この間、知り合いの大学生と「旅行するならどこがいいか」という話をしていたところ、彼女は「香川県にある心臓音のアーカイブに行きたい。どうしても行きたくてウズウズしている!」とのこと。

香川県と言えば「うどん」のイメージですが、彼女にとってはうどんは二の次。

それほど彼女を魅了する「心臓音のアーカイブ」について気になったのでいろいろと調べてみました。

どんなところか聞いてみたところ、世界中の知らない人の心臓の音をアート作品として取り上げている美術館なんだそうです。

瀬戸内海や美しい浜辺を見ながら心臓の音を聴くことができるそう。

そこで今回は、心臓のアーカイブのアクセスなどの基本情報や行った人の感想などをまとめてみました。



スポンサーリンク
 


心臓音のアーカイブの所要時間やアクセス方法は?

心臓音のアーカイブは香川県の「豊島(てしま)」という離島にあります。

心臓音のアーカイブのある豊島の位置

どうして離島に個性的な美術館ができたのでしょうか?

心臓音のアーカイブとはどのような美術館なんでしょうか?

美術館の紹介と基本情報、アクセス方法についてご紹介します。

香川県豊島の心臓音のアーカイブ

心臓音のアーカイブとは?

心臓音のアーカイブはクリスチャン・ボルタンスキー氏が集めた9ヵ国・約1万5千人の心臓の鼓動の音を聴くことができる体験型の美術館です。

クリスチャン・ボルタンスキー氏はフランス人芸術家で、2008年から心臓の音を収集し恒久的に保存、公開する活動を行っています。

心臓音のを保存しているクリスチャン・ボルタンスキー

クリスチャン・ボルタンスキー氏によると豊島は「非常に静かな場所で愛する人の心拍を聞くことができる」という心臓音を聴くことにぴったりな環境だそう。

館内は
「ハートルーム」
「リスニングルーム」
「レコーディングルーム」

の3のコーナーに別れています。

心臓音のアーカイブのホームページによると館内を回る所要時間は30分程度だそうです。

ではそれぞれのコーナーをご紹介していきますね。
 

「ハートルーム」は心臓音を聴くことができる部屋。

心臓音のアーカイブのハートルーム

防音扉で外と区切られていて、部屋の中では非常に大きな音で心臓音が再生されています。

長細い部屋の両側には大小の鏡がランダムに設置され、天井には電球がぶら下がっています。

真っ暗な部屋の中で再生される心臓音の強弱や鼓動の速さによって電球が点滅する仕掛けです。
 

「リスニングルーム」ではパソコンを使って録音された心臓音を聴くことができるスペース。

心臓音のアーカイブのリスニングルーム

ランダムに再生したり、録音時に割り当てられるナンバーで検索して再生することができます。

海が見えるところのパソコンが設置されているので、海を眺めながら心臓音を聴くことができます。

また、録音した当時のコメントも閲覧することもできますよ。
 

「レコーディングルーム」は自分の心臓音を録音するコーナー。

心臓音のアーカイブのレコーディングルーム

録音した心臓の音は保存され1540円でCDブックレットにする事も可能です。

録音方法は、聴診器にマイクがついたものを自分の左胸に当てるというシンプルな方法。

レコーディングルームで自分の心臓音を録音する時間は5分から10分程度で終わり、ハートルームで聴くこともできるそうです。

保存には日付・国・氏名と一緒にコメントも記録する事ができます。

基本情報

開館時間

3月1日~10月31日の期間は10:00から17:00

11月1日~2月末までの期間は10:00から16:00

休館日

3月1日~10月31日の期間は火曜日

11月1日~2月末までの期間は火曜日・水曜日・木曜日

ただし、上記の休館日が祝日の場合は開館。

月曜日が祝日の場合は火曜日も開館です。

料金

入場料金は510円(15歳以下は無料)

心臓音の登録料・CDブックレット代金は1540円になります。

 
心臓音のアーカイブ外観

心臓音のアーカイブへのアクセス方法!バスについても

離島に作られた心臓音のアーカイブへはどのような手段で行けばいいのでしょうか?

アクセス方法についてご説明したいと思います。

まずはフェリーに乗るために香川県の高松港へ行きましょう。

高松港から豊島の家浦港までは豊島フェリー高速船で35分

家浦港から心臓音のアーカイブへは次の3つのアクセス方法があります。

  • 豊島シャトルバスに乗り、唐櫃港から徒歩15分
  • 豊島シャトルバスに乗り、唐櫃港から自転車(約5分)
  • 家浦港から自転車(約30分)

心臓音のアーカイブへの行き方

家浦港から唐櫃港までは豊島シャトルバスで17分。

40分間隔で島内を周回するしています。

唐櫃港のバス停から松林の中と海岸沿いを15分歩くと「心臓音のアーカイブ」に到着します。

唐櫃港から自転車では5分程度です。

心臓音が作品の美術館

またはバスに乗らずに家浦港でレンタルサイクル(4時間1000円)を利用して20分から30分程度で行くことも可能。

上り坂や下り坂がありますが海を見ながらサイクリングするのは気持ちよさそうです。

心臓音のアーカイブへのアクセス方法

心臓音のアーカイブで録音した有名人は誰?

特別な体験ができる美術館には有名人も来館しています。

実際に録音した有名人は、北野武さん
心臓音のアーカイブに録音した北野武

そして松任谷由実さんです。
心臓音のアーカイブで録音した松任谷由実

どんな心臓音なのか、どんなコメントを残しているのか体験してみたいですね。

心臓音のアーカイブへ行った人の感想や口コミを紹介!

心臓音のアーカイブへ行った人の感想を探してみると、圧倒的に多かった感想が「怖い」でした。

館内に入ると周辺の綺麗な風景と逆の真っ暗な空間で大音量の心臓音が流れるという状況に驚く人も多いようです。

一通り回って外へ出ると生きていることを実感したと思う方もいるようです。

↓行った人の感想ツイートはこちらです。
心臓音のアーカイブのツイート

心臓音のアーカイブに行った感想

「録音してから数年後に訪れると理解できるアート。」という感想も。

一度では心臓音のアーカイブの魅力が分からないのかもしれませんね。
 
 

以上、心臓音のアーカイブについてまとめてみました。

瀬戸内海の島々風景や文化の中にアートを取り入れる事で特別な価値を生み出す事をコンセプトとした「ベネッセアートサイト直島」という取り組みを行っています。
の一環で建設された美術館です。

心臓音のアーカイブ以外にも豊島美術館などの現代アートが広がっています。

瀬戸内海の島々や海の風景、静かな環境も心臓音のアーカイブの価値を引き出していて、島全体がアート作品のようになっていると思います。

自分の心臓音がアート作品として保存して、数年後に聴いてみたいと思いました。