分の子どもに名前をつけるのを忘れていたことに気付きます。
晴は忘れていても祖父の仙吉は孫の名前をずっと考えていました。
自分達のつくし食堂から名前をとってつくしちゃんはどうかと宇太郎を介してに伝えていました。
晴はいまいちピンとこなかったので一晩寝てから考える事にしました。
翌朝晴は雀の鳴き声で目覚め、窓の外を見てはっとしました。
赤ちゃんの名前は鈴愛ちゃんに決まりました。
やがて1980年になります。鈴愛(矢崎由紗)は天真爛漫でやんちゃな小学3年生に、そして律(高村佳偉人)は、物静かでだが心優しい少年になっていました。
鈴愛は三途の川を挟んで糸電話でおばあちゃんと話すことを最終目標にして、まずは木曽川を挟んで、釣糸を使った糸電話に律と挑戦します。
人手がいるので同級生のブッチャー(大竹悠義)や菜生(西澤愛菜)を巻き込み、川を挟んでの糸電話は成功します。
しかし、虻が電話中に近づいたので鈴愛達の糸電話の釣竿が倒れ、それが律の方にも伝わり、律は川に落ちてしまいます。
律は喘息があるから鈴愛達は大慌てで律を背負って家まで送ります。
家に帰ると律は水に濡れたことではなく、鈴愛に、背負わせて帰ってきたことを叱られました。
その場は丸く収まり、鈴愛達はココアをごちそうになって帰ります。
家に帰っても律が川に落ちたことを鈴愛は母に伝えず、翌朝言いました。
早く言いなさいとしかられているときに律の母和子は朝からつくし食堂を訪れてきたのでした。
まとめ
話の骨子となる第1週のあらすじはいかがでしたか?
鈴愛の生まれた日に律も生まれたなんて運命的なものを感じますよね。二人の関係はふくろう町に住んでいる高校時代までで終わらずにどこまでつながっていくのか気になりますよね。
鈴愛がおばあちゃんになるくらいまで二人はつながっていくのでしょうか?
そして律と鈴愛だけでなくブッチャーたち同級生たちとの関係も気になりますよね。
小さなふくろう町の物語だったのがどんな広がりを見せるのか今後に期待したいところです。